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野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

実生ギガンテアの

2015-08-07 20:22:16 | バラの観察
新しい葉の色がすごい・・(@_@;)


こんな色は初めてです。

展開したばかりの葉には

赤みと黄色みがありますが、
しっかりした葉は、ヒヤッとするほど青白いです。

ノイバラもこんなふうに青白く見える時があるので、
托葉を確認してみました。

短くてつるっとしています。

そしてまた驚いたことに、
葉のつけねにもうひとつずつ

ちいさな葉のおまけつき!!

毎日発見の連続です。




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夏に色づくの野バラの

2015-07-27 23:06:57 | バラの観察
ヒップたちをたくさん送っていただきました。
気になっていてもなかなか目にすることのない貴重な実がズラリ、、


以前に観察した時のスケッチと比較しながら
何バラかなぁ、、と推理してから名札を見て答え合わせ・・
あら、違った、、なんてワクワクする時間。


庭の実生バラと並べて比較、、

うちの実生タカネ左と〈からふといばら〉

良く似ています。
カラフトイバラにはいろいろタイプがあるそうですが、
こういうカラフトもあるということですね。



うちの実生タカネ左と〈たかねいばら〉
房咲きなのでカラフトイバラかもしれないということで比較、
実が丸みを帯びるのは似ているけれど、、
うちのは実のつけねまで刺がびっしり、こちらはすべすべ・・・
ふ~~む、、???


わからないことばかりですが、色づいた実はみんなかわいい。
寒冷地の秋に熟している姿を想像して、涼やかな気分を楽しんでいます。





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おしべが花びらに

2015-06-12 19:41:44 | バラの観察
山で見つけた野バラの観察をしていて気付きました。


花びらが多いテリハノイバラに、
ちいさくひらひらと、おまけの花びらがあるのに気づいて、


良く見ると、おしべの先が花びらに変身しているのでした。


花粉もしっかり出ている葯から白い花びら、、(@_@;)

八重咲きバラの花びらはおしべが変化したものと聞いてはいますが、
変身途中を見るのは初めて・・ビックリしました。

この株はどれも花びらが多いので丸い感じに見えます。
おまけのない時でも7、8枚はあります。

これで香りもよかったら満点なんですけれどね。
くらくらしてめまいがしそうなほどの強いノイバラ香なので、、。






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中央構造線の

2015-06-09 19:49:43 | バラの観察
北にミヤコイバラ、南にヤブイバラが分布すると言われますが
その線上ではどうなのかと、興味しんしんで観察しています。

今回はいつもの山より10kほど西に行ってみました。


野鳥の声がすぐ近くに聞こえるほのぐらい林を抜けて、

日当たりのよい道端では

テリハノイバラが迎えてくれます。


標高は300位ですが、海岸のものと良く似ていますね。
香りも同じ、強いノイバラ香・・あれ、
花びらの数が多いですね(*_*)


私がずっと観察しているのはテリハの時期に咲いて、
這いながら立ちあがって、木に登るバラなのですが、
ここにもいろいろ咲いています。














テングチョウ



花はヤブイバラ、枝はヤマイバラのように高い木の上から枝垂れて、、



茂みになるヤブイバラタイプもあります。


はい、ヤブイバラですね!といい切れる感じなのですが、


枝先があやしい、、


これも、葉の質感はヤブイバラですが、
形が・・


こんな赤いシュートがでるのはもしかしてミヤコイバラ?

とまあ、こういうのは今まで何度も見てきましたが、
このたびの新発見はこれ、

地面を這っていますが、葉に光沢がないです。
枚数も形もテリハとは違いますね。
大きな花です。そして、香りが・・ふわっとやさしい、甘い香りです。


つぼみの様子も初めてみるタイプ。
さて、あなたはいったい誰???


