元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

68歳の再々就職「市役所臨時職員」

2017年03月25日 | ビジネス
3月末で8年間務めた職業相談員の職を「卒業」。
65歳退職予定が、制度変更で3年間延長。68歳まで働けたのです。
29年度の厚労省の予算がつかず、「就職支援ナビーゲーター」の職種が、新見は削減。

思いがけず長く務めた第2の仕事人生でした。
求職者の相談、事業主への紹介、職業訓練への誘い。
フルタイム勤務でしたが、誰よりも早く出勤するくらい充実の毎日。

毎年200人、ここ5年間で通算1000人以上の就職のお手伝い。成功率は50%以上。
「就職が決まった。」との報告は何よりうれしく、「おめでとう」と握手するのが私の流儀。
紹介業務は、私の「天職」だったようです。

求職者との信頼確立には「人そのもの」に関心を持つこと。
家族構成や病気などの「キーワード」をメモし、次回は気になる課題の進展から相談開始。
キャリアコンサルタントから学んだ話法や、コーチングの手法、独学の実践心理学を使用。

求人側へのへの感謝・配慮も紹介時に伝えます。「求人を頂きありがとうございます」と。
応募者の経験した仕事内容や資格は勿論ですが、長所を一つ以上伝えることにも腐心。

退職予定の3月に入り、次の仕事を探していました。
もう十分働いたので「ゆっくりしたら」とか「68歳で事務職はないよ」と同僚たち。
しかし 自分の心の中で「まだまだ働ける。働きたい。」気持ちが一杯。

事前に「履歴書・職務経歴書」を提出。
写真も自撮りでなく、正装で写真館に依頼。応募者として、万全の準備。しかし68歳の年齢。
先週面接があり、内定をもらったのが市役所の臨時職員。

UターンやIターン・Jターン予定の人たちの就職サポートの仕事です。
求人情報を提供し、過疎化への歯止めの一部を担うしごと。
今までの経験が活きると思い快諾。

職務経験の中で、職業相談や前職の営業経験を評価してもらったようです。
自分の仕事経験が3度目の仕事に繋がりました。

ただ 娘たちのいる東京旅行計画を4月後半に組んでいたことが悩み。
恐る恐る申し出ましたがあっさり承認。
おかげで孫たちにも会えます。
娘から送られて来た飛行機のチケットやホテルの予約が無駄になりませんでした。

仕事の内定と東京行が可能とのLINEでの連絡に娘たちからの祝福。
「おめでとう」「その年齢ですごい」と父親への評価アップ?

周囲の人たちや家族に感謝の3月。68歳での「旅」はまだまだ続きそうです。

画像 我が家の上に咲く桜
コメント (2)
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