先週涙を呑んだ、スイニー・トッド。
今週火曜日、行ってきました!
もちろん通常スクリ~ン。
いつもは映画を見ながら飲み食いはしないんだけれど、
お昼を食べる時間が無かったので
おにぎりにコーヒー(合わんなぁ~)買って入ろうとしたら、
「外でお求めになったものは、当劇場ではご飲食できませんので、 かばんにおしまい下さい」
って注意されてしまいました。
いつからそんなルールになってたん?
「コ、コンセッション」って、いつから「売店」と呼ばなくなったん?
「売店」でええやんか!
カタカナ使うたらええんちゃうぞー
と突っ込みを入れながら・・・
TOHOシネマズ海老名の仇を109MM横浜で。
オドロオドロしい「スイニー・トッド」へ、いざ出陣!
***************************
スイニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 2008
SWEENEY TODD
THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
***************************
オープニングから何ともオドロオドロしい・・・
な~んの前情報も無く見たのですが・・・
元々は、19世紀イギリスで1ペニーで買えるペニードレッドフルという、
ゾッとする話しを集めた廉価な小冊子に掲載されたもので、
新聞に載った実際の事件をもとに1847年トーマス・プレストが書いたもので
人気を博したらしい。
当時は似た様な話が他でもあったらしく、その後舞台劇、映画、ブロードウェーミュージカルへと
演じ続けられている。
日本でも宮本亜門演出、市村正親、大竹しのぶ出演の舞台をやってたんですね。
知らんかった~。
ホラーミュージカルと銘打っていたので「どうなのよ?」と見てみたら、
まるでギリシャ悲劇を見るような、なんとも切ない気持ちになりました。
ギリシャ悲劇は、
「何でこんな不幸なことになってしまうのよ?」
横恋慕あり、
断腸の思いで娘を生贄として差し出したり、
父と知らずに殺してしまったり、
憎み、復讐・・・
という救いようのない人間の業の物語。
スイニー・トッドは、
妻に恋した権力者判事の横恋慕で、いいがかりをつけられ、
妻と娘を奪われ、総てを失い、
憎しみだけを生きる糧に、復讐に総てをかける。
何の関係も無い人をも「人はすべて罪人だ」と殺し、人肉パイの材料にする。
気がふれて変わり果てた妻を、そうとは知らず殺し、
妻が生きていたことを隠していたミセス・ラベットの
自分を慕う気持ちにも気付かず手にかけ、
自分の娘をも、そうと知らず危うく殺しそうになる。
やっとの思いで判事を殺し復讐を遂げた時、
妻を殺してしまっていたことに気付く。
人を呪わば穴二つ。
二つどころか、とんでもない数の穴だろうけれど、
自分も妻の亡骸を抱きつつ、刺されてしまう。
とってもギリシャ悲劇してます。
切ないなぁ~。やるせないなぁ~。
ジョニーも、アラン・リックマン(スネイプ先生、横恋慕はいかんよ~)も、
ミュージカル~というより、台詞がそのまま歌になっていくという唄い方で、
ミュージカルであるが故に、
血しぶき飛びまくりでも、オドロオドロしいだけの、ただのホラーにならず、
見ごたえのある映画になった気がします。
アラン・リックマンは「ダイ・ハード」1作目の悪役でしたね。
渋~い、好きな俳優さんの一人です。
イタリア人理髪師ピレリを演じていたのは、
おバカコメディー「ボラット」でおかしなカザフスタン人をやっていたサーシャ・バロン・コーエン!?
まるで別人です。
えっ、サーシャ・コーエンって
ロシア系アメリカ人のキュートなフィギアスケート選手と同じ名前じゃない?
それにしても、
「ジョニー、一体あなたはどこに向かって行こうとしてるの?」
自分で出演作品を選んでいるってことらしいけれど、
ちょっと偏ってないかい?
いくらデビュー作が「エルム街の悪夢」でフレディーに殺される役だったからって、
原点に回帰しなくてもいいんじゃないの?
このままじゃ、
敬愛するマーロン・ブランドーみたいに
遺伝子操作で変な生き物を創るドクターモローとか、
チョコレート工場でウォンカの父を演じたドラキュラ俳優クリストファー・リー路線ですぞ。
(「ロード・オブ・ザ・リング」のサルマンもやってましたね)
ここらでイメチェンを図って、びっくりさせてもらいたいなぁ~。
109シネマズMM横浜では、ジョニデとティム・バートン監督の
過去のカタログ販売をやってました。
な、なんと、先週投稿した「妹の恋人」のカタログは¥4200なり~。
手が出ませんでした。
カタログってそんなに高くなることあんのね?
学生時代からためたカタログは、実家に置きっぱだったのですが、
阪神大震災時、壁のひび割れから雨が漏り、
すべておじゃん(死語?)パァ~になりました
****** 今週見た映画 ******
1月 28日 「ショップガール」 ビデオ スティーブ・マーティン、クレア・デ-ンズ
「パリ・ジュテーム」 DVD
1月 29日 「スイニー・トッド」
1月 31日 「ボラット」
今週火曜日、行ってきました!
