超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

エゴコロトイロ 第2話「義妹との時間」 感想

2013-05-24 17:59:27 | 漫画(雑誌感想)















予想不可能な彼女。













初回の時点では個人的にもみじの方が可愛いかな~、って思ってたんですけど
2話目を読むと一気にダブルヒロインの魅力が均等になった気がするから不思議ですね
何を考えてるのか分からない麦、
しかしその本質はあの頃と変わらない天真爛漫な姿がそこにあって・・・
そういうやりとりを見ているだけでも面白い本作品、
早くも修羅場が生まれそうでもあり(笑
次号を読むのも楽しみです

麦ちゃんはあれですね、若干天然の気があるというか
ちょっと我々の思考とはかけ離れた考えの持ち主のようで
でもそのちょっと不敵で堂々とした態度に可愛さを感じるのもまた事実
「だって兄妹じゃん」のシーンは個人的にちょっとゾクゾクもしたんですけど(笑
彼女にとってはあくまで義兄の役に立ちたいだけなのか
それとも彼との関係に懸けている部分もあるのか
その辺はこれから描かれるんでしょうけど、それも含めて今後の変遷には期待しています

にしても良い所でチャイム鳴りやがったな~
折角グラマラスボディを拝めるチャンスだったのにな。
でもそういう過度に無防備なあたりが彼女の魅力でもあり
この漫画の面白さでもあります
女性の不思議でちょっと小悪魔な目配せを楽しむ漫画というか・・・
個人的にはすっごく面白く読めてますね。
麦ちゃん、ただ翻弄してるだけのようで
根底には健気な気持ちも垣間見られたので今回でもみじと同じくらい好きになれました
まあ元々初回の時点でももみじに劣れどある程度お気に入りではあったんですけどね
薄い下着で果実が見えているっていうシチュが良いですよね。
良いですよね、というか
ちょっとアレな記述なんですけど(笑
結果的には主人公もまた一歩進めたようでお話的にも手応えがありました
ここからどんどん過去を捨てて新しい境地を拓いていってくれればいいですね
勿論もみじとの絡みも期待しつつ(笑)。


そんなもみじが家に来たのはやっぱりどこかで主人公を気にしてるからなんだろうな・・・と思いつつ
さり気に女性らしいルックスを気にする仕草が健気でこれまた可愛かったです
こういうラブコメの場合、
誰かが飛び抜けてツボだったりすると
中々作品自体には感情移入し難いものでもあるんですが
この漫画の場合は既に両ヒロインの魅力を余さずにアピール出来てるので
安心して感情移入出来る良さがあるなあ、と思います
だから読者も一緒に迷える訳でね(笑

しかしまあ、いっても年頃の男女なわけですからね
彼女がどういう反応を取るのか、にも注目しつつ・・・
次回はセンターカラーらしいので期待して3話を待ちたいと思います
今回もまた鉄板に近い面白さで個人的には満足でした。
アンケートも出しますね。










しっかしまあ超ムチムチと超スレンダーってバランスはやっぱ見てて面白いなあ、と
両方の良さを感じられるのが個人的にツボですなあ(笑)。




グランドジャンプPREMIUM VOL.18(2013年6月号) 感想

2013-05-24 17:17:51 | 漫画(雑誌感想)














かる~く感想でも。












◆らぶかるま(新連載)/こしばてつや

野外オナニーを楽しむ主人公・・・どう考えても変態ですね(笑)。
で、その様子が美人さんに見つかって揺さぶられちゃう展開になるのかな?
いずれにせよ先が読めないので素直に楽しみです
ある意味ご褒美かもね(笑

それにしても摩子ちゃんは普通に可愛いですね。おとなしそうで実は、っていうのは好きかも。
最後らへんの表情はちょっとゾクゾクしました。



◆白衣のカノジョ

あれですね、純真なお話でしたね
既にセックスを経験済みの上いい大人同士だとしても
十分少年少女の恋愛に負けないくらいのピュアさを演出出来てるなあ・・・と
いやむしろ、だからこそ初さが際立つのかな。心温まるお話でした。



◆しあわせゴハン(読切)/魚乃目三太

ああ、こういう漫画好きだわ・・・
青年中年の哀愁っていうか、年をとるとどんどん喜びが原始的になっていくんですよね
そういう感覚が分かるので個人的にはすごく楽しかったし良い気分にもなれました
タイトルに「しあわせ」って付いてるけど
この「しあわせ」は苦渋を味わったからこその「しあわせ」である訳でね。
ちょっと疲れた時に読めば絶対に沁みてくれる作品だと思います。
そして店で食いたくなる(笑)。



◆いねむり先生

こっちもある意味しあわせゴハンでした
港町で新鮮な魚の盛り合わせを食す描写とか堪らないですね・・・
なんかこうキャラの行動や表情にいちいち含みがある感じが読んでて面白いです。
先月分も色々とぶっ飛んでて読みやすくて良かったと思う。



◆呪殺師 千佳羅(読切)/真倉翔・岡野剛

岡野漫画に触れてると小学校の頃に戻ったようで安心しますね(笑
そうそう、この分かりやすいぐらいのデフォルメ感がいかにも漫画チックで楽しいなあ、と
でも今回の悪役は微妙に梅澤春人の漫画に出てきそうな奴でもあったな~
活躍した時期も一緒なんで少し影響受けてるのかな。

さて、内容。
タイトルから単純に呪い殺すお話・・・と思いきや
意外と真っ当なオチが付いて結構新鮮な感触でした
成る程、確かに人格を変えてまで果たす復讐に何の価値があるのかっていうのは正論ですし
メッセージ的には非常に現実的で個人的にはこれはこれで正解だと思いました
一番のご褒美は自分を取り戻せた事、だったりするんでしょうかね。面白かったです。



◆ハイリコ

う~ん、色々と甘酸っぱい(笑
でも今は別の彼とくっ付いてる訳で・・・
こういうのもちょっと失われた青春、という感じでいいですね。
ほのぼのとした推理ものなのが良いなあ、って思いつつ
また次は不穏な匂いが漂っているようで。



◆妖怪博士の明治怪奇教授録

たなかかなこ(田中加奈子)の漫画も読んでると安心するなあ・・・
今回の内容、少年誌だったらもっと女子に受けるような話だったと思う(笑
女性の異常な愛情に関しては単純に怖かったです
しかもまだ続きがありそうだし。
情念というのは扱いが難しいもんですね。










他にインサイダー、だんしんぐ!!も面白かった
割と落ち着いたテンションで読める良い雑誌だと思います。