アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

中仙道大井宿の老舗旅館のマクロビオティック料理

2011-12-18 12:29:24 | たべもの
  岐阜県恵那市の中央線恵那駅近くには、旧中仙道の宿場町・大井宿があります。といっても、ほとんど面影はないのですが、その町のなかほどに、創業400年という老舗旅館・いち川があります。

  その旅館で、マクロビオティック料理が食べられるというので、ずいぶん前から行ってみたいと思っていました。11月の終わり、やっと機会を得て、旅館のマクロビランチを味わうことができました。

  案内されたのは、旅館の一室。いすとテーブルが畳の間にしつらえてあります。暖房が程よく効いていて、ひざ掛けも用意してあります。あたりは物音がほとんどせず、しずか。

  さて、ランチメニューは2100円から。初めてなので、2100円コースをお願いしました。普通の日本料理のように出されたお料理はすべて植物性。まず、小鉢はゴマ豆腐の菊花あんかけ、前菜は、ニンジンの干し柿すし、そば松葉、ゴボウのあられ揚げ、銀杏芋。

  つづいて、造りの皿には、生湯葉とアボガド。百合根饅頭にアーモンドスライスを突き刺してツリーに見立てた揚げ物。蒸し物は、ベジタブルシュウマイとニンジン、長芋などの野菜。ユズ胡椒を添えたゴマだれがおいしい。

  恵那産の玄米ご飯に赤みその味噌汁、自家製漬物がついて、最後は、豆腐クリームをかけたカボチャプリンとリンゴのワイン煮が出ました。

  私が一番おいしいと思ったのは、百合根饅頭。少しから目の味付けでしたが、こくのある料理でした。

  素材の味をそのまま楽しむ料理と手の込んだ料理、味の濃いものと淡白なものなどなど、めりはりの効いた調理がされていて、どれも、飽きの来ない味でした。季節によって料理は変わるそうで、紹介してくれた友人は、家族の祝い事があるときたに利用するといっていました。

  また、違う季節のときに、ぜひ訪れたいと思います。

  

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