二重生活~ふたえぐらし

日々のこと、読んだ本や漫画、ライブの感想等

ミ・カーサ

2006-05-21 00:29:09 | 大槻ケンヂ関連
●マイミクのちずさんと遊んだ。
・映画「ヨコハマメリー」
メリーさんと呼ばれた街娼を中心に、横浜風俗史を描いたドキュメンタリー。
粋な人々ばかりがいた。

・池袋乙女ロード~執事喫茶。
まんだらけやK-BOOKSをのぞき、噂の執事喫茶(写真)へも。
完全予約制で中には入れず。
店頭できゃあきゃあしてたら執事の人が顔を出して
「ご予約ですか?」
と、遠回しに追い払われた。
ちらっと見た執事の人は黒髪オールバックメガネで、なかなか雰囲気あり。
ワンピースのクラハドールっぽかった。
お辞儀もスッとしててきれいだったし。

K-BOOKSでちずさんと、ボブゲを割り勘で買うかさんざん悩む。
結局買わなかったけど、多少心残りだったりして。

・渋谷へ移動。
ブックファーストでオーケンの「ロコ!思うままに」購入。
サイン会整理券ゲット。
ちずさんとはもともと本屋でのバイト中に知り合ったこともあり、本の話が楽しい。

・その他、お茶したりご飯食べたりしながらお喋り。
年収一千万はいいなあ……とか。
江戸時代の女性は手のひらで色気を感じたって話が面白かった。


●ちずさんと別れて実家へ向かう。
帰る途中でほしいチケットの先行予約のことを思いだし、電車の中で電話(通話はしてないよ)。
九時過ぎてたから、もう無理かと心配したけど、ちゃんと取れた。

電車の中で「ロコ」を読み、心にダメージを受ける。
オーケンの手口はだいたいもうわかっているのに、それでもなお衝撃を受けてしまうのはなぜだろう。
心の弱いところ、普段は隠しているところに巧妙に揺さぶりをかけてくる。
「ロコ」で拳を握りしめ、「モモ」で涙目になり、「ステーシー」から目を背け、「レッドブーツ」で傷ついた。

と、言うようなことを手紙にしたためてサイン会へもっていこう。


●実家で親に甘える。
誰が私を甘やかしてくれるって、親ですよ。
そして癒してくれるのは犬とフローリングの床。
玄関にはツバメが巣をかけていた。


●水戸さんはどうしちゃったのだ。
五月病?

オーマイスイートハート

2006-05-20 00:06:30 | 大槻ケンヂ関連
●午前中は大学の課題を仕上げたり、ファンレターを書いたり、テレビを見たり。
さまぁ~ずが別府を旅行する、えらくぬるい旅行番組をやっていて面白かった。
ゲストの劇団ひとりとしりとりしたり、中川家のお兄ちゃん(!)と、布団並べて寝たりしてるの。
真っ裸で三村の顔に尻をぐいぐい寄せていく大竹、というスゴい光景も見てしまった。
三村の「近いよ、お尻が」ってツッコミが可愛い。

夕方に銭湯へ行き、それから恵比寿へ。


●今日は久しぶりの特撮ワンマンライブ。
いまいち恵比寿リキッドルームに慣れなくて、つくまでに迷って開演時間を過ぎてしまった。
イライラしながらリキッドルームに向かっていたんだけど、虹が見られて(写真)機嫌が直った。
入場したら、ちょうど始まるところに間に合ったし。

特撮はワンマンだと、どうもオーケンが気張りすぎてだれる印象があったんだけど、今回は楽しかった。
人が少な目で体が楽だったのもあるし、ベスト版発売に向けて懐かし曲が多かったのも嬉しい。
オーケンも
「今日の特撮、なんか明るい?!」
って言ってたから、ステージ上もいい雰囲気だったのかも。

「身代わりマリー」が一曲目で、ひそかに大好きな「企画物AVの女」も聞けた。
「子供じゃないんだ赤ちゃんなんだ」が、意外にかっこいい曲だと見直した。
「超越人間オーケボーマン」「ダンシングベイビーズ」「ぼくらのロマン飛行」
「友よ」「マトリョーシカの夜に」あたりが、ちょっと珍しいところ。
「文豪ボースカ」「ジェロニモ」「オムライズ」「ロードムービー」「バーバレラ」
「綿いっぱいの愛を」「ケテルビー」「アベルカイン」など定番もばっちり。
そして新曲「ロコ!思うままに」

