DVDをレンタルしようと、お店の新作映画の棚で見つけました。
「中東版セックス・アンド・ザ・シティー」という店のコピーに、中東女性の日常って
どんな感じなのか?とレンタル決定。
「セックス・アンド・ザ・シティー」がニューヨークの女性の日常とは思わないけれど・・・。
アラブの国といっても、途中までどこの国の映画か知らず、
オープニングの文字から「アラビア語だなぁ」とか
「あれ、キリスト教なの?」とか
「女性のファッションの露出度が高いなぁ~。キャミソールなんていいの?」
「フランス語も通用するの?」
というころから、DVDの表を確認しレバノン映画ということがわかりました。
「それ、遅すぎ~、最初に確認しておきましょう」ですね。
レバノンは、人口の30%がキリスト教諸派、70%はイスラム教諸派で、
アラビア語を話すがフランス語も広く通用するとのこと。
そういう意味では中東の国の中でちょっと異色ですね。
主演の女優さんの美人でセクシーなこと、肉感的なエキゾチック・ビューティー
何と!この方、ナディーン・バラキーさんは主演・脚本・監督をも務める才色兼備なお方です。
****************
キャラメル Caramel
****************
< ストーリー >
レバノンの首都ベイルートの小さな美容院&エステサロンを舞台に、
20代から60代の世代の異なる5人の女性が、夫々悩みを抱え、互いに支え助け合う。
結婚を心待ちにする両親に嘘をつき、不倫相手に振り回される30代のラヤール。
結婚を間近に控え、フィアンセに過去を打ち明けられない20代のイスラム教徒ニスリン。
男嫌い?というか長い髪の美しい客に心魅かれる20代のリマ。
女優を目指すも、女性としての衰えを感じ焦る年齢不詳のジャマル。
認知症の姉を抱え、思いを寄せる男性との付き合いを諦める60代独身のローズ。
アラブの国ではむだ毛の脱毛にキャラメルを使うのね?!
キャラメルを滑らかに練って少し冷まし、ペースート状になったものを肌にのせて広げ
一気に剥がす・・・めちゃくちゃ痛そう お肌は痛まないのかしら?
そういえば、エジプト出身タレントのフィフィさんもテレビでエジプトの脱毛は飴を使うと言ってたっけ。
このタイトル、「おいしい砂糖でも人を焦がして痛めつけてしまうことがある」という意味だそうです。
アラブの国々って、よく知らないが故に変な先入観を抱きがちです。
レバノンの歴史をちょっと調べてみたら・・・
第一次世界大戦後フランス委任統治領となり、第二次大戦中独立、リゾートとして発展するも、
1970年パレスチナ解放機構が本部置いて以降、内戦、イスラエルの攻撃、シリアの支配下に入ったり、
首相の暗殺、ヒズボラがらみのイスラエル侵攻、新米派と新シリア派の対立など、つい最近まで
ずっと戦火にまみれていたのですね。
仕事を持ち、恋をし、いろんなことで悩む彼女達を見ていると、そんなレバノンの状況は
全く感じられず、国や宗教・文化・状況が違っても、人の悩みって似たようなものなんだなぁと
改めて実感し、何となくほっとしたのでした。
まだまだ因習やモラル・家族に縛られている彼女達の未来が、明るいことを祈りたい。
ドラマチックなことが起こるわけではないけれど、
全く異なる文化の中で暮らす等身大の女性たちが頑張る姿、なんだか好きな映画です。
***** 見た 映画 *****
9月1日 「ダウト あるカトリック学校で」DVD メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン、
エイミー・アダムズ主演
「中東版セックス・アンド・ザ・シティー」という店のコピーに、中東女性の日常って
どんな感じなのか?とレンタル決定。
「セックス・アンド・ザ・シティー」がニューヨークの女性の日常とは思わないけれど・・・。
アラブの国といっても、途中までどこの国の映画か知らず、
オープニングの文字から「アラビア語だなぁ」とか
「あれ、キリスト教なの?」とか
「女性のファッションの露出度が高いなぁ~。キャミソールなんていいの?」
「フランス語も通用するの?」
というころから、DVDの表を確認しレバノン映画ということがわかりました。
「それ、遅すぎ~、最初に確認しておきましょう」ですね。
レバノンは、人口の30%がキリスト教諸派、70%はイスラム教諸派で、
アラビア語を話すがフランス語も広く通用するとのこと。
そういう意味では中東の国の中でちょっと異色ですね。
主演の女優さんの美人でセクシーなこと、肉感的なエキゾチック・ビューティー
何と!この方、ナディーン・バラキーさんは主演・脚本・監督をも務める才色兼備なお方です。
****************
キャラメル Caramel
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< ストーリー >
レバノンの首都ベイルートの小さな美容院&エステサロンを舞台に、
20代から60代の世代の異なる5人の女性が、夫々悩みを抱え、互いに支え助け合う。
結婚を心待ちにする両親に嘘をつき、不倫相手に振り回される30代のラヤール。
結婚を間近に控え、フィアンセに過去を打ち明けられない20代のイスラム教徒ニスリン。
男嫌い?というか長い髪の美しい客に心魅かれる20代のリマ。
女優を目指すも、女性としての衰えを感じ焦る年齢不詳のジャマル。
認知症の姉を抱え、思いを寄せる男性との付き合いを諦める60代独身のローズ。
アラブの国ではむだ毛の脱毛にキャラメルを使うのね?!
キャラメルを滑らかに練って少し冷まし、ペースート状になったものを肌にのせて広げ
一気に剥がす・・・めちゃくちゃ痛そう お肌は痛まないのかしら?
そういえば、エジプト出身タレントのフィフィさんもテレビでエジプトの脱毛は飴を使うと言ってたっけ。
このタイトル、「おいしい砂糖でも人を焦がして痛めつけてしまうことがある」という意味だそうです。
アラブの国々って、よく知らないが故に変な先入観を抱きがちです。
レバノンの歴史をちょっと調べてみたら・・・
第一次世界大戦後フランス委任統治領となり、第二次大戦中独立、リゾートとして発展するも、
1970年パレスチナ解放機構が本部置いて以降、内戦、イスラエルの攻撃、シリアの支配下に入ったり、
首相の暗殺、ヒズボラがらみのイスラエル侵攻、新米派と新シリア派の対立など、つい最近まで
ずっと戦火にまみれていたのですね。
仕事を持ち、恋をし、いろんなことで悩む彼女達を見ていると、そんなレバノンの状況は
全く感じられず、国や宗教・文化・状況が違っても、人の悩みって似たようなものなんだなぁと
改めて実感し、何となくほっとしたのでした。
まだまだ因習やモラル・家族に縛られている彼女達の未来が、明るいことを祈りたい。
ドラマチックなことが起こるわけではないけれど、
全く異なる文化の中で暮らす等身大の女性たちが頑張る姿、なんだか好きな映画です。
***** 見た 映画 *****
9月1日 「ダウト あるカトリック学校で」DVD メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン、
エイミー・アダムズ主演