開演前に「マイティジャック」(円谷プロの特撮作品)の映像など流れる。
ウルトラマン生誕40周年記念の円谷コンピ盤が作られるにあたり、
これの主題歌を特撮(バンドの方の)で、先日カバーしたそう。
オーケン登場。
「マイティジャックの歌」をカラオケで。
こんなこと今さら言うのもなんだけど、オーケンは一般的な意味では、やっぱり歌が下手だ。
下手なのに聞かせるところがすごいんだけど。
「
この曲はすごく間奏が長いので」
と言って、バッグからマラカスを二つ取り出し、無表情のままふって踊る。
変な芸風。
しばらく近況トーク。
先日発売になった小説「ロコ!思うままに」が、発売3日にして増刷決定だそう。
「
ロコは映画化してほしいな。ティム・バートンあたりに。ティム・バートン、マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラあたりの中堅どころに撮らせてやらないでもないけど……でも一応、杉作J太郎さんにも声かけとこうかな。水野晴郎さんにもお願いして、ロコ思うままにパート5とか。ロコにはそんなキャラクターはちっともでてこないのに、軍服を着たマイク水野が登場するなんてのもいいね」
「
6月3日にサイン会があります。声かけてくださいね」
サイン会で、毎回来てくれる人に毎回同じことを言ってしまうので、今回は新しいことを言います!と。
本当かな。
「
さっき歌ったマイティジャックの歌は、僕の家に最初にあったレコードで、それをカバーすることになって感無量です」
「
近所で事件があって!僕は皆さんと違ってセレブなんで高級マンションに住んでるんだけど、そこの管理人室の前にお知らせを貼る掲示板があって、あっ!管理人って言ってもおじさんとかじゃないよ、かっこいい、マイティジャックみたいな管理人なんだからね!」
大槻さん、何自慢だかわかんないっす。
とにかくオーケンの住んでるマンションに、こんな張り紙が貼られたんだとか。
”階段で見慣れない動物が目撃されました。決して捕獲しようとせず、交番まで届け出てください 管理人”
「
見慣れない動物だよ!?たとえばタヌキとかだったらそう書くと思うんだよ、それが見慣れない動物ってことは、何か危険なんじゃないの?!」
「
これを見て、俺が最初に思ったのは、まずツチノコね。それかヒバゴンとかチュパカブラとか……」
しばらくUMA(未確認生物)大好きトーク。
時々そういうUMAやUFOを特集した番組をやるが、ああいうのは大抵ひどい!と怒るオーケン。
最近やっていたオカルト番組で、あまりにひどかったのでDVDに録画してしまったやつがあるとのこと。
スクリーンをおろし、最近恒例になった感のあるバカ映像上映会。
まずはその、ダメオカルト番組。
”宇宙人による誘拐未遂事件!”的な内容で、確かにダメダメ。
「
俺がこれでわかってほしいのは、テレビがどれだけイカサマをするかということ!
でもこの映像は、あまりにダメでね、オーケン賞!最近見た中で一番好きな映像」
それからもう一度先ほどの”見慣れない動物”の張り紙を映し
「
これは、俺が捕獲しないで誰が捕獲する!!ということで、マネージャーの星野と元ヤングスのファンタを呼び出して捕獲に挑戦したところ、わずかだがその映像をとらえた!」
そしてオーケン作成のバカ映像。
川口探検隊なノリで、結構おかしかった。
一瞬うつった”見慣れない動物”の正体は、オーケンが溺愛するアレのようでした。
ここで休憩。
特撮と吉川幸司が音楽を担当したという映画「
マスター・オブ・サンダー」の予告編上映。
休憩後、ゲストは「マスター・オブ・サンダー」監督の谷垣健治氏と、特撮のNARASAKI氏。
映画の話。
千葉真一と倉田保昭がダブル主演だそうで
大槻「
マッチョ老人萌え、老け専にはたまらない映画だと聞いたんですが」
老人好きならそっちを、若手のアイドルやイケメンが目当てならそっちを主演だと思って見られる映画らしい。
特撮の音楽もたくさん使われているそう。
谷垣監督「
ストーリーは終わって三十分ぐらいしたら忘れちゃうと思うんですけど(それはいいの?)
