スピードスター[ 本][下北沢][ガセネタ兄弟]

渋谷でスコール。


●本

・ヴァン・ダイン「誘拐殺人事件」
うーーん、いまいち。
雰囲気は楽しめたかな。
作者の自伝が同時収録。
6歳で長編小説を書き、オックスフォードの大学院へ入り。
頭のいい人って、頭がいいのね。

・長崎ライチ「ふうらい姉妹」
今、一番人に進めたいギャグ漫画。
美人だけどアホ(尋常じゃない)な姉と、しっかり者と見せかけてボケを放任していく妹の麗しい日々。
一話のろくろ首のネタに衝撃を受けた。


●下北沢

洒落たカフェに入ったら、DJ見習いと俳優志望と自称映像作家みたいな一団がチャラさを極めた会話をしていた。

「六本木のあの店の子、おいしくいただいちゃいましたー」

って、本当に言ってたんだ！

その一団が出ていった後は美男美女の店員がカウンターの裏でキャッキャしだして死にたくなったので出てきた。
こいつが下北沢だ……


●ガセネタ兄弟

下北沢のカフェはだいたい嫌いだけど、440は好き。
近所に住んで気が向いたらふらっと寄れたらいいのにな、と思った。
井の頭線沿線は、そういう手軽に生演奏を聴ける店が多いイメージ。

ガセネタ兄弟を見た。
「おんぼろキャデラック」を歌ったのが19:30。
世界陸上→人体の末端は成長し続ける(水戸さんの足はのびのび、起きた瞬間頭がキュッとなる原島さん)→サッカー→AKB48何人言える？→野球→恭一の情熱はスゴい。
と、一気に喋って、「わからない夜」を歌ったのが20:50。
さすがMCが9割ライブ。
今日は阿佐ヶ谷ロフトと段違いに音が綺麗。

休憩を挟み「浮気なジャングルビート」。
東北の旅→プロレス→パソコンに入っている攻撃力の高い画像→実家には山ほど布団や鍋やコップやタオルがある。

原島さんの「こないだ、家中の枕を数えたんよ……23個あった」って一言がおかしかったし、なんか可愛かった。
水戸さんは実家に来た布団のセールスマンを撃退したらしい。
水戸さんに叱られる？の嫌だろうなあ。
口は達者だし背は高いし声は通るしスキンヘッドだし。

またまた一気に喋って、22時半、締めに「美しい夜に」。
アンコールで「君はファンキーモンキーベイベー」

やー、今回も笑った。

ちくわぶやツミレ[ 本][食]

●本

菊池寛「芥川の事ども」「恩を返す話」「志賀直哉氏の作品」読んだ。
芥川龍之介の死に寄せた文がじんわり悲しい。
全体に男らしい、さっぱりして実際的な文で好き。

「サナギさん」て四コマ漫画が面白い。
四コマで声だして笑うってなかなかない。


●食

最近やけにお腹がすく。
夕飯食べたのに今もうお腹が鳴っているんだぜ。
秋になったからか。
単純というか、バカみたいな体。
しかし、漫然とでなく、(お腹すいた！)と思って食べるご飯はよいものだ。


ところで今日の昼に入った店はデザートにフルーツヨーグルトがついてきた。
けど、ヨーグルトにまみれた緑の物はメロンだと思ったらキュウリだった。
キュウリ！？と思ったらメロンはメロンで入っていた。
ひし形の赤いのはゼリーかと思ったらニンジン(生)だった。
バナナと洋ナシとトウモロコシも入っていた。

中国人が中国人だけでやってる店のワイルドさ。
結構好きな店。

停滞夢[本]

夏じゃんこの影の濃さ。
風は温いけど。


●本

青空文庫で短編いろいろ。

・高村光太郎
「木彫ウソを作った時」
「啄木と賢治」
「緑色の太陽」
「蝉の美と造型」
「能の彫刻美」
「触覚の世界」
高村光太郎って彫刻家だったのね。
知らなかった。
能のやつは、本当に名随筆！と思った。
蝉の話も美しいんだけど、内容より何より、冒頭の、カマキリが人の髪の毛を好きだから良く食べさせるって一文に度肝抜かれた。

・橘外男
「棚田裁判長の怪死」
「葛根湯」
なんだその話…と思った。

・正岡子規
「犬」
すごいオチ…！
ブラック！

・牧野富太郎
「アケビ」
植物博士って温厚なイメージだけど、この人はちょいワルだな。

ヘイタオール[ 雑]

