ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

卒業

2007-03-23 04:42:13 | Weblog
 快晴だった。羊蹄山やアンヌプリのニセコ連峰、素晴らしい眺めだった。昼間の平均気温は3~5度だが20度に感じるほど暖かい。それにしても雪の白さと空の青さが一段と引き立つ。そこに春の日差しが差し込む、春だーーー。
 羊蹄山もいいがアンヌプリのニセコ連峰もいい。アンヌプリも見る位置によって大きく形を変える。でも、豊里、近藤地区からみるアンヌプリが一番美しいと思う。行ったことはないがちょっとマッターホルンにも似ているような気がする。アンヌプリが、ちょっとマッターホルンにも似ていることから別名『ちょっと待った!ホルン』と呼ぼう。
 午前中、近藤小学校の卒業式に参加した。学校評議員をやっているため、本当は来賓席に座らなければならないが、俺はそんな席は嫌いで父兄と一緒に最後列で式を見ていた。会場が暗くなり、ステージの幕が開くと卒業生2名が立っている。もうポロポロだった。特に最後の頃、卒業生が両親に手紙を読み、それにオヤジが応える会話は泣かせた。この卒業式、どれだけ練習したのだろう。卒業生、在校生とのやりとり等、実にスムーズ、立派な式典だ。
 タダ、不満が一つ。国家斉唱の時、生徒達の声が小さい。来賓のおじさん達のグループが一番声が大きかった。生徒のその後の歌を聴くと元気いっぱい大きな声で歌っている。何なんだ。大きな声で元気よく国家を歌わせないのか、歌いたくても声が出せないのか、何かがあるのか。
 昼はライオンズの集まりで昼食。ここでも国歌を歌い、2時間で2回も国歌を歌う。しかし、ライオンズの集まり、もっといい加減かなと思ったら、真面目な集まりだった。
 サラリーマンを辞めてから毎日つけていたネクタイを外した。もうネクタイとは縁の無い生活をしようかと、ネクタイは卒業しようと。しかし、最近はネクタイ着用の場に出ていくようになった。また、ネクタイをするのかな。
 3月23日朝、今日も快晴の予報だ。この眩しいニセコを体験させたいな。それにしても俺の涙は異常だな。何の関係ない卒業式なのに、男のくせに、いい年して、なんて言葉は当てはまらない。止められないので流しっぱなしだ。  
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