いくつかの「コンプレックス」がある私。
どうしようもないものと、何とかできるもの。
その一つの解消のために、出かけた先が「歯科医院」。
学生時代から、感じていた「コンプレックス」の一つが「知的偏差値」。
大学で会った数多くの「優秀な」仲間。
「高校時代から哲学書を読んでいた人」、「ロジカルに考え、話せる人」。
「文武に長けたひと」、「天が二物も三物も与えていたと思える人」。
社会人になってから、その人たちとの格差を、強烈に感じました。
ほかにも「肉体的な外観」、「田舎出身であること」などなど。
自分自身で何とかなることを放置していたのが、最悪の口腔状況。
「綺麗な歯並び」と定期的歯科診療を受けている人が「まぶしい」のです。
出張を伴う営業時代、10回以上の転勤を理由に歯科から遠ざかっていた私。
先週、意を決して、歯科医院を訪問。今後の治療の相談を。
歯科医や歯科衛生士の検診、数多くのⅩ線写真、鏡を使いながらの写真撮り。
「自分の恥ずかしい部分を他人に見せる」のはずいぶん久しぶり。
歯科診療への「恐怖心」があったことも事実。
初診に際し、持参したのが「自己分析」表。
現状の歯の状況、今までの生活習慣、そして質問項目。
客観的事実に加え、「自己嫌悪」や「コンプレックス」の心理的状況も記載。
診察結果は、想定通り、長期に亘る治療が必要らしい。
歯痕の抜歯、歯周病の歯茎の治療、使える自前の歯の選別などなど。
女性の歯科衛生士の言葉が印象的でした。
「治療をせず放置している男性が多いのですよ。」と。
美しさを求め、自己投資を厭わないのはやはり女性です。
もっと早く、治療を受けるべきだったと反省。
そうすれば、失う歯も少なかったのでは・・。
受診決断の理由の一つが、「もっと美味しいものが食べたい。」
「コンプレックスのない人はいない、ない人は傲慢になりやすい。」
そんな記事を読んだ記憶も。
様々なコンプレックスを抱え、「終活」を進める日々です。
画像 フルーツタルト かみさん手製
ケーキ 広島バッケンモーツアルト
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