なんのいみもない[ 実家][本 ]

みくだし。


●実家

入力のバイトなど。
わりとサクサク終わった。

母と祖母(母の母)が、それぞれに
「いっぱい売れ残ってて安かった♪」
「これも復興支援よ～」
と言って葉物野菜を大量に買ってきた。
ほうれん草やらカラシ菜やら。
買い占めや買い控えに走らない身内で良かったと思うけど、なんかのん気だな。


●本

やたらと小栗虫太郎を読んでいる。
これは何療法なんだろう。
でも確かに自分を治癒している。

今は黒死館。
昔は圧倒されて「何ｗｗこれｗｗｗ」だったけど、最近は読んでいて一抹の悲しみを感じる。
ところどころ、法水の言っている意味がわかるのが悲しい。
豪奢な薄っぺらさが悲しい。
華やかな舞台の裏に気づきたくは無いもの。
あー、永遠てないなー。
私はもう洋館の密室で自動人形に殺された挙げ句の果てに発光したりしていたい。
何を信じたらいいのだ。
私はいつか、宗教に入るかSMに目覚めるな。
どちらかは耐えられなくなる年齢に寄る。