超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

the pillows@Zepp Tokyo 10.2.19

2010-02-25 01:29:51 | ライブレポ

ちょっと遅れましたが、先週の金曜日に行ったthe pillowsのライブについてレポートを。
セットリストはこれ→http://blog.goo.ne.jp/nijigen-complex/e/64cea49bedb96ef588288f7081617c16


「OOPARTS」を引っさげてのツアーだったわけですが、この日はそれのセミファイナルでした。
つまりは明後日にファイナルを控えていたわけで
若干ラフなものになるかなあ?とか思ってたんですが
蓋を開けてみればそういう部分ももちろんありつつの、実に良くできた流れのいいライブでした。
気軽にやれる、という意味ではファイナルだったのかも。
JCBホールは撮影が入ってたらしいんで、あんまり下手な事言えないとか言ってました。
セミファイナルでもきちんとドラマを生むパフォーマーとしての凄さは健在も健在でした。



まずは「Dance With God」からじっくりとスタート。新譜で一番好きな曲なのでいきなりテンション上がる。
なんといっても最後の思いっきり叫ぶ部分が特に好きで、
そこに入るまでのワクワク感は尋常じゃなかったですね。
予想通りそこの部分生で聴くとすごい気持ちよくて満足。

「ビスケットハンマー」を挟んで披露された「ノンフィクション」。この時点で気負いなく気持ちよく演奏してるなー
ってのがなんとなく伝わる。ドラムがすこぶる気持ち良かった。
途中、中断するパートでは山中さわおがタクシーでの逸話を披露。
話があまりにも通じない運転手で、若手芸人の如くツッコミまくったとか。
最後お金を払おうとした時、「それは前の客のお金だから」とか言われたらしい。酷い(笑)。

そこから新譜の曲を中心に披露。
どの曲も往年の定番かと思うくらい良かった、というか上手くハマってたのだが
中でも「Lemon Drops」が青春っぽさ全開な印象で良かったですね。
あの「ハロー」はとても爽快な気分になる。
「メロディー」も色々とひねくれてて良い。

ここで前半のハイライト、「Kim Deal」。
かなり力強く、感情を込めて歌っていたのですが特にこの部分

「僕の涙を乾かせるのは 皆の好きな下らない歌じゃない」

この下らない歌じゃない~の部分をめちゃくちゃ強く歌われていて。
やはり彼のアンチ精神はそこそこ売れている今でも健在なんだな~とちょっと嬉しい気分に。

ここで某仕掛けのコーナー。
ドラムス佐藤シンイチロウがミ○キーマウスのものまねを唐突に始めたかと思えば(しかもあんま似てない)
その流れで「僕のお友達を呼ぶよ!」と、なんとスティッチの風船を持ってきてドラムセットに縛り付けて浮かす。
それもアロハバージョンと併せて2つも用意!
これは予想してなかったのでビックリしましたが、それと同時に「JCBホールでもやるから内緒にしといてね」
ってお願いが微妙に可愛くてちょっと笑ってしまったり。
可愛いってのは失礼かも(笑)。
ちなみにミ○キーの声で「おっぱい見せて」とかも言ってました。
それに対して山中さわお「これはまだソフトな方だから。飲みの席とかだと、もっと笑えないドギツいことを言う」
んだとか。 

その流れで演奏されたのは勿論「Rodeo star mate」。何気に運び方上手いな。
この曲ライブだとCDよりもキッチュな感じで、また違った印象がありますね。
でもサビに入る前のギターリフは相変わらずの格好よさでした。

ここからまた新譜モードか?と思いきや、懐かしのナンバー連発モードに。
まず一発目の「I think I can」が個人的にかなりグッと来たんですが
その理由として実はこの曲がピロウズ初体験だったんですよね。そういう曲を演ってくれると、
やはり聴いてる方のテンションも上がるというか。てかこの曲で初体験って人どのくらいいるんだろう。
やっぱりthe pillowsらしい曲だよな、と思いつつ聴き入る。

「Blues Dive Monster」「WINNING COME BACK!」「like a lovesong」の流れは単純に気持ち良かった。
曲が始まる前にいちいち高らかにタイトルコールをしてる山中さわおの姿を見てると
何気にご機嫌な気分なのかなーと思ったり思わなかったり。
これの次に再び新譜モード再開。