MCは犬のことや、今度特撮が音楽を担当する映画についてなど。
「ロードムービー」の前には
「サザンは大麻をやってるんだー!いやっ!やってない!こういうこと言っちゃいけない!」
と、相変わらず時事ネタも。

いつもより曲も多く、時間も長くやったみたいで、満足でした。

チープ・リーダーズ

2006-05-19 23:52:57 | 本・漫画
●朝起きたら枕元の携帯(目覚ましがわり)に、覚えのないメモが保存されていて、
そこにはこんな一文が…

”おかずどまり、今日の午後から永遠にかけて、おかずはこない”

なんのことだ。
寝ぼけたまま携帯打ったんかな。
それにしてもなんのことだ。
おかずのない暮らしなんてイヤですよ。


●バイト。
地方紙の人材派遣業務の記事を読み、就職事情の厳しさを知る。
ファッション誌を読み、丸の内OLの着回しを知る。
東北の労働者の将来の不安と、バレンシアガのバッグの華々しい値と。
残酷だ。
日本、完全に格差あるよな。


●オーケンの最新小説「ロコ!思うままに」の発売日なので、
昼休みにバイト先近くの三省堂書店に行くも、見あたらず。
それどころか、去年12月にそこであったサイン会の時のものと思われる、
ゴスロリ幻想劇場」著者直筆サイン本が売れ残っている始末。
ほかの本屋もまわったけど、少なくとも神保町では一冊も見かけなかった。
(どこの本屋にも「愛の履歴書」がありやがった……)
全部売れちゃったわけもないだろうから、入荷まだなのかな。

買えなくて残念と思っていたら、なんと6月にサイン会があるらしい。
じゃあその時だ。


●新刊書店を回ったついでに、久しぶりに古本屋巡りもした。
小宮山書店で3冊お買い物。

ハーマン・メルヴィルの「タイピー」「ビリー・バッド」それぞれ日本語版。
どちらも授業で使う用。
教授は「メルヴィルならどこの本屋にでもあるから買ってください」とか言うんだけど、
「タイピー」は、新品じゃまず見つからない。
これだから象牙の塔の中の人は困る。
教授、話が面白いうえにシブいからいいけど。

趣味で買ったのは
畑井新喜司「復刻 みみず
生物学者の書いたみみずの本。
内容が大変詳しいだけでなく、歴史的仮名遣いで書かれていて読み物としても面白く、小豆色の装丁も素敵。
これはよかった。


●買った物はいいんだけど、読む方はつまらない本を読んでしまった。

マーサ・スタウト「良心をもたない人たち
25人に1人いるという「良心のない人」の事例をタイプ別に紹介し、もし彼らにかかわってしまったらどうればいいのか? 事前に見分ける方法はあるのか? そんな疑問にすべて答えてくれる。

というようなサイコパスについての本。
わざわざ時間と労力を費やして読むほどの内容じゃなかった。


竹内一郎「人は見た目が9割
喋りはうまいのに信用できない人と、無口でも説得力にあふれた人の差はどこにあるのか。女性の嘘を見破りにくい理由とは何か。すべてを左右しているのは「見た目」だった!「日本人のための非言語コミュニケーション」入門。

面白いテーマだと思うけど内容はいまいち。
「サングラスは威嚇」とか「化粧は古来からの礼儀」とか、何も目新しくない。
途中から漫画のテクニック指南だし。


松井優征「魔神探偵脳噛ネウロ」5巻。
これは面白い漫画。
萌える兄弟が出ていた。
ネウロの困った(困ってないけど)顔が可愛いなーと思う。


●母の日と父の日をかねた親孝行プレイとして、両親に井上陽水のコンサートのチケットをあげた。
で、そのコンサートが今日で、とてもよかったらしい。
CDで聞くのとは全然違うって喜んでいた。よかった。
人に物をあげて、それがうまくハマると嬉しい。
はまらないことが多い。

おまえのおうちがもえてるぞ

2006-05-18 00:02:48 | 日記
●今日のいきもの。
育ててる草がどうも元気がないなと、朝日でじっくり眺めて戦慄。
む、無数のアブラムシがぁー!
そりゃ草もげんなりするわ!

