映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

ウォンテッド  WANTED

2008-09-25 | 映画 あ行
実は公開前(9月20日)に記事をアップしたくて久々に先行上映へ
なのに・・・17日に「おくりびと」を見たばっかりにそちらの記事を先にアップ。
「ウォンテッド」が後回しになってしまいました。

予告編でスゴク、すご~く興味を惹かれたこの作品。
最近の予告編ってなかなかの盛り上げ上手。
以前「ジャンパー」の予告で期待膨らみ過ぎたのか、見てがっかりした時の悪夢が蘇る。
「ハンコック」も、意図的にシャーリーズ・セロンを出さず、
ウイル・スミスの明るいキャラヒーロー物?なんて勝手に暴走してしまったしなぁ~・・・
果たして今回は大丈夫?

         

 * 覚醒せよ、新次元へ。 *
   

映画を見終わってから、頭がふわりふわり
覚醒を通り越して、目、めまいが~?
おいおい、ポケモン症候群じゃああるまいな~?
「お部屋を明るくして、一定距離を保ってね」って映画館じゃあ無理
一生懸命目を凝らして見すぎたかも・・・ちっちゃい子供じゃあるまいし?


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     ウォンテッド  WANTED


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最近ファンタジー映画がなりを潜めたと思ったら・・・コミック原作ヒーローものが相次いで公開。
この映画はグラフィック・ノベル原作ですって。 ん?
グラフィック・ノベルって何ですか???コミック?、小説?漫画ってことですか???
カタカナ使わず分かりやすい表記を求めます
コンフィチュールってジャムでしょ!ドルチェってデザートだよね。(言い換えてもカタカナ・・・)
コンシェルジュ(案内係)って、コンセッション(売店)って、何じゃらほい~?
カタカナ使たらええのんかい?
少々八つ当たり気味・・・


 < ストーリー > シネマトゥデイさんより

恋人にも友人にも裏切られ、いいように利用され、上司の女性からもガミガミ言われ、
自分の人生にうんざりしているウェズリー(ジェームズ・マカヴォイ)。
そんな彼の前に突如現れた謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)。
ウェズリーの亡き父が秘密の暗殺組織の一員で、
すご腕の暗殺者だったが殺害されたという事実告げる。
訳もわからず組織に連れて行かれ、ウェズリーは組織を継承する立場にあると言い……。


秘密結社もアメリカ映画の大好きなテーマの一つ。
ナショナルとレジャーの「フリーメイソン」、
ジャンパーの「パラディン」
ダ・ビンチコードの「テンプル騎士団」
現在撮影中?の天使と悪魔(「ダ・ビンチコード」の前作)に出てくる「イルミナティー」
グッド・シェパードの「スカル・アンド・ボーンズ」
そして本作は1000年の歴史を持つ「フラターニティー」

「フラターニティー」って、ギリシャ文字のアルファやデルタ、オメガなんかを名称に付けた
大学の友愛組織じゃなかったっけ?
それ以外にも、同業者組織にもfraternityを使うのですね。


「アキレスの時代以来、神に変わり『運命の意思』を実践してきた秘密の暗殺組織“フラタニティ”。
羊のように群れて生きるか、それとも潜在意識のなかの狼を目覚めさせるか、
逃れようとしても無駄だ、すでに運命は選択されているのだ。
我々の目的は世界の秩序を守ること。“1を倒して、1000を救う”君は我々の最後の望みだ。
今こそ、その能力を覚醒させなければならない。さあ、仲間になろう」
って、この組織は何なんだー?
か、神に変わってだ~~!?大きく出たね~。
「月に変わって、おしおきよ~」ってセーラームーンかい?
どこかからの指令?織物工場の糸の織りにあるって・・・飛ばした網目の暗号が暗殺指令?!
「1を倒して1000を救う」とフォックスの組織加入のいきさつ話を聞いたとき、
トム・クルーズ主演、スピルバーグ監督の近未来映画「マイノリティ・レポート」を思い出しました。
起こってもいない犯罪のために抹殺されるのは、やっぱり納得いかんよね。
深く追求するのは止めましょう。
この映画はあ・く・ま・でアクションを楽しむ映画です。ハイ。


「ハエの羽を撃て」ってまるで宮本武蔵やね。箸で挟むのとどっちが難しいのかしら?

暗殺集団の一員になる為に、特訓・特訓また特訓
殴る・蹴る・刺す、まるでサンドバッグ状態。
回復風呂で回復しても、またぞろサンドバッ~グ。いやぁ~、めっちゃ痛そう
回復風呂ってパラフィンパックみたいじゃない?超高性能高圧酸素室みたいなもんかしら?
私も回復風呂入って、元気ハツラツ~になりたいよ。


全編こんなのあり?の連続。アドレナリン、ドバーと出まくりです。
弾道が曲がる・・意志の力で曲げろってあ~た
大音響とこれでもかこれでもかというありえないアクションの連続

見終わって何かが残るわけでも、感動があるってわけではなく、
大スクリーンでアクションを楽しまんかいって映画です。
監督は・・・ロシア人?ほぅ、虎退治のプーチンも真っ青だぜ。


アンジェリーナ・ジョリーはこういう怖い顔したアクションが似合うな~
笑顔を見せられても裏があるやろ?と勘繰らずにいられないような役、いいね!
アンジェリーナの目力はスゴイ!
あんな目で見られたら「蛇ににらまれた蛙」身動きできないよ、固まる
アンジー扮するフォックスだけが「フラターニティー」の掟を守ったんだね。
モーガン・フリーマンには騙されたよ・・・


ジェームズ・マカヴォイの快進撃は凄いですね~。
「ナルニア国物語」
「ラスト・キング・オブ・スコットランド」・・・人食いアミンにとんでもない目に、これも痛そうでした。
「つぐない」ではキーラ・ナイトレーとのラブシーン。
そして本作、次々と主役です。

最初は風采の上がらない情けない奴。悪くないのに「アイム・ソーリー」が口癖
ところが・・・日頃鍛えていらっしゃる?服の上からでは想像できないほどのマッチョ
最後には筋肉隆々で顔つきも別人のよう、
しっかりクールな殺し屋の風貌になってはりました役者やなぁ。

おぉ、懐かしのテレンス・スタンプ。枯れて渋い!


質問です。
あの紡績工場やフラターニティーの本部のロケ地はどこなのでしょう?
御存知の方いらっしゃいましたら、お手数ですがお知らせくださいませ



それにしても話題の人を吹き替えとかプロモーションに使うの、もう止めませんか?
DAIGO(竹下元首相の孫)のプロモーション活動ははっきり言ってマイナスです。キッパリ!
プレミア試写の様子や彼のCMで、予告編で作り上げたイメージが完全に壊れたように思います。
何故DAIGO?
映画とイメージ合わんでしょう?


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