ここでの4曲では、やはり「ジョニー・ストロボ」が一番グッと来た。
中盤のハイライトはこの曲でしょうね。
前述の「kim Deal」に劣らぬ気合の入った歌が響く響く。
過去の曲と比べても聴き劣りしてないところが調子の良さを感じさせてくれました。

ラストスパートではこれも個人的に大好きな「この世の果てまで」、
そして今やアンセム化してる?ってとこまで定着してる「No Surrender」。
余談ですが「~また会おう」って歌詞がサビにあるこの曲をラストに持ってきたのも何気に上手いな、と思ったり。
この曲ライブ初体験でしたが散弾銃のようなギターリフが思ったよりクセになるなあ。
それがCDより顕著に出ていたような。


一回目のアンコールでは「雨上がりに見た幻」「ハイブリッドレインボウ」のバラッド2連発。
この流れはズルイ!と思いつつも、当然の如くじんわりと染み入る。
前者は声を張り上げながら歌う曲なんですが所々かすれている部分もあって
それがより一層エモーショナルさを引き立てていた。

その熱い流れを引きずって2回目のアンコールで「LITTLE BUSTERS」。
みんなでシンガロングして晴れやかな気分で終わる。
あまりに完璧すぎる構成に痺れつつも、興奮状態を持続させたまま会場を後へ。
終わってみればセミファイナルとは思えないくらい盛り上がったライブでした。
ベテランの余裕みたいなものも感じられて、それも良かったなあ。



この日のライブの総評はもう本遍で済ませた気がするんですが
ここでもう一回まとめると
結構望み通りに展開されたライブだったというか、ここはこう来て欲しいと思ったところに本当にそれが来たりと
かゆいところに手が届くような、そういうライブでした。
全体を通して魅せ方が非常に上手い。特別な演出を用意したり、それについて更に特別感を煽ったりと
エンターティメント性も高く、ずっと集中して楽しめるようなライブだったと思う。
それとセトリも個人的には中々良かったですね!


そういえばMCで、ちょっとうろ覚えなんですが
「スポーツ選手って表彰台に立たないと評価されない節があるけど、ミュージシャンは
 セールス的に惨敗しててもファンがつくし、こうやってライブにも来てくれる」
「人知れず努力とか自分は無理だから、ミュージシャンであって良かったと思う」
「君達がいてくれて本当に良かったです」
みたいなことを熱く語るシーンとかもあって、その流れで曲とかいくもんだから無性に胸が熱くなったり。

と、思えば「今の俺の髪型ちょっと9mmの卓郎くんみたいでしょ?笑 若手への憧れが・・・」
って冗談交じりに笑いを誘う部分もあったり。
ピロウズは何気にMCも良いんだよね、ってことも再確認できました。
 翌日のひだまつりと合わせてこの2日間はとても濃かったように思う。色々と刺激にもなりました。
今現在で早くも新曲5曲出来上がってる!との事なので今後の活動も大いに期待ですね。
ってか相変わらずワーカホリックだなあ(笑)。凄いと思う。





Sky Mouth

2010-02-24 22:20:06 | 音楽

一週間遅れですが、People In The Boxの初シングル「Sky Mouth」が発表されました。
それについての感想をちょこちょこ。


えー、まずは凄いコンセプチュアルですね。シングルなのにイントロ的な曲がついてる。
「生物学」という曲なんですけど。
それにタイトルも今までの延長線上的な感じだし、ジャケットやブックレットに関してもそう。
要はいつも通りの、変わらないPeople In The Boxがそこにいるという訳です。
シングルだからといって変に気負いがないのは流石といったところ。

ただ、他の2曲に関して共通してるのは割とノスタルジックなメロディというか
懐かしのギターポップみたいな、90年代的な音作りをしているなあと。
そこが今までの作品とは違う部分かな。
結構作品ごとにオルタナになったりギターロック・ポップっぽい部分を出してきたりと、
そういった柔軟性はこのバンドの面白い部分でもあります。

