アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

冬のオカキ、製造を始めました。

2011-12-20 11:52:49 | アンティマキの焼き菓子とパン
  お待たせしました! アンティマキの冬の定番商品、玄米オカキとタカキビオカキの製造をやっと始めました。

  今年は、夏から秋にかけてかなり忙しく過ごしていて、心身ともに疲れ気味でした。それで、新米のもち米が手に入ってからも、なかなか「さあつくろう!」という気が起きず、昨夜になって、やっと製造に取り掛かる気になりました。

  はじめてしまえば、このオカキ作りは簡単なのです。まず、前夜、精米して浸しておいた3分搗き米と糠を一緒にして蒸します。蒸しあがったら、搗きに入ります。途中で粗糖と海塩を入れて、柔らかさを見ながら普通のもちをつくときより少し長めにつきます。

  こちらは、3分搗き米とタカキビ粉を蒸したあと、搗き始めたところ。

  つきあがった甘いもちを、せんべいなどの金属の缶にラップを敷いた中にあけます。これで、今日の仕事は終了です。

  あさってころ、程よく切れる程度の固さになったらすべて切り分け、ざるに広げて室内で干します。寒いときなら数日でカチカチになります。ちょっとでも柔らかいともちのように膨らんでしまうし、干し過ぎるとひびが入ってしまうので、頃合いを見て保存箱に。あとは必要なだけ取り出して焼く、これが冬のオカキの全工程です。

 正月明けには、たぶんどんぐり横丁の店頭に並べられそうです。大桑集落の筒井重之さんのもち米は、ほんとうにおいしい。そのとれたてのもち米を主材料にした今年のオカキ、ぜひご賞味ください。   

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