超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

パジャマな彼女。 第21話「届く距離で」+ニセコイ 第35話「バクハツ」 感想

2012-07-23 07:28:21 | クロス・マネジ(WJ系)





テンション低いです。






◆パジャマな彼女。

ああこれ絶対に終わるよね、っていうか畳んでますよね、色々と。
この漫画を読む為に一度卒業してたWJに帰って来てたのになくなったらどうしよう。
どうしようもないよ。ただまあ、色々伝わりずらかったのは確かですけどね。
謎を引っ張りすぎたとか
幽霊では読み手もストレスが溜まっただとか
まあ所謂敗因というやつはその辺なんでしょうけど
でもそんなウィークポイントを凌駕するくらい雰囲気の良さとキャラの良さは確立されてたし
事実私も一度もテンション下がらずに読めてたんですけど、でもそういう意見は少数派なのかなあ。

関係ない話、WJ読んでると常にこういう悲しみに晒されるのが嫌で
もうこれ以上悲しい思いをしたくない、って
そんな思いで一度切った訳ですけど
まあこういうのは特性的に仕方ないと諦めるべきなのか
でも正直今人気を博してる作品と比べても面白さは負けてないと思うんですがねえ。
う~ん、個人的には納得が行く様で全然納得はしてないんだけど
まあ斉木と紅葉好調だったら
絶対に上がれる隙間もないとは思うので・・・。
なんかすっごく残念ですよ。


でも、今週のまくらはべらぼうに可愛かったよね(笑)。
一度諦めた筈なのに、それでも「スキ」と言われれば喜んでしまうその素直さ
まあ本当は告白っていうよりも間違いな訳なんですけど
それでも一応の決着は付けてくれそうで
その辺は安心
個人的に決着が付かないラブコメディなんてクソだと思ってる
それは恋愛作品ではないとまで思ってるから。この漫画はちゃんとやってくれそうで安心しました。
でも、この内容だと雪姫先輩は届かなくても想い続けるって事なのかなあ・・・。
それはそれで切ないもんですが
それでも自分はまくら派なのでこの展開は嬉しいし
ここまで来たんだなあと思うと感慨深さも満点レベル
ただ惜しむらくはこの位置でそれをやっちゃうとただの風前の灯火にしか見えない、って事ですかね(笑)。
今WJのヒロインで間違いなく一番可愛いと思ってるので正直これで終わりって考えると寂しい
もっともっとこの二人を見ていたいんです・・・!

とは言っても、この位置でこの展開では覚悟だって必要な訳です。
終わったらWJの感想を止めるかも分からんけど
そうは言ってもまだ「ニセコイ」と「恋染紅葉」残ってるので読むのだけは続けちゃいそうですが。
後は「斉木」が結構お気に入りかな。いずれにせよ、個人的には大大大好きな漫画でした。
「これから」の展開にも大いに期待しています。色々な意味で。




◆ニセコイ

う~ん、やっぱりマリカは微妙かなあ・・・。
性格悪すぎる気がする。ただ単に嫌味なだけっていうかね。
正直読んでて千棘と楽の邪魔すんな!って思ってしまいましたよ。
まあ世間ではそこそこ受けてるんだろうけどね。

かと思ったら、いきなり方言で田舎キャラ付けですか。
まだ分からんけどこのチェンジの方向性次第では好きになれる可能性も残ってるかも。
「ニセコイ」は今のところどのヒロインも好きだから、マリカもまた頑張って欲しいとは思ってるんですけどね。
どう転がるかな。それにしてもちょっとライパクのガウェインを思い出したのは内緒です(笑)。

この感想には関係ないけど扉絵のデフォルメ千棘が可愛い!








う~ん、なんか本当にもったいないな。色々と。そらテンションも低くなるわ、っていう。




恋染紅葉 第12話「海?海!海!?」 感想+a(WJ34号)

2012-07-23 06:37:50 | クロス・マネジ(WJ系)





先週が土曜日発売だったので結構久々感ありますね。






◆恋染紅葉

今週のラブコメの中では一番面白かったかな。ニセコイはマリカウゼー状態だし
パジャカノは微妙にまとめに入ってる雰囲気たっぷりで純粋に読めんかった(泣)。
頑張ってる翔太の想いに反して紗奈ちゃんの胸に広がる疑念、ですけど
まあこれは誰が悪いと言う訳でもなく
ただタイミングの問題なんだけど
でもこれでようやくドラマが転がって来た印象はあるかな。雰囲気漫画になっても良かったと思うけど
ジャンプで雰囲気漫画にすると大抵はそっぽ向かれるのが普通なのでこれはこれで正解
紗奈ちゃんのアンニュイな表情と無理してる表情の両方が効果的で
恋の切なさを出すには十分の演出になっていたと思います。