ある意味プログレッシブな「冷血と作法」もぶっ飛んでていいんですけど
やっぱりポップさが前面に出ている「天使の胃袋」が特に好きかな。
「月曜日/無菌室」に続くキラーチューンという印象の曲で、冒頭の性急なノリからサビで一気にポップに変化する、
その過程が面白い一曲でもあります。
 それにしても、メロディにしろ歌にしろ本当にキレイ。 だけどちょっと儚い感じも醸し出しているのがミソ。
綺麗な部分と汚い部分が同時進行で成立しているのがPeople In The Boxの魅力の一つであると思っていて、
それが顕著に出た一曲。ですね。



世界観の確立を強化したコンセプト・シングルなんですが
同時にこれは次の作品への布石というか、次はもっとポップさを前面に攻めていくんだ!みたいな
ある種の意思表示みたいにも捉えられたんですが、実際はどうでしょう。
色んな意味で先が読めないバンドだからな~。

何にせよ、本当に彼ららしさを保ったまま突き進んでいくであろう事は明確になったので
これから先の仕掛けにも十二分に注目してます。
まずは3月のワンマンだ!




9mmの髭とNICOのASSHOLE

2010-02-23 21:39:01 | 雑記

色々とやる事が多すぎて、ちょっと更新遅れそう。でも、なんとかこなしていきたい。
こうしてネタは溜まっていくんだな・・・。
頑張ってきちんと書いていこう!


ところで髭がHiGEになって
ベスト盤が3月に出て、今上がり調子のバンドのみをターゲットに絞ってマンスリー対バンライブ、
そして止めに夏にオリジナルアルバムのリリース。
と、久々に彼らが息巻いてるというか、大きな動きを見せていますね。

思えば「Chaos In Apple」以降は割と地味というか
そこまで派手なアクションは楽曲にしろライブにしろあんまりとってなかった印象で
実際かつてよりもやや注目度が下がっている印象なんだけど
それをここに来て取り返そうとしている、
或いは再び攻めていく決意をしたような、そういう印象を最近の発表で受けました。
 今年はHiGEにとって勝負の年なのかも。

マンスリーライブは出来れば全部行きたいな!行けるかなあ。


あと出来れば「青空」をそろそろ音源化して欲しい。じらしすぎよ。




marble@パシフィコ横浜 10.2.20

2010-02-22 20:49:50 | ライブレポ


それでは未だに興奮覚めやらぬ中、パシフィコ横浜でのmarbleについて、タラタラと。


まずはセットリスト

1.さくらさくら咲く~あの日君を待つ 空と同じで~
2.流星レコード
3.芽生えドライブ
encore
4.さくらさくら咲く~あの日君を待つ 空と同じで~(蒼樹うめとデュエットVer.)

他にもラストの「スケッチスイッチ」も他の共演者と一緒に歌っていました。



元々marbleの音楽って幅広い人達に受け入れられるであろう~とは思っているんですけど
それにしたってこの日の堂々たるステージ上の立ち振る舞いといったら凄いもんでしたね。
思った以上に広い会場似合ってた。
 marbleの音楽が、5000人もの観客を動かしている光景を見ていたら、不思議なような、でも当然とも思えるような。
バックバンドもmarbleチームだったんですが、自分が聴く限り気負いみたいなものは感じられなくて
むしろ皆割りと自然に、楽しんで演奏されていたような。
菊池さんはこんな大舞台でもいつもの菊池さんでした(笑)。最後の「スケッチスイッチ」の時ノリノリで弾いてたな。
すっごく楽しそうだった。二人とも。
いつかこういう会場でmarbleのワンマン観てみたいな・・・!


で、演奏だけじゃなくて結構コーナーの部分にもmarbleが紛れ込んでまして。
まずはひだまりラジオの時、キャストが人形に扮して会話するというコンセプトだったんですが
そこにTBSの黒ブタのマスコットが紛れ込んでまして。
それの声を菊池さんが当ててたんですが、めちゃくちゃやる気なくて。もう本当にいつも通りの気の抜けた声。
 で、その人形たちを声優本人が直接舞台に来て、自分が声を当てているキャラの人形を選んで帰る、
って流れだったんですが、そこにmiccoさんも来てまして、当然の如く菊池さんアテレコの黒ブタを選んで。
そこまでは良かったんですが何故かそこでブタをいじめるmiccoさん。
「いつもの恨み」とか言ってましたが、やはりSキャラの菊池さんに対するある種の抵抗だったのかな(笑)。
声優の誰かが「普段溜まってる部分もあるんでしょうか?」とかなんとか。
思わずクスクス笑ってしまう。

