仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

ポジティブ心理学

2015年12月18日 | 日記
16日(27.12)の深夜便「明日へのことば」、碓井真史(新潟青陵大学大学院教授)・“心理学のメッセージで幸せに”でした。

記憶に残っている分部は、下記の言葉です。

http://asuhenokotoba.blogspot.jp/search?updated-min=2015-01-01T00:00:00%2B09:00&updated-max=2016-01-01T00:00:00%2B09:00&max-results=50
より引用。

「ポジティブ心理学 幸福になるためには何が必要か、お金、知能、学歴等いろいろ考えられるが、それらはそう簡単に変えられないが、そういったものを全部ひっくるめても、幸福感に与える影響はたった10%しか与えていない。
一番は行動習慣、土台になるのは「有難う」なんです、「有難う」が言える人は幸福感が高い、人に親切行動をし続けている人、目標を持って一生懸命熱中する活動をしている人等は幸福感が高いというのが科学的事実なんです。これらは変化できることです。
幸せを願うなら、「有難う」を言うことは効果的です、科学的な事実です。(以上)

「心理学化する社会」という本がありますが、心理学は科学なので、納得させる部分がありますが、人間の心理や存在が、薄っぺらな理解になっていくような不安を覚えます。

ウィキペディアで「ポジティブ心理学」検索すると、次のようなことが出ていました。

幸福感を増すための方法
以下のようなことを行えば、幸福感が増す。

週に1回、自分の幸福を数える時間を持つこと
不幸にとらわれるのではなく、自分の幸福に目を向ける。1日に1回行うと効果が少なくなるので、週に1回行うと良い。またこれにより、「幸福順応」を避けて、他の人への感謝の念を増やすことができる

他の人に親切にすること
同僚や通りすがりの人に支援の手を差し伸べる。こうした利他的行動を行うと幸福感が増す。

感謝の手紙を書くこと
これにより短期的には幸福感が増すが、あまり長続きしない。
自分の強みが何であるかを知って、それを生かすようにすること
自分の長所に注目する。自分の強みを知るための質問紙が作られている[13]。自分の強みを知るだけでなく、それを日常生活に生かす努力が必要である。

他の人に多くを与えること
人に親切にするとは、人に何かを与えることである。ボランティア活動など、自分の時間を与えることでも良い。情報でもよい。

他の人と一緒にいること
家族や友人と一緒にいる時間の長い人は、そうでない人に比べて幸福感が強い。家族や友人との人間関係を大切にして、長い時間を一緒に過ごして、それを心から楽しむと、幸福感が強くなる。

一日の終わりに、その日の良かったことを3つ書き出すこと
物事の印象は、ピーク時と終了時で決まる。1日の終了時に、その日の良い事に注目する。そして、この良い事はなぜ起きたかを考える。この方法により、持続する幸福感を得ることができる。セリグマン教授が勧める方法である。

他人と自分を比較しないこと
自分の給料に満足していても、知人が自分よりもっと多い給料をもらっていることを知ると、とたんに不幸になってしまう。人は自分が幸福であるほど、まわりの人との比較に関心を払わなくなる。自分が満足できる仕事を持ち、家族や友人と良好な関係にあれば、比較による不幸から逃れることができる[14]。

生涯にわたる目標や夢に全力を傾けること
人生の目標を追い求めることで、多くの満足感や喜びが得られる。「フロー」状態の時間が長いと、幸福感が増す。「フロー」状態が得られる活動を選んで取り組む[9]。

夜寝る前に今日良かったことを 3つ数えるとか、今までの人生でお世話になった人を思い
浮かべてありがとうをカードに書くとかポストに入れなくても、幸福感は高まる。

「有難う」を言葉や文字にすると幸福感は高まる。
幸福な人は幸福な人同士が集まって、お互いに相手を幸福にしあっている、お互いに親切にし、され、お互いにありがとうを言いあって、ドンドン幸福になってゆく。
不幸な人は不幸な人が集まってお互いに不幸にしあっている。
(以上)

思い通りになること イコール 幸せ この構図そのものしばれていることが「苦」であると説いているのが仏教ですが、ポジティブ心理学でいう幸福は、平面的な理解であるようです。
コメント
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