アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

できものに枇杷の葉療法

2022-01-08 22:32:17 | アンティマキ風自然的生活

   たしか6年ほど前、家人の背中に大きなできものができて、枇杷の葉で治したことがありました。以下、3枚がその折の写真です。

 

   患部に枇杷の葉をすりおろしたものを塗ってガーゼで押さえ、テープで止めただけの枇杷の葉療法。半信半疑で始めたのですが、数日後には、膿が出てきて、腫れが引いてきました。

 

  その後、膿は数か所の穴から噴出。

   おさえるとまだ固くはあったのですが、かなり腫れが引いてきたので、このあたりで治療は終了したらしく、こののちの写真はありません。ともあれ、患部のありかははっきりわかるものの、痛みはないし、目立つほどの腫れもなかったので、そのまま放置していました。

   ところが、このおできが、この冬また腫れてきたのです。暮れの中ごろのことです。その前はいっときより固さが取れて、むしろより治ってきたようにみえたのですが、突然痛むようになり、腫れも、以前の時よりひどいほど。パンパンに腫れあがり、今にも破裂しそうでした。

   最初は葉がなかったので枇杷の葉エキスのみで、手に入れてからは、ガーゼに枇杷の葉エキスをたっぷりしみこませて、その上にちぎった葉を並べて、患部に貼りました。効果は数日で現れました。

   一日3~4回交換したのですが、そのたびに膿がどんどん出てきました。血も出ました。出るごとに腫れは引いていきました。上の写真は、ほぼ半月後ほどのようす。実は、最初からずっと撮影したのですが、トラブルが生じてアップできなくなったため、ほぼ治りかけの写真しか載せられません。

 

   貼り替えるたびに患部を抑えて膿を出しているのですが、今日のはすごかった。まず先に、これまでの膿とは違う、脂の塊のようなものがドロッと出てきて、そのあと、水気の多いいつもの膿がものすごい勢いで、飛び出てきました。

   手前の影の上方にある、チューブから出した軟膏のようなものが脂肪の塊らしきものです。

  これではっきり、快方に向かっているなと確信できました。治療を始めてから、まだ半月ほど。おできの直径は最初5センチほどありました。高さは1.5センチほど。それがだいぶしぼみ、床に就いても痛みはなくなったということです。

  前は使わなかった枇杷の葉エキスが、今回はより功を奏したのかもしれませんが、とにかく素晴らしい効果でした。前回は治療半ばにしてやめてしまいましたが、今回は、固い部分がほぼなくなるまで、治療を続けてみようと思っています。

  わたしも、昔、肩の所に小さいけれど、同様のできものができたことがあるのですが、当時は自然療法で治そうとは考えていなくて、すぐに病院に行きました。そうしたら即日切開。記憶では、麻酔なしだったとおもいます。だからものすごく痛かった。再発するだろうと言われましたが、固い部分だけ残ったまま、大きくならずに済んでいます。家人ほどの大きさのおできとなったら、麻酔しないはずはなかろうから、大事になっていたと思います。手間もお金もかからずに済んで、よかった。

  ところで、枇杷の葉エキスは、枇杷の葉を35度の焼酎に浸けたもの。私は毎年大量に作って、化粧水や虫刺されに使う薬として重宝しています。


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