しかし戦慄したのち、さらにじっくり眺めると…、あ、テントウムシだ……。
テントウムシが数匹。
テントウムシの幼虫はアブラムシを食べる。
そうか、ここに弱肉強食が、自然の輪ができていたのか。
しみじみしたので、とりあえず草には肥料をやって耐えてもらい、様子を見よう。


道横の茂みから鳩が飛びだしてきて、ビクッとしている兄ちゃんを見た。
鳩におびやかされる兄ちゃん、萌え。


●バイトが地味に忙しくて焦る。
余裕かまして仕事の増量をオッケーしたのは失敗だったろうか。
「やすうけあい」って言葉があったっけ。

今日はエジプトと化粧品の記事を読んだ。
日本はエジプトのピラミッド博物館のために三百億だか貸したそうだ。
私のわりと好きな日本語、円借款。

化粧品のブランドは「ラ・プレリー」
売りは“スキンキャビア”
キャビアを模した薄黄色のツブツブ(キモい)の中に美容液が入っている物。
なんでキャビアを模すかな。
あの色と質感はキャビアと言うよりイクラ大の数の子だし。


●授業。

ミステリー創作のクラス。
全員が提出したショートショートのうち、何人か分のがプリントでクラスに配られた。
たぶん何かしら独特のところのあるやつ。
私のも配られた。
でも他の人の作品には「ここを直すとさらによい」とか「クラスの中で人気があった」とか
先生のコメントがあったのに、私のについては特に何も言わず。
第二審査までは残るけど賞はとれないタイプ。

もう一つのクラスでは先生に質問を提出する。
質問が長くなって、小さな紙にびっしりになってしまった。
電波の人のまくビラみたい。
字にコンプレックス。


●夕飯はお粥。

・みじん切りのネギと米を煮る
・酢と味噌と中華スープで味付け
・鮭と大ぶりに切ったネギをトースターで焼く
・煮えた米に鮭と焼きネギを乗せて出来上がり

おいしかった。

ねちねちした日記

2006-05-17 22:59:27 | 本・漫画
●朝、半月ほど前に賞味期限が過ぎてしまい、怖くなって強いて目をそらしていた食パンの袋をあけてみた。
おや、カビひとつない…。
それはそれで防腐剤って怖いなと思いつつ、食べてしまった。
異常なし。


●バイト先で課長と面談。
また仕事が増えることになった。
まだ余力あるからいいけど。
半日はエジプト、あとは女性誌とエプソンと人材派遣の記事を読んだ。

女性誌の「本命彼女になるには」的な記事を読んでショックを受けた。

「ピンクの甘めメイクで可愛く微笑めば、彼もきっとそばにおいておきたいと思うはず」

フェミニストでもなんでもない私だけど、これはいいのかと思うな。
そばにおいておくって、扱いが従属物じゃないか。
それはハーレムの第一夫人、財産の一つになりたいってことじゃないのか。
そこに1対1の人間関係とかあるのか。
こんなことをぐちぐち考えるようだから彼氏ができないのか。
悩みはつきない。


●仕事中、急にロシアに行ってみたくなった。
帰りに本屋でロシア語の参考書を買いかけるが、いつものプチ躁だろうと思ったのでやめておいた。
でもロシアに行きたい。行ってみたい。
ロシア文学でも読むか。

同じく本屋で吾妻ひでお「失踪日記」を読んで呆気にとられた。
可愛い絵柄でつい笑って読んじゃいそうだけど、とんでもない話だ。
ホームレス、アル中、精神病院、土方、宗教、人気漫画家。
こっちから見るととんでもないことも、そうでもないことも、
同じように並べられているのが、本当に底を見た人ならではなのかな。
すごいな。

ちなみに吾妻氏が入院していた精神病棟のある病院は、たぶん私の実家から徒歩十分くらいだ。
私も一昨年だかに、そこで強迫なんとか鬱という派手な病名をもらった。
でも私は何かしらの病名がもらえるように、狙って問診に“気の利いた”答えをした部分があるわけだけど。
言い訳が必要だったから。


●本屋で「失踪日記」を読んでいたら間に合わなくなったので、今日は学校をサボって帰宅。
今日もショウガと酢を入れたうどんを食べる。
「黒死館殺人事件」の続きを読もう。
雨の音、生姜の匂い、面白い本。うむ。


●しばらくブログを携帯で更新していて、久しぶりにパソコンをつけて見たら「コメント」という物に気がついた。
すみません、レスも返さずで…。

ぬらりとした日記

2006-05-16 23:58:18 | 本・漫画
●ドラマ「ブスの瞳に恋してる」を見る。
稲垣吾郎とその同僚とラーメン屋の兄ちゃんとMEGUMIが可愛い。
MEGUMIってあんなに可愛かったかー。

