最近 名刺交換して、話をする人の中に「憧れる人」が多いのです。
各種の団体の懇親会に出席し、初めてお会いするのですが、印象的な人が目立ちます。
「生き方、仕事、生活」へのこだわりを持っている人です。
経営者や営業責任者、技術者さまざまですが、皆さんざっくばらんです。
しかし こだわりがあります。
それをさりげなくお話しされます。さわやかな印象です。
これを「ダンディズム」と言うのでしょう。
谷村新司の曲に「ダンディズム」があります。
もう古いのですが、いい曲です。
ちょっと「きざ」と思っている谷村ですが、詞の内容がいいのです。
人生は束の間の祭り ひとを愛せよ ダンディズム
自分の、目標を一言で表現してくれています。
家族や周囲の人に対する今の想いです。
日本人が気恥ずかしくなる言葉「愛」ですが、今は受け入れようと思います。
また 谷村の曲で、聴くと胸がいっぱいになる曲があります。
太平洋戦争で子供を失った母の気持ちを歌った「群青」です。
君を背おい 歩いた日の
ぬくもり背中に 消えかけて
泣けと如く群青の海に降る雪
砂に腹這いて 海の声を聞く
待っていておくれ もうすぐ還るよ
田舎の母親を想い、子供が親より早く死ぬことの不幸はあってはならないと強く感じます。
同時に、娘四人の健康を願う父親でもあります。
画像は 谷村のCD
実家の玄関先(建て替えか残すか思案中)
毎日の中で、落ち込んだり、喜んだりしています。
ともするとルーズになりがちな生活を、何とか凛としたものにするために腹に力を入れています。
この年になると、大切なものが何かを考えるようになりました。短い人生をどう過ごすのかということです。お金はありませんが、家族や友人、まだ見ぬブログ上の友人の存在が嬉しいのです。
コメントありがとうございます。
この曲を知っている人がいらっしゃるとは、嬉しいですね。
あっという間に歳をとりました。
いまからでも、いい歳の取り方をしたいですね。
息子がいないのが、ちょっと残念です。
実家は築120年以上の古い家です。
使い勝手が悪く、設備も老朽化していますが、母親も私も愛着があり、建て替えか残すか迷っています。
「ダンディズム」いい曲ですね。詩もメロディーも今だから(この歳だから)理解できます。
この歌を聴くたびに私は男に生まれたかったなどと思うのです。
息子にこの歌を聴いてごらんといってもおそらくそっぽっぽをむくでしょう。けれどある年齢に達した時きっと理解できると思います。そのときはすでに人生も半ばを過ぎているのです。
人生はつかの間の祭り・・・何気なく過ぎ行く瞬間瞬間が大切な人生の一部、人を愛し許し認め、生きる時間を大切にというメッセージを私は受け止めました。
ご実家の玄関
我が家と似ています。我が家は私が嫁いできたときすでに築100年と聞かされていました。
改築に改築を重ね今も住んでいます。それがよかったかそうでなかったのか・・・といえば・・・やはり大地震を想定すると軽い屋根の家に新築すべきだったと思います。それがクリアできれば改築という選択肢もありますね。
コメントありがとうございます。
たしかに、親の意向も考える必要性はあります。
現在の古い家はそのままに、隣の宅地に建てられるかどうかも検討中で、設計士さんに可能性を調査してもらっています。
古民家を、そのままの利用については問題もあります。数回のリフォームあとの継ぎ目からの雨漏りや、基礎の補強などです。
いずれにしてももうすぐ決断をします。
アドバイスありがとうございました。
変更して新築しました。2組ともに両親が健在でしたから
生まれ育った家を越すのが嫌でそのまま残り生活していま
した。1組の父が病気になり入院し「家に帰りたい」と言
いながら亡くなりました。葬儀は町内の自治会館で行い、最後に家を見せたいとかで前を通り火葬場へ。残った小母さんも新築された家には入らず一人で生活をしていましたが、今は病院へ入院中です。私が考えるには亡くなって
息子さん夫婦の帰られるでしょう。「父ちゃんと苦労して
建てた家で壊すのがもったいない」と元気な頃、私に言ってられました。年末からその家も解体中です。
新築して新しい家に住んでもらうのも親孝行です。しかい親がどう思うかが大事ではないでしょうか。都会での生活から親の元へ帰られることはなによりの親孝行でしょう。現在の生活様式からは不便な間取り・様式でしょうが
もうしばらく、そのままではいかがでしょうか。