標準的なバラは何があるのかと研究者の方に聞かれて、
イメージ通りのヤブイバラを探しています。



高い木々の中に時々、細い葉の茂みがあります。

こんなに小さいのにいい香りがします。


こういうのがここのヤブイバラなのかなと思うけれど、、
けっこう大きめで、ゆったりしていて薄いです。


高い木に登ってからみついています。


ゆらゆらと登って枝垂れて、これもヤブイバラなのかなぁ、、、


登って枝垂れるバラのほとんどは、ヤブイバラの特徴のざらざらした葉で、
托葉はテリハのように幅広のものが目立ちました。
なかにはテリハノイバラのようにつるつるの葉で枚数の少ないものや、
赤い線のある株はミヤコイバラに近いのかなと思ったり、、
見れば見るほどなにかしら他のバラの要素を持っていますね。
○○です、決められらい変な子が一杯咲いていて
楽しくて、あっというまに時間が過ぎていました。



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タニーとスポンタネア

2015-04-20 20:04:00 | バラの観察
もしかしたらスポンタネアに似ているかも、、と
ひそかに思っていたタニーとスポンタネアを見比べることができました。

タニーは白から咲いて赤くなるバラですが、

開くにつれてだんだん大きくなっていきますね。


今回スポンタネアが咲いたのを見て、
花の付き方、葉の質感に形、ずいぶん違うことがわかったのですが、
一番のビックリはサイズの違い、


左スポンタネア、右タニー


2倍くらいはありますね。
スポンタネア赤花のほうは開ききってもあまり変化しません。


咲いたばかりの花と赤く染まった翌日の花、
言われないと気づかないくらいの違いです。


香りはというと・・・チャイナローズに共通する香りですね。
アニスにレモンをブレンドしたような、濃厚でありつつ、きりっとした香りです。
それが特に濃厚で、新鮮です。
オールドチャイナではセンパーフローレンスが同じ香りに感じました。

花の形がほとんど崩れないところも姉妹たちとは違いますね。
昼になってもひらひらしたり反り返ったりしません。
夜になると花びらをきちんと閉じて眠ります。


木に咲く赤いチューリップ!!

スポンタネアはかなり個性的なバラですね。
そして、タニーもなかなかなバラだったんだなと、改めて感じました。









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実生バラのトゲ

2015-03-03 18:57:01 | バラの観察
芽ぶきが待ちきれなくて、実生苗のトゲを見ています。



ロサ・プリムラ
面白い形ですね。
横に張って上にカーブする長いトゲと、
下を向く小さなトゲが入り混じっています。



ハマナス(ピンク花)
やや上向き下向きがありますが、全体的には真横ですね。



ハマナス(赤花)
こちらは短いトゲばかりです。
枝ぶりもハマナスとは思えないほどほっそりしています。



ロサ・ダビディ
細くて長い針と短い針の混合ですね。



不明のバラ(実の形はタカネイバラ似)
同じような長さのトゲがびっしりと生えています。


トゲの形からも、親と同じところ違うところなど、
些細な違いだけど、見つけるとうれしいです。




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ウチヤマナの実が

2014-12-09 20:13:01 | バラの観察
今年は数個残っています。


細長いヒップですね。
いままであまり観察する機会がなかったので、



今年は種の入り方が見られるかなと
楽しみにしていました。


比較のためにサイズや形の似ているバラと並べてみました。


左がウチヤマナ、右はリュウキュウテリハノイバラです。

リュウキュウテリハのほうはノイバラと同じで
小さな実でもたくさん入っています。

ウチヤマナのほうは1粒か2粒しかはいっていませんね。
受粉しにくいということでしょうか。
それとも、そういう遺伝子?

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ノイバラの種と

2014-12-04 21:56:13 | バラの観察
ケイコズドリームの種を比較してみました。


左端がケイコズドリーム
1粒だけです。チャイナ系のような丸い種でした。

その下はツクシイバラ
小さな種がいっぱい入っています。

右端は南アジアの八重の野バラ
その下は吉野川のノイバラ


今回注目したのは高知県産のピンクのノイバラ〈上〉の実です
こんなに大きくなったのは初めてなので割ってみたというわけです。
そしたら種も大きくてビックリ!

