アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

高熱にキャベツ枕と豆腐シップと黒炒り玄米スープ

2010-09-25 18:19:24 | アンティマキ風自然的生活
   先週末、数年ぶりに熱を出しました。平熱が低いので7度台でも結構体が熱くなり、食欲もなくなってかなりしんどい思いをしました。夏の疲れが出たのか食べ過ぎがたたったのか風邪でも引いたのか、結局分からずじまいでしたが、珍しくまる二日も寝込みました。

  最初測ったとき7度4分だった熱は、すぐに8分に上がりました。とにかく眠れば治ると思ってひたすら眠ったのですが、熱は一向に下がりません。

  夜明け近く、ふと思い出してキャベツを数枚はがして額と首筋にあてがいました。ひんやりした感触が気持ちよく、キャベツが冷たくなくなったら場所を変えます。そのうちいつのまにか眠りにつきました。


  翌朝、体温は7度2分にまで下がっていました。キャベツの効果です。気をよくして、今度は豆腐シップを作りました。豆腐を水切りして小麦粉と混ぜ、垂れてこない程度に固くします。布にくるんでやはり額に当てます。こちらもずいぶん気持ちよい。

  次に、黒炒り玄米を鍋で半分量になるまで煮詰めたスープを、のどが渇くたびに飲み続けました。「玄神」と名のついたこの飲み物は、不思議なことに高熱のときにはとてもおいしいのに、熱が下がるととたんに焦げ臭い匂いや味がまずく感じて、飲みづらくなるしろものです。

  今回はかなり長い間、このスープをおいしく感じました。あとで知人から玄米をキツネ色に炒って煎じた玄米スープが、体の弱ったときにいいと教えてもらいました。黒炒り玄米スープより飲みやすそうです。

  体はつらかったのですが、解熱のための民間療法の効果を久しぶりに確かめることができました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あしたの四土市、出店します | トップ | カフェ爾今の四土市、出店し... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アンティマキ風自然的生活」カテゴリの最新記事