寂しいもんだ

▲久しぶりにコバホークの先輩にあたる、会社後輩のカガちゃんからメールが届いた。何となく嫌な予感があった。カガちゃんとは名古屋に転勤した頃､新入社員として配属され2年間仕事をした。1年後、ｈ君が転勤で来た。2人とも超エリートでh君は某有名国立大学の首席卒業とのことだった。お酒と山登りが好きで、名古屋時代も東京に戻ったときも山に誘われ、南・北アルプスの山々はほとんど登った。彼からの山登りの案内状で集合時間に集まって、連れて行ってもらったのだ。
▲そのｈ君が亡くなったとのメールだった。カガちゃんが俺の一回り下、その1年上がh君、63歳になったかならないかの年齢だ。未だ未だ若かったのだ。北岳を縦走後、中白根山あたりでザックを横に置いて､岩に寄りかかって眠っているところを別の登山者がおかしいと思い声を掛けたところなくなっていたとのことだ。
▲家族3人で遊びに来てくれた。子供さんが小学校5，6年の時だ。俺の家の囲炉裏バーに彼の子供がマジックで｢しょうXX君(カガちゃんの子供)といつかここにきてスキーするぞ｣と書いてあった。一家が帰った後、奥様とすぐに別れたことを知った。その時、h君が何か俺に言いたそうだったのは気付いて居たが別れるとは思わなかった。

▲酒は止め、日本語教師としてインドネシアに行っていたようだ。一旦帰り､再度行く予定でチケットも予約してあったという。カガちゃんに電話をしたら涙が出そうになった。一緒に羊蹄山でも登ろうと誘っておけば良かったかな。まあ、ショックだな。もう、どうしようもない。天国で誰にも遠慮せずに好きなお酒を呑んだら良い。しかし、寂しいもんだ。

9月9日朝。今日から3日間、鶴ちゃんご一行がゴルフしにやってくる。