もう一度ツクシイバラとノイバラの実を並べてみます。


左がツクシイバラ、中央は物部川、右が吉野川のノイバラ

なにかいつもと違うことが起きたのでしょうか、
条件によって実や種のサイズは変動するということかなぁ、、。
実の大きなツクシイバラのほうが種が小さいというのも意外でした。

種が小さくても大きくても、関係ないのかな、、
でも、もしかして、今年みたいに大きな種を蒔いたら、
大きな花に咲いたり、ピンク色が濃くなったりするかも、、
なんて、どんどん想像が膨らみます。
見届けてみたい気持ちはヤマヤマだけど、
これ以上実生の株を増やすのは無理ですね。










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海のテリハと山のテリハ

2014-06-24 19:39:33 | バラの観察
昨年のツクシイバラ観察の際に
海岸で見つけたテリハノイバラと、、
いつも見ている山のテリハが似ているような気がして
挿し木して育てていました。

小さいながらもつぼみがついて、
山の株にも同じようなつぼみがあったので、
並べてみました。

左3つが海のテリハ、右端が山のテリハ


同じ株のつぼみ?と思うくらいよく似ていますが、
開き始める時間はちょっと、

海のテリハのほうが早かったようです。



開ききってもほんのり淡いピンク、
香りはどちらも強いノイバラ香ですね。



午後になると、白くなります。
花も葉もごく小さいのは鉢植えだからでしょうかね。
現地ではもっと大きな花でした。


環境を同じにすれば比較もしやすいとは思っていましたが、
ここまでそっくりに咲いてくれるなんて・・
予想以上でした。
同じ県内といっても海と山、距離も100キロくらいは離れているのにね。



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南アジアの野バラ

2014-06-16 20:02:35 | バラの観察
知人から譲り受けたバラのひとつで、


詳しい由来はわからないのですが、
南アジアで見つかったものらしいです。


ノイバラのような形の葉と茎ですが、
がっしりしていてかなり大きいです。


花房も大きくて、白いうぶ毛におおわれたつぼみが
数えきれないほどついています。


咲き始めたのは5月の終わりでした。
我が家ではツクシイバラが満開、
テリハノイバラの季節に移ろうかという頃です。


遅い時期に咲いてくれるピンクの野バラ、
なんてうれしい。


一日中、ハナクマバチが何度も何度もやってきて、
花のひとつひとつを回っていました。


咲き始めは赤っぽいですが、
しだいに青味のあるピンクへと退色していきます。
香りはノイバラと同じタイプですね。
くらっとするほど強い香りです。



毎朝2階の窓から見て一日がはじまります。

2週間以上も次々と咲いてくれて、
いろんなことを想像して、ほんとに毎日楽しかったです。

南アジアにどんなバラがあるのか、これが野生のバラなのか、
まったく想像もつきませんが、
暑さにも病害虫にも強いバラだったら・・
こんなにうれしいことはありませんね。





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ヒュームズブラッシュの種

2014-01-29 19:49:25 | バラの観察
昨日はキネンシスの種を見たので、今日はヒュームズブラッシュの中を見てみました。

花芯のあたりが小さいくらいで、実はおなじような感じですね。

種は大小の混合で、ぎっしりと詰まっています。


おおきな種は2個、丸くてデコボコしています。
小さな種のほうはノイバラのような感じで20粒くらいはありますが、
受粉していないかもしれませんね。

どれが発芽したか後でわかるように、大小分けて種まきしてみました。
どんな結果がでるか、楽しみです。



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キネンシスの種は

2014-01-28 21:02:48 | バラの観察
ロサ・キネンシスの実です。
かつてはジャックインと呼ばれたこともあるらしいコウシンバラ、
なのですが、春以外はポツリポツリとしか咲かない株です。


