アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

岡崎の「ほなの地球ご飯」に行ってきました。

2013-09-16 17:36:59 | 林と畑と庭づくり
    友人のパティシエ、柴田帆波さんから、岡崎市にお店を出すとの通知をもらったので、オープン二日目の8月27日に訪れました。

    お店の名前は「ほなの地球ご飯」。案内のはがきで店名を見たとたん、お店のイメージがわっと頭に浮び、「きっとおいしいものを食べさせてくれるはず」と確信を持ちました。

    久々に会ったほなみさんは、予想通りげんき! 相変わらずさばさばした少年のような雰囲気です。

    彼女はずっとパティシエとして、神戸や名古屋、浜松の大きなお店で働いてきました。洋菓子屋での修業も製菓学校での勉強もしていない私は、焼き菓子を作り始めたころ、彼女にいろいろ質問し、試作品を食べてもらいました。彼女の知識は豊富で、ことスイーツに限らず、さまざまな料理に対して旺盛な好奇心を持っているので、頼りにしていました。

    さて、そんなほなみさんのお店では、「世界のカレーやモロッコのタジン、タイ料理を中心に、イタリアン、フレンチまで」「さまざまな国の「ごはん」に触れられるスパイシーランチと、パティシエ特製のデザート」がいただけます。

    ランチは3種類。週代わりのスパイスご飯ランチ2種と、日替わりの気まぐれランチです。この日は3人で訪れたので、ランチメニューの3種をそれぞれお願いし、ちょっとずつ分けていただきました。

     こちらはまず、チリフィッシュカレー。野菜をベースにしてスパイスで香り付けしてあります。ご飯は、インドの長粒米・バスマティライス。同行した、インド料理の店で働いていた経験を持つ知人は、「岡崎でバスマティライスが食べられるなんて、感激!」と喜んでいました。

     上は、レモンチキンタジン。塩漬けしたレモンとチキンを野菜とスパイスで煮込んだ北アフリカの料理。クスクスが添えてあります。

     気ままランチプレートと名づけたこの一皿には、生ハムとマリネした野菜のオープンサンドとサラダが載っています。パンはわずかなイーストで膨らませた低温発酵の自家製。ひよこ豆の冷製スープがついています。

      ランチプレートだけでなく、上記二つのメニューにもサラダが付いているのですが、このサラダ、ふつうの生野菜だけではなくて、おいしく味付けしたレンズ豆も。これがまたよかった。    

      ランチは以上にコーヒーが付いているのですが、プラス200円だったかで3種類のアイスクリームから1種類を選べるようになっています。私が選んだのは豆腐のアイスクリーム。

      この3つの料理、どれも甲乙つけがたいものでした。わたしは、エスニック料理にもスパイスにもあまりなじみがないのですが、どれも、適度に調和した味で、食べやすく感じました。といっても、日本風にアレンジしたという感じではありません。しっかり個性を生かしながら、おなかにすっと通るランチでした。

      お店で料理をつくっているのはほなみさん一人なので、ランチタイムはデザートは簡単なものだけ。元パティシエのスイーツが食べたい方は、3時以降のカフェタイムにいらしてください。

      「ほなの地球ご飯」
      *愛知県岡崎市井ノ口新町12-2 ℡0564-24-3242
      *定休日 毎週水曜日・第1・3火曜日
      *ランチタイム 11時~15時
      *カフェタイム 15時~19時





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