・最近ヘリコプターいっぱい飛んでる気がする。
なんとなく不安。

・岡本綺堂「鴛鴦鏡」「池袋の怪」「半七捕物帖 雪達磨」読んだ。
池袋の怪、面白い。
池袋って今も怪談話多いけど、江戸時代も怪しいことがあると、狐か狸か池袋かと言われたそうな。

・蒸し暑い。
秋のくせに…

・「ウィザードリーエクス」やってみてる。
期待以上に、暗い、辛い、難しい、楽しい。
しかし二時間くらいかけて凝りに凝ったキャラメイクしたらそれで満足しちゃった感も。
ボーナス値50出たんだ～。

20110909氣志團vs筋肉少女帯[ライブレポ]

極東ロックンロール・ハイスクール
～氣志團パノラマ島へ行く～ vs筋肉少女帯＠SHIBUYA AX

楽しみにしていた筋少と氣志團の対バン。
会場につくと学ランや特攻服やリーゼントの人がいて、
氣志團ファンは気合い入ってるなー！
と、思っていたら、近くにいた氣志團ファンらしき人たちは
「筋少ファンは一目でわかるよね」「あれには負けるよね」言ってた。
互いにスゴイと思ってるんだと、おかしかった。

氣志團はイベント名やアンケート、諸注意放送（携帯の電源切れとか）まで、ちゃんと成りきってて楽しい。
開演前にミニコントがあった（ダンサーの人たち？）。
ゴスロリ着た筋少ファン（持ってる"橘高くん人形"がラブリー）と、現役キッシーズ（氣志團ファン）のていで。
いろいろリアル（笑）


まず筋肉少女帯。

『イワンの馬鹿』からの、『心の折れたエンジェル』！
イワンから始まるのいいな。
あの前奏大好き。

・（氣志團と）衣装がかぶっちゃった。特攻服ナイトでいいんじゃない？
・今日のモチベーションは、氣志團のツアーの中でもっとも一体感のある一夜にすることだ！
・問うならばー！久々にはめた白手袋で問うならばー！
・酒もってこーい！「氣志團さんのおかげです」で一気。
・明日はおいちゃんの誕生日。おめでとう。欧陽菲菲も同じ誕生日だ。
・次の曲でキレのあるダンスを披露してやる！キレが良すぎて困ってるように見えるかもしれないが。

そしたらもちろん『ワインライダー・フォーエバー』。
思い思いのダンス(？)を披露する不思議な光景。
終わった後「ダンスは早すぎて見えなかっただろう！？」と。

久しぶりな気がする『バトル野郎』。
オーケンが手袋くわえて外す仕草は、つい萌えてしまう。
ここで橘高ピックがばーっと。

『僕の宗教へようこそ』で、やっぱり筋少って怪しいバンドだなと再認識。
始めてみた人は、なんの説明もなく出てきて朗々と歌うエディをなんだと思ったのだろう。
間奏の語りが、「月に願ったならば～」みたいな、いつもと違うバージョン。
最後、オーケンなんで三沢光晴の真似したんだろうと思っていたら、ももいろクローバーの振り付けだったらしい。

・メンバー紹介。
・氣志團のツアーはすごい！（十数のバンドとの対バンツアーをしている）
・筋少の次はDragon Ashと対バンってロッキンオンみたい。
・オーケンは神聖かまってちゃんとの対バンは見にいってノコくん大好きになった。
・GLAYとの対バンの回にGLAYとして出たい（橘高「俺はタカミー」として出たい）
・恵比寿マスカッツとの回は打ち上げに出たい。

気づくと楽器を持ってないメンバー。
そして突然、井上陽水と野坂昭行のエピソードを話して客を困惑させるオーケン。
「面白いと思った話をしただけですけど！？」って逆ギレ方がかわいい。
「今日はカラオケで歌うぜ！レア！お得感！」で、『じーさんはいい塩梅』。