よくみかける実で、鳥にも人気はないですね。

いつもそのままにしていましたが、
今日はちょっと中の様子を見てみました。


でこぼこした種が何個も入っています。



株の様子がよく似ているオドラータ(キネンシス・メイジャー・アルバ?)の実も見てみました。

このバラは春だけの一季咲きで、八重の花なのに実つきはいいですね。



こちらはもっと多く入っています。
いろんな形が入り混じっていて、キネンシスに似たでこぼこのもあります。
ノイバラふうのもありますね。



チャイナ姉妹の長女にも実がついています。

花はオールドブラッシュ似ですが、、、


種は一個で、形はでこぼこタイプです。


同じような形の実でも種の入り方はさまざまですね。
もしかしたら同じ株でもそれぞれに違うのでしょうか、、、、
興味はつきませんね。

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スポンタネアの赤ちゃん

2014-01-05 19:58:49 | バラの観察
双葉がしっかり展開して、ちらっと本葉も覗いてきました。
赤く見えるのは、葉の裏が赤いからですね。


かわいいなぁと思いながらルーペでのぞいていて、
気づきました。



もしかして葉の縁が切れ込んでいる、、?
先のほうにほんの少しですが。。

以前からバラのふたばの縁には、ピッピと腺のようなものが出ているな
とは思っていましたが、
まさか切れ込みがあるとは。。。知らなかった。

気になって、ほかの双葉も見てみました。


ギガンテアの双葉
どうかなぁ、、真っ直ぐに見えるけど。。


スプレンデンスの双葉
これもつるっと全縁に見えますね。

名札忘れ苗
ギガンテアに似ていると思ったり、
何だったかなぁとあれこれ想像しながら見ています。

これもまっすぐかなぁ、葉の裏は黄色ですね。
あ、ちょっと切れ込んでいるかも、右端、

とすると、この種はもしかしてチャイナ系だった?
なんて、またまた変なところに妄想が膨らんでいきます。

これから春に向けていろんなバラが発芽してきたら
ふたばの時から観察が楽しめそうですね。


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ロサ・ブルニーの実

2013-12-27 20:01:31 | バラの観察
今日は頂いたバラの実を観察していました。
どれも素敵で迷いますが、まずはブルノニーから、
初対面なのでドキドキワクワク・・


薄くて尖った葉、さらさらした質感、いいですね。
それから赤い実、これは予想外でした。
スラリと細長い実だったんですね。
ちょっと失礼して、パクっ・わっ、おいしい~♪
果物といってもいいくらいですね。


そしてやっぱり注目はここ、

茎も実も全体に、ほわほわのうぶ毛に包まれています。
白っぽく見えるのはそのせいですね。


枝ごと簡単に写生してから、実を割ってみました。


種は2段にぎっしりと入っています。
わりと大きめですね、特徴的なのはシワでしょうか。
小さな実にも一個、大きな実には9個入っていました。

さぁ、これを種蒔きしたらどうなるかなぁ・・・あぁでも、あとが怖いような、、
なんて、
寒くて庭に出られない時に、部屋の中でバラの実を観察できるなんて、
ほんとにありがたいです。








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イエロームタビリス

2013-11-17 17:46:34 | バラの観察
このバラも思いがけなく我が家に来てくれました。
ごく最近話に聞いて、どんなバラか興味を持っていところでした。

つぼみがついていたので、開花の様子を観察してみました。

つぼみのときから黄色ですね。
赤みはまったくありません。


ロサ・プリムラのようなさわやかな黄色です。


さっそく虫がやってきました。
花粉が目当てでしょうか、それとも蜜?
さてその香りは、、、あまり強くはないですが、ムタビリスと同じ感じですね。


翌朝です。

花の色も形もほとんど変化はありません。


昼間のぱっと開いている姿もかわいいですね。
花色は少しずつあせて、白に近い色になりました。


夜になりました。

静かに眠っています。
明日もまた咲いてくれるようですね。


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