と、こんなふうにドラマを見てはうすら笑っているほどふぬけているわたくし。
なぜこんなにも疲れているんだ。
一つのことをするにもスペックの90%くらいいる感じ。
知らない間に重力が増したんかね。
見えない指圧師が胃の上部をぐいぐい押すという現象も。


●小栗虫太郎「黒死館殺人事件」
読めば読むほど…、意味が、わかんない…。
展開に納得がいかないとかじゃなくて、意味が!
日本語が……。
そもそも、登場人物達の今の話題が何なのかさえ。
おそるべしは虫太郎氏だ。

でも、読んでると何か心に親しい。


●ピアスをはずしてみたらメッキかはがれていて、そこに美しい緑色のサビが。
これは緑青?
耳から毒まわっちゃう。
もうまわっちゃった。


●パソコンゲーム「炎多留3」(写真)をプレイして、とても怖い思いをした。
主人公がストーカーに脅迫されて監禁されて全裸で追いかけられるエンディングだった。
恋愛シミュレーションで、あんな恐ろしい目にあうなんて。
あのストーカーの最後の顔が脳裏に焼きついて忘れられない。

ていうかあまりに忘れられなくて、むしろ恋?
“こ、こんなに気持ち悪い人、アタシ初めて…”みたいな。

暗い日記、不愉快な思想

2006-05-15 23:16:39 | 本・漫画
●バイト帰りに駅で上戸彩のポスターの前を通ったら、女子中学生が2人、
ポスターの目のところを指でぐりぐり押しながら
「こいつだって朝起きたらここに目やに溜まったりするんだよ」と言っていた。
悪意を感じて恐ろしかった。


●今夜の夕飯もうどん。
おろし生姜と酢と納豆のコンボにハマり中。
温まるし、まずいうどんが大変美味しくいただけます。
これから暑くなるから殺菌作用的なことにも期待。


●「スマスマ」にエビちゃんと押切もえがでている。

エビちゃんは活発な友達(押切もえ)がしゃべってる間、上目使いでニコニコしてて、たまに喋ると舌足らずでトロい。
内容のある話や気のきいたコメントはしない。
ただ可愛い。
可愛くて、それだけに価値がある。
ちょっとコメントに気を使ったりしてるだけ押切もえに好感を持つんだけど、
不思議なことに、気がきけばきくだけ可愛さが劣って見える気がしたりする…。

あれぞモテの権化、モテの生き神様、純粋モテ化身だな。
見事な時代のアイコンだ。
つい「日本人の女性観」とか考えてしまった。
「文明の進歩と生物の退化」とか「日本の右傾化」とかも。

日本人はこの先もう一度、最後の火花のように国粋化し、敗北し、国家を解体し、
それからどんどんどんどん可愛くなって、世界の愛玩動物となればいいと思うよ。
こんな白痴みたいな国が国際社会でやっていけるわけがない。
あとは世界に散って、それぞれ媚び、身繕い、楽しませ、快楽娯楽を提供することが
結果的にもっとも「日本人」というものを長らえさせるのではないか。

すいません、何か口走って。
「家畜人ヤプー」を中学生の頃に読んだせいか、たまにこんな思想が顔をだしたりして。
思想って言うか、ドMの妄想だわね。


●小栗虫太郎「黒死館殺人事件」を読みはじめた。
死体が、死体が光っている…!

写真が小栗虫太郎先生とその娘さん。
怪奇小説家にはこうあってほしいという容姿。

読書昼寝また読書酩酊( 軽くグロ)

2006-05-14 00:19:20 | 本・漫画
●実家で読書昼寝また読書昼寝そして酩酊。

読んだ本

壇ふみ、阿川佐和子「ああ言えばこう食う」
美味しいものが好きで、結婚できなくて、美しくて鋭い仲良し2人の交換エッセイ集。
阿川佐和子がわりと好きなんだ。
さっぱりしてて、読んでて気分がいい。