衣装をステージ上で着せ変えられつつの『人間嫌いのテーマ』。
ダメジャンプの動きを指導してからの『踊るダメ人間』そして『釈迦』！

最後に本城橘高内田がちょっと残ってハッピーバースデーをおいちゃんに。


転換中、「戦え何を人生を」のリミックス？がかかっていたけど、あれはＤＪオズマの何かなんだろうか。
かっこよかった。

再びコントコーナー。
コントの人が着てきた衣装は橘高さんの本物！？
自虐ネタ激しいな！


氣志團の演奏。
前にもロッキンオンジャパンで見たけど、振り付けが楽しいなー。
踊りがビシビシしている！
途中、ダメジャンプを差し挟んだりもしていた。

そして、リアル"下の人などいない"。
あれ実際に見るとすごいおかしい…

「ONE NIGHT CARNIVAL」は途中で客が歌うところがあって、
（筋少ファンも歌わないと）橘高さんちのポストに弱った鳩を入れる！
鳩が死にでもしたら繊細な橘高さんは１０月のワンマンでミスしまくってしまうかもしれないぜ！
などというＭＣも（笑）

しかし全体に激しい筋少ageで、氣志團が好きで見に来た人はよかったんだろうかと、変に心配になってしまった。
氣志團の最後の曲もいきなり『オンリー・ユー』だし、セッションは『日本印度化計画』だし。
ちなみにセッション曲、最初のリクエストは空手バカボンの『家族の肖像』だったらしい。

セッションでオーケンは「楽屋でたい焼き食べたら喉が焼けちゃって焼けちゃって」と、噛み噛み。
氣志團のベースの方？がもじゃもじゃのかつらをつけてきていて、昔の内田さんコスプレ。
本物と並ぶと体格も同じくらいで、本当に新旧が並んでいる感じ。
最後は氣志團、筋少メンバー全員で手をつないでおじぎ。
かわいい。

物販の氣志團×筋肉少女帯Tシャツが丸尾末広描きおろし！
売り切れてて買えなかったから、是非再販してほしい。
それか、あのイラストを使った物販を作ってほしい。
ポストカードとかでいいから！

筋少ファン的にはとても楽しいイベントだった。

ていうか極東ロックンロールハイスクール、あれ絶対毎回楽しいんだろうな。
氣志團と怒髪天の対バン"辛そうで辛くないちょっと辛いライブ”も行きたい気がする。

3人と4組[ 雑]

・昨日、筋少と氣志團の対バン。
多分別に感想書く。
面白かった。

・今日、友人と中野ブロードウェイ。
ゲームと漫画とウルトラマンの話などする。
「ウィザードリーエクス」ってゲーム買った。
説明書読んで、すでに満足してしまったけど…やるかな？

・夕方、下北沢へ。
ミスドで英訳に取り組んでみた。
「僕はやってきた」と「僕はやってきたんだ」を、どう訳し分けたものか。
"I've come"と"I have come"にしてみたけど…

・3-10chainと騒音寺の対バン。
騒音寺はやっぱかっこいーなー！
ナベさんは美川憲一とミック・ジャガーの間のグラデーションにハマると思う。
ドラマーが変わって初の3-10chain。
百万ドルから始まり天井裏で終わる安定の内容。
風になっちゃった、好き。

・筋少繋がりで知り合った方とご飯。
筋少3-10chainドミンゴスのワルい話などをして楽しかった！

ナカグロの多用[ 本][お茶の水]

●本

・「探偵はバーにいる」読了。
案外、じわっと後味の悪い終わり方。
ハードボイルドの結末は悲しい物と決まっているのか。
続編も読みたい。
自分の街を知り尽くした口の減らない探偵、って好きだ。

・バイトの空き時間に青空文庫でちょこちょこ読書。
海野十三「暗号」と岡本奇堂「怪獣」「有喜世新聞の話」読んだ。
暗号は帆村荘六もの。
読者も挑戦できる楽しい暗号だけど、助手かわいそすぎ。
怪獣は、由来の知れない呪いが不気味。
有喜世新聞は、実際の未解決事件のようなすっきりしなさ。

・神保町に行ったので、今日もレックス・スタウトとヴァン・ダインを収集。
スタウトの「CURTAINS FOR THREE」は読んだことない話が入ってた。嬉しい。
評判の悪い後期ヴァン・ダインのウィンター、誘拐、グレイシー・アレンもまとめ買い。
面白いかな。


●お茶の水

友人と待ち合わせて夕飯。
やあ、いっぱい話した。

ビレッジバンガードをうろうろ。
エドワード・ゴーリーやそれ系の物を集めたコーナーではしゃいだ。
ルイス・キャロルの手書きのアリス可愛い！
アングラもサブカルもオタクもファンシーもイケる口だ。
楽しかったー。