もちろん通常スクリ~ン。
いつもは映画を見ながら飲み食いはしないんだけれど、
お昼を食べる時間が無かったので
おにぎりにコーヒー(合わんなぁ~)買って入ろうとしたら、
「外でお求めになったものは、当劇場ではご飲食できませんので、 かばんにおしまい下さい」
って注意されてしまいました。
いつからそんなルールになってたん?
「コ、コンセッション」って、いつから「売店」と呼ばなくなったん?
「売店」でええやんか!
カタカナ使うたらええんちゃうぞー
と突っ込みを入れながら・・・
TOHOシネマズ海老名の仇を109MM横浜で。
オドロオドロしい「スイニー・トッド」へ、いざ出陣!
***************************
スイニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 2008
SWEENEY TODD
THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
***************************
オープニングから何ともオドロオドロしい・・・
な~んの前情報も無く見たのですが・・・
元々は、19世紀イギリスで1ペニーで買えるペニードレッドフルという、
ゾッとする話しを集めた廉価な小冊子に掲載されたもので、
新聞に載った実際の事件をもとに1847年トーマス・プレストが書いたもので
人気を博したらしい。
当時は似た様な話が他でもあったらしく、その後舞台劇、映画、ブロードウェーミュージカルへと
演じ続けられている。
日本でも宮本亜門演出、市村正親、大竹しのぶ出演の舞台をやってたんですね。
知らんかった~。
ホラーミュージカルと銘打っていたので「どうなのよ?」と見てみたら、
まるでギリシャ悲劇を見るような、なんとも切ない気持ちになりました。
ギリシャ悲劇は、
「何でこんな不幸なことになってしまうのよ?」
横恋慕あり、
断腸の思いで娘を生贄として差し出したり、
父と知らずに殺してしまったり、
憎み、復讐・・・
という救いようのない人間の業の物語。
スイニー・トッドは、
妻に恋した権力者判事の横恋慕で、いいがかりをつけられ、
妻と娘を奪われ、総てを失い、
憎しみだけを生きる糧に、復讐に総てをかける。
何の関係も無い人をも「人はすべて罪人だ」と殺し、人肉パイの材料にする。
気がふれて変わり果てた妻を、そうとは知らず殺し、
妻が生きていたことを隠していたミセス・ラベットの
自分を慕う気持ちにも気付かず手にかけ、
自分の娘をも、そうと知らず危うく殺しそうになる。
やっとの思いで判事を殺し復讐を遂げた時、
妻を殺してしまっていたことに気付く。
人を呪わば穴二つ。
二つどころか、とんでもない数の穴だろうけれど、
自分も妻の亡骸を抱きつつ、刺されてしまう。
とってもギリシャ悲劇してます。
切ないなぁ~。やるせないなぁ~。
ジョニーも、アラン・リックマン(スネイプ先生、横恋慕はいかんよ~)も、
ミュージカル~というより、台詞がそのまま歌になっていくという唄い方で、
ミュージカルであるが故に、
血しぶき飛びまくりでも、オドロオドロしいだけの、ただのホラーにならず、
見ごたえのある映画になった気がします。
アラン・リックマンは「ダイ・ハード」1作目の悪役でしたね。
渋~い、好きな俳優さんの一人です。
イタリア人理髪師ピレリを演じていたのは、
おバカコメディー「ボラット」でおかしなカザフスタン人をやっていたサーシャ・バロン・コーエン!?
まるで別人です。
えっ、サーシャ・コーエンって
ロシア系アメリカ人のキュートなフィギアスケート選手と同じ名前じゃない?
それにしても、
「ジョニー、一体あなたはどこに向かって行こうとしてるの?」
自分で出演作品を選んでいるってことらしいけれど、
ちょっと偏ってないかい?
いくらデビュー作が「エルム街の悪夢」でフレディーに殺される役だったからって、
原点に回帰しなくてもいいんじゃないの?
このままじゃ、
敬愛するマーロン・ブランドーみたいに
遺伝子操作で変な生き物を創るドクターモローとか、
チョコレート工場でウォンカの父を演じたドラキュラ俳優クリストファー・リー路線ですぞ。
(「ロード・オブ・ザ・リング」のサルマンもやってましたね)
ここらでイメチェンを図って、びっくりさせてもらいたいなぁ~。
109シネマズMM横浜では、ジョニデとティム・バートン監督の
過去のカタログ販売をやってました。
な、なんと、先週投稿した「妹の恋人」のカタログは¥4200なり~。
手が出ませんでした。
カタログってそんなに高くなることあんのね?
学生時代からためたカタログは、実家に置きっぱだったのですが、
阪神大震災時、壁のひび割れから雨が漏り、
すべておじゃん(死語?)パァ~になりました
****** 今週見た映画 ******
1月 28日 「ショップガール」 ビデオ スティーブ・マーティン、クレア・デ-ンズ
「パリ・ジュテーム」 DVD
1月 29日 「スイニー・トッド」
1月 31日 「ボラット」