ロコはお客さんの頭に残りますよ!」
監督「
特撮の音楽すごいですよ。千葉さんと倉田さんがでるシーンでゴスロリちゃん流れたりしてますから」
大槻「
良い場面ではケテルビーみたいな音楽が流れるらしいね」
NARASAKI「
みたいなじゃなくて、あれはケテルビーですよ!」
オーケンの素ボケとナッキーの脱力ツッコミが、とても可愛かった。
ほかにもアクション映画の話や、”いかに千葉真一氏が大変か”みたいな映画裏話も聞けて面白かった。
公開は夏。
もう一度休憩。
FUJIKOのプロモーションビデオ「浮気なサファイヤ」が流れる。
可愛いー。
で、休憩後のゲストは
FUJIKOのタマちゃんことTAMAMIZU氏。
タマちゃんとの身長差に、猫背でしゃべるオーケンに萌え。
オーケンは今度DJに初挑戦!するそうで、タマちゃんに教えてもらって、その公開練習を。
しかしこれが……。
複雑そうなDJの機械を前に、てんてこまいというか四苦八苦というか、あんなに慌ててるオーケン見たことない。
ステージ上を小走りまくって、立ったりしゃがんだり、CDを入れたり出したり。
困ってる間にも音楽は大音量でガンガンなっちゃったり。
おろおろしてる間にタマちゃんにイヤホンをかぶせられてるのが可愛い。
走ってとってきたディスクを入れようとして
大槻「
あっこれDVDだ」
もう見てらんない!という感じ。
大槻「
これは……企画倒れだったね」
TAMA「
失敗でしたね」
タマちゃんは一回退場し、DJコーナーはこれで終了かと思いきや
大槻「
今タマちゃんにCDJの方を教えてもらって何にも学べなかったんだけど、レコードでも練習してみたいじゃない?」
そう言いながらオーケンも苦笑い気味。
しかしとにかく、レコードを教えてくれるゲストの方が登場。
前にも一回来たことのある、
岸野雄一氏と、秘密博士。
今度は教えてもらうのではなく、お二方がDJするのをオーケンが見守るという形に。
で、秘密博士(DJ、歌)と岸野雄一(舞い)による「DJ歌謡ショー」開演。
これは、秘密博士がかけたレコードに合わせて歌い、それにあわせて岸野さんが舞うというパフォーマンスで、
正直わけがわからず、さらに長く(15分ぐらいやった?)、もう、どうしよう……って。
オーケンも楽屋に引っ込んじゃったし、客席呆然。
歌謡ショー終了後。
大槻「
こんなに不思議なものは見たことがありません。お客さんぽかーんとして、僕も楽屋でぽかーんとしてて、最近ぽかーんとすることもあんまりないから、貴重なぽかーん体験でした」
岸野さんは、次はパリで活動だそう。
お二人が退場し、もう一度タマちゃん登場。
タマちゃんにCDをかけてもらって、オーケンカラオケ。
今度やる「
魔弾戦記リュウケンドー」という特撮番組の主題歌。
オーケンの声と歌い方は、結構あの手の戦隊系にしっくりくる。
間奏の間、タマちゃんと2人で踊るのがシュール。
「踊る赤ちゃん人間」と「ロコ!思うままに」もカラオケ。
「赤ちゃん人間」は、ギターのキュルキュル具合が橘高さんっぽい。
その後アンプラグド。
最近お馴染みのBe.の2人の演奏で、タマちゃんと一緒にカラオケ。
なぜか郷ひろみの「お嫁サンバ」「セクシー・ユー」
共通項を一生懸命探したらこれになったらしい。
タマちゃん退場。
オーケンとBe.で「ノー・ノー・ボーイ」を歌って終了。