この間の日曜日、23日に、岐阜県中津川市にあるしずく地藍工房で行われたワークショップに参加しました。このWSは、藍の種を蒔くところからはじめ、植え付け、刈り取り、すくも作り、藍建てと、ひととおりの藍染めの工程を学べます。私は6月の定植以来、2回目の参加です。

左が乾燥させた藍の葉、右が発酵済みの藍の葉、すくもです。このすくも作り、というか仕込みがこの日のプログラムです。すくもは、草冠に「染」と書きます。もともとの中国の漢字にはなくて、日本で作られた国字。藍の「草」を発酵させて「染料」にしたものだからこういう漢字ができたそうです。

発酵させるには温度管理が大事。90ℓの容器を毛布などで包んでおきます。

中にはもみがらを敷いて、その上に筵を。もみがらは保温効果があるため、筵は菌を育てるのにふさわしいため敷くのだそう。納豆と一緒です。作業しているのは工房を主宰している戸塚みきさん。

このなかに、乾燥させた藍に水を加えたものを入れます。

夏の炎天下でしっかり乾かした葉に水を混ぜる作業。ともすればだまになるので、ほぐしてやります。粉に油を混ぜた時と同じ。磨り混ぜながら全体をかき回します。結構時間のかかる作業です

6キロの乾燥葉に1.3倍の水を加えてなじませたものを、容器に入れます。

上には布をかぶせ、きちんと縛ります。しばるのは縄。縄とかもみがらとか筵とか、イネという植物から採れたり作ったりしたものが、すくも作りではもっとも重宝するようです。
しっかりした蓋は閉めません。空気を入れないと発酵が促されないからです。こののち、一日1回、空気を入れるように混ぜます。ようすを見ては水を足してやる仕事がほぼ半月ほど続きます。
発酵が始まると、藍は40度以上の熱を持つようになります。この高い温度をできるだけ長い間、保つようにする必要があります。高いときは温度が70度にまで上がるそうで、その仕事はかなり過酷。以前、昔のすくも作りの作業をしている人たちの写真を見たことがありますが、男の人達がふんどし一丁で藍の山を切り返している姿が写っていました。戸塚さんも半そで半ズボンで、100キロ以上の藍を切り返す仕事しているそうです。

できあがったすくもに、灰や日本酒などを混ぜて藍建てした液。青色がきらきらひかっています。来月のWSでは、この藍建て作業を習います。

左が乾燥させた藍の葉、右が発酵済みの藍の葉、すくもです。このすくも作り、というか仕込みがこの日のプログラムです。すくもは、草冠に「染」と書きます。もともとの中国の漢字にはなくて、日本で作られた国字。藍の「草」を発酵させて「染料」にしたものだからこういう漢字ができたそうです。

発酵させるには温度管理が大事。90ℓの容器を毛布などで包んでおきます。

中にはもみがらを敷いて、その上に筵を。もみがらは保温効果があるため、筵は菌を育てるのにふさわしいため敷くのだそう。納豆と一緒です。作業しているのは工房を主宰している戸塚みきさん。

このなかに、乾燥させた藍に水を加えたものを入れます。

夏の炎天下でしっかり乾かした葉に水を混ぜる作業。ともすればだまになるので、ほぐしてやります。粉に油を混ぜた時と同じ。磨り混ぜながら全体をかき回します。結構時間のかかる作業です

6キロの乾燥葉に1.3倍の水を加えてなじませたものを、容器に入れます。

上には布をかぶせ、きちんと縛ります。しばるのは縄。縄とかもみがらとか筵とか、イネという植物から採れたり作ったりしたものが、すくも作りではもっとも重宝するようです。
しっかりした蓋は閉めません。空気を入れないと発酵が促されないからです。こののち、一日1回、空気を入れるように混ぜます。ようすを見ては水を足してやる仕事がほぼ半月ほど続きます。
発酵が始まると、藍は40度以上の熱を持つようになります。この高い温度をできるだけ長い間、保つようにする必要があります。高いときは温度が70度にまで上がるそうで、その仕事はかなり過酷。以前、昔のすくも作りの作業をしている人たちの写真を見たことがありますが、男の人達がふんどし一丁で藍の山を切り返している姿が写っていました。戸塚さんも半そで半ズボンで、100キロ以上の藍を切り返す仕事しているそうです。

できあがったすくもに、灰や日本酒などを混ぜて藍建てした液。青色がきらきらひかっています。来月のWSでは、この藍建て作業を習います。
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