アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

リース作り

2013-01-04 21:43:53 | 手作りいろいろ
    小学4年生のFちゃんが、リースというものを作ってみたい!というので、正月あけの今日、一緒に作ることになりました。

    昨日、南天の木がしなるほど覆い尽くしていたツルを、端から切ってまとめておき、まず二人でリースの土台を作りました。リースとして使えそうなツルはほとんど青ツヅラフジ。細いけれどとても強いツルで、今の時期でも緑色を保っているのですぐにそれと分かります。
    
   左下が私、上と右のリースがFちゃんの作品です。リース作りのために彼女と約束した時間は1時間。どこまでできるか、心配でしたが、期用で熱心な彼女は、みごと二つも完成させました。右のリースにつけたオレンジ色の実はホオズキ。彼女のおじいちゃんが育てたものです
    
    土台につけた材料は、これまでにあちこちから拾ってきたりもらってきたりした木の実や葉っぱ、小枝です

     たとえば、こちらはシキミの実。つい先日、薪をもらいに行った先で見つけました。いいにおいがするし、中華料理に使う八角そっくりなので、もしかしたら仲間?とおもったら、そうでした! フェイスブックに載せたら知人が教えてくれました。でも、こちらは毒性だとか。食べなくてよかった。

    どれくらい似ているかというと、これくらいです。

    左がスパイスの八角。右がシキミ。

    ほかに、今日使ったのは、月桂樹の葉、唐辛子、ブルーベリーの枝、ワタの顎、沢クルミ、ドングリ、アメリカフウ、千日紅などなど。
   
    リース作りは、私も半年振り。短い時間でしたが、やはり楽しい。シキミのほか、つい最近、こんな材料も手に入れたばかりです。

    ただし、名前はわかりません。稲武の友人の家の裏山で拾ってきました。

     この大木の実です。モミのようなツガのようなトウヒのような実。でも図鑑で見てもどれとも特定できません。

     ちょっと家の周りを巡ったり、その辺の野原を気に留めながら歩くと、なにかしら面白い形の木の実や葉を見つけます。アンティマキでは、「野遊びメモリー」と題して、ごくときたま、リースやクラフトを作って販売しているのですが、このところひさしく休業しています。野山で遊んだ、あれこれの思い出のかけらのような実や草や木でつくるこのクラフト、作っているときは無心になります。Fちゃんとの1時間で、作りたい気持ちに火がつきました。
コメント
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