二重生活~ふたえぐらし

日々のこと、読んだ本や漫画、ライブの感想等

すきにしろ[ 生活]

2014-04-09 21:11:33 | 日記
・ゆで卵を茹でるのは楽しい。
動きがある。
固茹で派なので10分少々。
明日のお弁当にするんだ。

・しかしどうも胃が痛い。
外食や大食いを繰り返し、とうとう内臓にストライキされた感じ。
月曜から少食にしていたら、あっという間に3キロほど体重が減ってそれは嬉しい。
普段がよっぽどなんだな。
まあいいけど、コーヒーがまずい。
コーヒーは体中の力が抜けるほど美味しい時と、鳥肌がたつほどまずい時と、両方あって不思議。

・勉強を投げて、図書館で借りた本を読んでいる。
現実逃避気味。
ひとえに勉強したくなさに、掃除したり入力のバイトをしたり日記書いたり卵を茹でたりしている。
自分のためのお勉強ですけどね……。
21時だけど寝るか。

いや、明日やる。
やる。
やるんだってばよ。

守りの読書[本]

2014-04-09 18:49:54 | 本・漫画
●最近読んだ本

この間、図書館カードを作ったのでいろいろ借りてきた。
いや、いろいろと言っても保守的なラインナップ。
どれも一度は読んだことのある作品だ。
どうしてこう、新しい作者の開拓に逃げ腰なんだろうな。

・いとうせいこう、みうらじゅん『見仏記』
でもこれは初読。
みうらじゅんの仏像への対峙の仕方も、いとうせいこうの考えすぎじゃない?くらいの読み解き方も面白い。
それ以上にこの二人の関係性が面白い。
この二人の間にあるような愛情って、世の中にたくさんあるのにまず創作の世界に写し取られることないよなーと思った。

・村上春樹、安西水丸『日出る国の工場』
村上・安西コンビでいろいろな工場を見学するエッセイ。
これを借りてきた翌日、安西水丸さんが亡くなったというニュースを見て驚いた。
本の中では、アデランスの工場で鬘に毛髪を縫いこんだりしている。
"CD"とはいったい何であるかという説明があったりして、時代を感じる。
こういうルポ風の物を読むと、村上春樹ってやっぱり文章上手だなと思う。

・アガサ・クリスティー『ハロウィーン・パーティー』
晩年のポアロがハロウィーン・パーティーで起こった殺人事件の謎を解く。
良くできているけれど、ポアロによる関係者へのインタビューが淡々と続いて、なんだか読後が寂しい一冊。

・ジョン・ディクスン・カー『帽子収集狂事件』
ギデオン・フェル博士物。
もうずいぶん前に一度読んだことがあって、その時はピンとこなかった「ポオの未発表原稿」の価値が、今ならわかる!
もっとそのことを嘆き悲しみなよー!!
殺人事件より誰が犯人かよりそっちがショックだ!という後半の展開。

・東野圭吾『予知夢』
探偵ガリレオシリーズの2作目。
いかにもオカルトめいた始まりと、合理的な解決。
そしてその裏にある、金銭や愛憎といった、言ったらありふれた動機。
もう一回ドラマ見たくなった。
湯川先生は原作だと(相手が友人の草薙警部だからか)それほど変人でもないな。

・東野圭吾『探偵ガリレオ』
面白かったので1作目も。
「壊死る」が怖い。

・村上春樹・安西水丸『ランゲルハンス島の午後』
この本はなんといってもイラストが魅力。
見開き2ページの短いエッセイと、見開き2ページのイラストが交互にあらわれて、のんびり気持ちよく読める。
安西水丸さんの絵は、色と物の位置がちょうど気持ちいい具合で、素敵だ。
相当ずーっと見ていてもなんだか飽きない。

・東海林さだお『レバ刺しの丸かじり』
丸かじりシリーズ久しぶりに読んだけど、クオリティ全然変わってなくて驚愕。
面白いような面白くないようなやっぱり面白いような。
塩鮭と春雨の回がおかしかった。