んで、概要編でも書きましたがひだまり選手権の時もmarbleが出ていて、
http://blog.goo.ne.jp/nijigen-complex/e/ee5b8b2c15362ae13dd1ea561bebce68
その流れについては↑を参照にして欲しいんですが
miccoさんの描いたダースベーダーが、思いっきり下手、というか伝わりづらかったんですよね。
司会の人とかも「あれは何?」的なイジリ方で。
それに対して菊池さんが団子の絵を描いてたんで「もしかしたら適当な絵を描いてるんじゃ?」とも思いましたが
実際菊池さんは「ダースベイダーですよね」ときっちり当てていて。
ここで観客とか他のキャスト陣から惜しみない賞賛が(笑)
曰く「miccoは大雑把にものを捉えるクセがあるから、そこから考えて云々~」と言ったコメントで更に拍手!
周りから「流石ユニットだな」って声がチラホラ聴こえました。
これは本当に見事だったと思う。

が、その後お互いの似顔絵を描くコーナーで、
miccoさんは下手と言えば下手なんですけど、そこそこ菊池さんの特徴を捉えて描いていたのに対し
菊池さんが描いたmiccoは・・・正直酷い面に描かれていて(笑)。
なんかもう口裂け女みたいな、誰が見てもひでえと思うようなイラストで
ついさっきの見事な回答の余韻がこれで一気に台無しに。
声優陣から「miccoさん本気でムカついてません!?」と言われたりある意味散々でしたが
私としては逆にある意味「らしいな」、というか。
五千人規模のパシフィコ横浜でもいつも通りのペース、いつも通りのトーンの菊池さんに安心すると同時に
菊池達也の本当の凄さを垣間見た気がしました。
あのイラストもう一回見たいなあ・・・。
司会者に「解散の危機?」とか「グループ内に亀裂が入ったような感じがしましたが・・・」とか
あまりにも言われ放題。
その様子にこっちもひたすら爆笑してしまっていました。いやーいいもん見たな!

それに対する、ある意味無意識的なお返しだったのがアンコール前の出演者全員の挨拶の時。
miccoさんが「こうやってmarble一人としてこの場に立てたことは~」みたいなことを発言して
途端に「もう一人いる!」って周りから突っ込まれて慌てて「marbleの2人で~」に訂正。
この時の天然ボケも面白かったんですが
それに対して菊池さんが前に出てきて、思いっきりギターを弾くポーズを取って主張してたのも大いに笑えました。


なんというか、冷静に考えてみればED担当アーティストという肩書きで
本遍に出演してるわけでもないのにここまで全体的に絡めてた、そういう待遇にしてもらっていたのは
彼らのファンからすると感無量というか何というか。
貴重なシーンや貴重なデュエットを沢山見れて、行った甲斐は十二分にあったという感触ですね。
もちろん概要編でも書いていた通り、イベント自体も面白かった訳だし。



最後に、肝心のパフォーマンスについてですが。
スケールでかかったです。
というか、そういう会場でも自分たちの音を作り出せるmarbleスゲエな、と。
まずmiccoの声の響きが抜群に良かった。
今まで小さい会場でしか聴いてなかった所為か、そこまで声量あるってイメージなかったけれど
あんな大きな会場でも言葉の一つ一つがハッキリと伝わってくるボーカリゼイションを発揮されていて
正直驚いたのと同時に、凄く嬉しくもありました。
タイアップ先の力が大きいとは言え、「さくらさくら咲く~あの日君を待つ 空と同じで~」が20位になって
こんな大きい会場と大勢のお客さんを沸かしている。きっちり盛り上げている。
聴きなれた「芽生えドライブ」が、ライブハウスで聴くのと同じ感覚でこの大ホールに響き渡っている。
そういった数々のパフォーマンスの素晴らしさに、いちいち感動してしまっていました。
 ちなみにアンコールのデュエットではきちんとmiccoさんがうめ先生をエスコートしていましたよ。