別に隠してたって話じゃなくて
本人としては元々は断る気で満々だった訳で
この状態に陥る前にそういう描写を入れて来たのは上手いなあ、とも思う
ある意味翔太の正当性を証明してる訳ですから。そこで由比ちゃんのアタックがあって
そこが有耶無耶になってしまった、その一連の流れはちゃんと計算されていて
真っ当に正しい恋愛物語として機能しているのが凄いなあ、って。
この辺はやっぱり2人組な訳だから
一応ストッパーは付いてるって事なのかな。
某タカヤとは違いちゃんと考えてお話が進んでいるこの感触は個人的に好感触だったりしますが
それと同時に、由比ちゃんに関してもそろそろ感情移入の隙間が出来てきた節があって
一旦押されて弱い部分が出てきたからこそいじらしく感じれた部分があり
今では割と魅力的にも均等になりつつある
その流れも一応は見事だと言っても良いクオリティなんじゃないかな、って思いました。
この先どう展開するかで人気的な分かれ道も決まってきそうですが、果たして。


しっかしまあ、ダブルヒロインなのに両方ともグラマーっていうのはどうなの?(笑)。
一言で両手にメロンって感じじゃないですか。これは正直羨ましい。
海音が完全に比較対照でしかないような感じになってますけど
この子らと比較されたら誰でもああいう扱いにはなるでしょうよ。そもそも芸能人ですし。
その設定に関しても割と理に適ってて良いんじゃないかなあ、とは思います。
比較描写があっても可哀想って事ではなく
そもそも芸能人なんだから、って言い訳が出来ますからね。
逆に言えばこの子らが芸能人じゃなかったら単なる拷問にしかなってない、って話でもありますけど(笑)。
嫌味と言えば嫌味ではありますが、そこまで嫌悪感が沸かないコミカルさもまた見所ですね。
正しく「ラブコメディ」っぽさに溢れた秀逸な回だったと思います。





◆斉木楠雄のΨ難 第11話「うさんくΨぞ!ダークリユニオン」

エイワズ(笑)。
いや~絶好調ですねえ。悔しいけど面白いと認めざるを得ない。
悔しいって言うのはパジャカノのライバル的な視点ですけど(笑)。
同時期の新連載としてね。

これ、相手の人間は随分悪どく描かれてますけど、でも絶対に半分は楽しんでるし
少しでもそういう思想がなければ絶対に出来ないですよね・・・
思いつきでやってたとしたら逆に凄い
っていうか
思いつきだから色々クオリティが低かったのかも、ですが(笑)。もう本当にひどい話だった。
逆にこのお話で物凄いピュアっぷりが発揮された海藤くんに関しては
正直ちょっと「俺が守ってやらなきゃ」的な発想になるかも
その意味で斉木の行動も納得出来るんですよね。
そこも上手いな、と。

結局本当に他人に興味がなければそんな心配も発揮されないですし、何気に大事に思っているのは明白
常にシラけてるようでも何気に友達想いな奴なんですよね。斉木って男は。
それをしっかりと伝えられてるネーム力は流石だな、と。
1話の時点ではまだ読切時代のが好きでしたけど
ここ数週は正直読切のネタよりも好きになってるかもしれません。
久々に主力になれるギャグ漫画が来るか?にも注目してます。応援するよ。


スケットダンスで言えば「ジェネシス」と同じくらいの上手さを感じたお話でした。何度も読み返せます。




◆SKET DANCE

まあ、現実が充実してりゃそもそもネットに頼らないですからね(笑
現実が全然満たされてないからネットの活動をせざるを得ないわけで。
何にも誰にも繋がってないっていう状態は
耐えれるようで耐えれない。
だからこそ今も10年前も変わらず電子世界に逃げ込む人間が後を絶たないんだと思います。
逆に、こういう場所がなかったらとっくに苦痛で命絶ってるかもね。でもネットでも疎外感受けたりするけど。
逃げ場なんて本当は存在しないのかも。






う~ん、意外と感想を書きたい漫画がないっす。
パジャカノが終わったらどうしようかなあ・・・・・。
最後までアンケートは出しますけれど。なんか最近の主力に馴染めません。