アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

近所のヤギ

2010-09-26 17:25:06 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
  うちの裏山の向こう側、国道沿いにある菜園レストラン・山里ちゃふぇで、ヤギを飼いはじめました。

 この夏ごろから、裏山で妙な鳴き声が聞こえていました。動物のようでもあり、人間の声のようでもあるので、なんだろうと思っていました。

  まるで人間がヤギの鳴きまねをしているような声だなと思っていたら、ヤギそのものでした。このヤギです。   

  小さくてかわいい。生まれたのは4月。柴ヤギというのだそうで、もうこれ以上たいして大きくならないそうです。


  ちゃふぇの菜園は私宅の南側、道路に面したところにあります。ちゃふぇのNさんはしばしばその菜園にヤギを連れていきます。

  Nさんによれば、ヤギを飼う事にした理由は、二つあるそうです。ひとつは草を少しでも食べさせて草刈りの手間を省くため。もうひとつは、ヤギの臭いがする場所にはイノシシが寄り付かないと聞いたから。

  ヤギは好きなようにしか草を食べないので、草刈りの手間が省けたとは言いがたいそうなのですが、イノシシについては、ヤギを飼い始めてからは畑にやってきた様子はないとのこと。

  Nさんに連れられて帰宅途中のヤギ(名前はアトリ。「ハイジ」に出てくるヤギの名前だそうです)は、私宅で文字通りの道草を食い始めました。

  草ならいくらでもある我が家。植生も豊かなので、ヤギはあっちを食べたりこっちを食べたり。目移りしているみたいです。たしかにこれでは草刈りをヤギにゆだねることは無理のようです。

  でも、見ていて飽きません。ヤギは犬のように届ける必要もないし、予防注射の義務もないそうです。大きな動物なのに扱いはネコといっしょ。冬は干草や野菜ののこり、リンゴの皮などを食べさせればいいそうで、餌代もかかりません。

  ちかごろ、動物を飼いたいと思うようになったのですが、犬は鎖につないでおくのが忍びないし、猫は家の中にいれたくないので気が進みません。ヤギなら、動物に慣れない私でも飼えるかもしれません。

  近所のヤギの登場で、田舎暮らしでしたいことがまた一つ増えました。
  

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