小栗虫太郎「完全犯罪」「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」
名前のおどろおどろしさに何年も前から気になっていながら、今日初めて読んだ小栗虫太郎。
なんか、これ、すごいな…。
一応ミステリー小説なんだけど、知識がぎゅうぎゅうに詰め込まれてて、とても読みにくい。
異常で、陰惨で、エキゾチックで、説明不足で、乾いていて、わけがわからないが興味を引かれる。
たとえばこれの後で京極夏彦を読んだら生ぬるく感じるだろうな。
娯楽作品としては読みにくいし潤いに欠けるし探偵にいまいち魅力がないんだけど、それでもなお面白い。
トリックの懲り様ったら(実現可能かはともかく)ものすごいし。

特に「後光殺人事件」は、笑ってしまうほどのインパクト。
“合掌した姿勢のまま禿頭のてっぺんに錐で穴を開けられて死んでいる”被害者(坊さん)。
激しく突き刺したのではなく、丁寧に穴が穿たれている。
ほかに死因はなく、しかも死体に苦悶の後はない。
この禿頭のてっぺんから血が盛り上がって固まっているところを「サクランボを乗せたアイスクリームそっくり」と表現するのにも驚いたが、まさか凶器が×××××だなんて…(日記の最後にネタバレ)

で、今からこの人最大の怪作と言われる「黒死館殺人事件」を読むところ。
楽しみ~。


●満腹のところにワインとブランデーを飲み、熱い風呂に長く入ってみた。
贅沢な自殺行為だ。
目眩と動悸で大変なことになりました。
やるもんじゃない。















ネタバレ:ちょうちん

だって間宮兄弟をみてごらんよ

2006-05-13 21:28:53 | 音楽・映画・DVD・ゲーム
●午前いっぱい寝た。
昼に千切りショウガと酢と納豆を入れたうどんと、イワシ缶詰を食べ、
わりと元気になったので、新宿まで映画を見に行った。

電車に乗ってたら見知らぬオバサンとその娘らしきのにジロジロ見られ「すごいシャツ」と囁き交わされた。
写真がそのシャツ。
確かにすごいっちゃあ、すごいかね。
自覚もあったので、ムッとする前にちょっと笑ってしまった。
でもあかの他人の服装をどうこう言うのは失礼だ。


●映画「間宮兄弟」を見に行った。
佐々木蔵之介とドランクドラゴン塚地が主演の、冴えないけど何だか癒される兄弟の物語。
見ようと思っていた回に間に合わなかったので、あいた時間に本屋で原作を読んだ。

江國香織「間宮兄弟」

初・江國香織はなかなか好みだった。
読みやすい優しくて丁寧な文章で、感動も衝撃もないけど、つい微笑んでしまうようなところがあって。
疲れてるときに読めばいいかも。
読むのに時間もかからないし、可愛い。

映画館に行くと、今日が初日なので、30分前でもう立ち見だった。
明日は舞台挨拶もあるらしい。
同じところで「ピンクパンサー」と「カモメ食堂」もやってて、見たかった。

映画も原作と同じように可愛くて和んでちょっと変。
キャスティングがすばらしいし。
佐々木蔵之介(兄)と塚地(弟)と、兄弟の母親役の中島みゆき(!)が、絶妙に似てる。
ちりばめられた小ネタも笑えるし。
普通の「アハハ」って笑いと、あまりに微笑ましくて、つい「ウフフ」ってのと。

30過ぎて一緒に住んで、一緒に遊んで、一緒に寝る、おかしいぐらい仲のいい間宮兄弟。
女性からは「いい人達だけど」「恋愛対象としては」「そもそもありえない」と言われる2人の暮らし。
だけどそれがキモくなんてなくて、静かで、楽しみに満ちて、素敵。
たくさんの本やボードゲームがきちんと整頓された間宮兄弟の部屋、訪ねてみたいもん。
一緒に遊びたい。

ちなみに、あまりに素直に仲睦まじいので、腐女子的な見方は意外に困難。
抱きあったりいっぱいしてるんだけど。
強いて言えば兄×弟…。

やっちまった

2006-05-12 21:24:58 | 音楽・映画・DVD・ゲーム
昨日はしゃぎすぎたせいか、仕事終わりから調子を崩して発熱。
最初は筋肉痛かと思ったけど、そうじゃなくて節々が痛いみたい。
明日は寝てよう。
ああでも昨日のライブはよかった。楽しかった。
人間椅子のワンマンに行き、鶴亀アルバムを買おう。

写真はライブとは何の関係もなく、雑誌「和楽」の今月の表紙。
親に手をとられた子金魚が可愛い。
金魚物には弱いよ。