「まあちゃん」と数十年ぶりに会いました。
彼は、小学校の同級生。
「散髪屋」になっているとの話は聞いていました。
その友達を訪ねました。
事前に連絡せず、突然訪問して驚かせようと思ったのです。
年賀状の住所を頼りに、車で出かけました。
岡山市内の南のほうです。
同じ通りに散髪屋さんが3軒もあります。
店名がわからないため、どの店かわかりません。
勇を決して、ある店を訪ねます。
「競合店かもしれませんが、教えてください」と私。
「ああ、その人なら交差点近くのあの店でしょう」と親切な店主。
まさか、こんな激戦区に出店しているなんて。
教えられた、その店に入っても、お客も、友人も居ません。
しばらくして、子ども時代の顔にひげを生やした友人が現れました。
「まあちゃん」は驚きもせず、「来てくれたん」。
「うん、髪を切ってもらおうと思って」
それからは、友人の消息の報告会。
やはり、地元です。よく知っています。
驚いたのは、彼の子供が二人とも吹奏楽にハマっていたこと。
晩婚の彼の下の子供と私の四女が同い年。高校は異なりますが。
上の子がクラリネット、下の子がパーカッションだそうです。
市内の吹奏楽の事情にも詳しそうです。
音楽と縁のなかった「まあちゃん」と吹奏楽の話が弾みます。
奥さんともごあいさつ。
料金を負けてくれました。友達です。
彼も糖尿病と血圧と戦う世代でした。通院しているそうです。
お互いそんな年になっていました。
散髪に来る客も最盛期の半分とか、厳しい業界です。
定年退職後、友を訪ねるという「一つ」の行動パターンです。
懐かしく、気持ちいい会話で再会を約しました。
昔のオケ仲間が近所の貢献大学のクリニックの医者で来ていて、偶然診察してもらいました。その友人に「ガンだったら告知してくれ」と言っておきました。コレステロールと血圧との戦いが始まりました。食事量を減らし、毎日飢餓状態です。「饅頭・ケーキ」が食べたい!!
喫煙者ですので、ガンの方が心配です。
以前勤務していた会社の診療室の医師は、人間の体は、それほど器用ではないので、
糖尿や高血圧とガンの全部にはなりづらいといっていましたっけ。
ますます不安になってしまいます。(笑)