中でも「流星レコード」は、絶品。
本当に星空の下で聴いているような、そういう感覚を味わえました。
表現力のタフさ。
五感を、想像力を刺激するフレーズたち。
何よりもあの空間を一気に彼ら色に染め上げていた、そこだけ別空間になってしまったような感覚は
ファンとしても、それを抜きにしても素晴らしかった。
これまで生で聴いた「流星レコード」の中で一番良かった。
聴いてる最中、涙腺に来た。
多分ずっと忘れない。



marbleのライブアーティストとしての強さをより一層確認出来たような、そんな一夜でした。
なんか次のワンマンが今すぐに観たくなってしまった(笑)。
いつかここで単独でやったりして欲しいな・・・とも。絶対可能性あるはず。てか、観てみたい。
それと野音もいいな! いつかは、そこまで。





ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第7話「イノセントブラッド」感想

2010-02-22 00:31:39 | アニメ


今週のダンス イン ザ ヴァンパイアバンドの感想。


こりゃ凄い。前回前々回で疑問だった点やしこりが一気に取れてしまってかつ次の展開も楽しみになる引きも用意、
じらされてた分、一気にカタルシスが溢れてドバドバと。 これだよこれ!って感じ。
印象に残るシーンも沢山。

「おおかみかくし」が一歩抜けてるような感じだったけど、こっちも負けてないなあ。
これだからリアルタイム視聴は面白い。
このまま不穏ツー・トップとして頑張って欲しい(笑)。



あらすじとしては前述の通り、全てのもやもやが一気に解かれて
ミナが極悪人という印象から一気に可憐なダークヒロインにカムバック。
 学園のことはミナ一派に敵対する闇のヴァンパイアの一族が人間にカムフラージュしてやっていた事で
総理大臣の誘拐事件についてもミナの側近が半ば強引にやってしまったことらしい。
子供自体はワクチンで元に戻っていたという。
なんともスッキリさせてくれる構成。
人間とヴァンパイアをつなぐ役割を果たさんとするお姫様も色々と大変なようで。
なんだかんだいって不器用な子なんですね。
「味方を欺く必要があった云々~」と側近のおじさんは語っていたけれど、
正直アキラを試していた部分もあったのかなあ。
或いは、信じて欲しかったとか。
 でもこれからは出来るだけアキラを頼って欲しい。って感じはする。最後の顛末を見ていると。

そう、仲たがいしていた二人も、最後に拳を交える事でなんとか和解できたんですよね。
雷が落ちて教会が崩れて、アキラがミナを身を挺して守るシーンはちょっと涙腺刺激された。
 でも、描き方がかなりマジだったから本当にどっちか死ぬんじゃないかと心配したけれど。
どっちも変身したらまごうことなき怪物なんだな。ってことも再実感。
でも姫さんの変身した姿はちょっと神々しかったような気も。
 そういえば三枝さんを結果的に助けたシーンも、あれはあれで格好良かったなあ。流石主人公格って感じ。

その三枝さん、先週とかは結構頑張ってたのに、今週はすっかり置いてきぼり状態に。
割って入れねえよ、みたいな。
なんかちょっと可哀相。
これからの活躍あるのかな・・・?ずっと語り部だったら少し嫌かも。
純粋で良い子なのになあ。なんとか、少しは。



終わり際はなんだか最終回みたいになってましたが、来週は特別編という事でそれから新展開か。
調べてみたら1週間放送延期になったそうで。
あのアメなめてる女の子と闇のヴァンパイア達のエピソードが次の新章の中心になるのかな。
 でも、ぶっちゃけここで終わってもある意味完成形だったと思うけどね。
それでもここまで面白く作りこまれた作品なので、これ以降も期待しています。
このタイミングでの特別編は、むしろ妥当というか、そこまで違和感ない気はするし。 
今週は文句無く面白かった。
 クサい言い方ですが、より一層強く結ばれたミナとアキラの絆が胸にジーンと来るものがありました。
とても美しい関係の二人だと思う。泥臭さもありつつ、の。




そういや、東雲会長どうなったんだろ?そのまま?