発熱部位[ 食][他]

いい匂い。


●食

お昼にフラッと入った飲み屋？定食屋？が異空間だった。
神楽坂の町並みに馴染む渋い店構えなんだけど、中に入ったら……

薄暗い店内。
片隅のテレビ。
動きのおっっっそい爺さんが一人。
油と埃の混じった汚れが何もかもに。
床に散乱するサンダル、座敷に散乱する漫画ゴラク。
壁から落ちかけの水谷豊のサイン(何故)。
模造紙に書かれた手書きのメニューの字の下手さ。

うわぁぁぁと思っても出ていくわけにいかず、アジフライ定食を注文。

溶けかけた氷の入ったコップにヤカンから注がれる水。
なぜか厨房でなく客席にある冷蔵庫。
冷蔵庫からゆっくり冷凍アジを掴み出す爺さん。
“やけに”甘酸っぱい、分厚いタクワン二種類と乾き気味の豆腐が一皿押しやられてくる。

「卵サービスですけど、生か茹で」
「じゃあ、茹で…(この店で生ものを食べたくない)」
殻にマジックで印がつけてある茹で卵を剥いて、塩を振ってもぐもぐ食べる。

妙に味のしない、しょっぱくない味噌汁が出る。
飲み干すとお椀の底の塗りが剥がれている。
乾き気味の白米が出る。
アジフライ、切り口の黒ずんだキャベツ、半分に切ったバナナが一皿に乗せられて出てくる。
かけたソースは“やけに”甘酸っぱい。

それでも揚げたてのアジフライはおいし……噛むと湧き出る生臭い水。
爺さんこれまだ半生だ！
(レンジでチンしてくれ！)と心の中で叫ぶが言えずに飲みこむ。
大慌てでバナナを食べ、脱出。

現代人にあるまじき粗雑な衛生観念を持つ私だけど、さすがにダメージ受けたわ。
午後、腕にじんましん出た(多分、気持ちの問題)。


●他

・嬉しいことに最近ズボンが緩くてずり落ちるので、ベルトをしてみた。
これは頼もしくていいものだ。

・バイト中。
「生徒会等」と入力したつもりが「性と解答」になっててビクッとした。

・洗濯したり、ご飯炊いたり。
眠いなー。
お腹も痛い。
だるだる。

透明の澱[ 本/漫画] [他]

雲が怖い。


●本/漫画

・藤原カムイ「ウルトラＱ」カラー版。
色付きのケムール人やガラモンの見開きかっこいい。
彩色ウルトラＱ欲しい。

・諸星大二郎「諸怪志異 燕見鬼編」
うーーーん、面白い。
何度も何度も読んじゃう。
諸星大二郎の描く妖怪の気味の悪さ、女の艶めかしさ、少年の凛々しさ。
絵が動いている感じはなんだろう。

・東直己「探偵はバーにいる」
今週末くらいに映画公開するやつの原作。
読み途中。
ハードボイルド調だけど哀愁やおかしみもあって、テンポよくて、半分まで読んだ今のところ当たり。
大泉洋好きだし、映画も見に行こうかしら。


●他

・最近やってる「果肉の温水です～」「裸だから見ないで」ってチューハイのCMすごい嫌だ。
全裸のおっさんが浸った水を飲むのを考えちゃって気持ち悪い。

・バイト先が、来週で契約終了組と継続組に別れて微妙な雰囲気。
私は継続だけど、それも１０月いっぱいがいいところのような気がしてきた。
いろいろ話が違う。

・ぷっすまに大泉洋が出てる！
数年来、大泉洋とユースケ・サンタマリアの共演を見てみたいと思っていたんだ。

四角色[生活][本/ 漫画]

●生活

引き続きだるだる。
テンション上がるかなーと思ってヒトカラ行ってみたけど、

なんで歌なんて歌わなきゃいけねーんだクソが！

と、逆ギレというかなんというか、とにかくイライラが湧いた。
失敗。
おとなしくしていればよかった。
今も眠い。


●本/漫画

・漫画「エグザムライ」の主人公達が“ザイル一族”と知って笑った。
エグはどこ行った、もしくはどこから来たのか。

・マイケル・クライトン「ターミナル・マン」
前一回読んだの忘れて読んじゃった。
途中で気づいたけど、面白くて結局最後まで。