本日は、1月17日。阪神大震災のあった日。テレビニュースで特集をやっています。
25年前に阪神大震災ありましたが、神戸市民の半数は、阪神大震災を体験していないと報道されていました。
それもそのはず、街は復興し、その震災跡は、何もありません。
今から8年ほど前、カードカルト神戸三宮北店に行った時、地震の話が出て、阪神大震災のことを言ったら、高校生のアルバイト店員に、阪神大震災って何?
と聞かれました。阪神大震災って、知らんの?と言うと知らんと言います。
ここは、神戸三宮。ここと集う人が、阪神大震災を知らないって。
私は、カードカルト神戸三宮北店に居合わせた10名あまりの客(中学生・高校生)に阪神大震災って、しているときいたところ、全員が知らない。
一人だけ、神戸に大きな地震が来たことがあるっていう事だけは知っている。
他の人は、神戸に大地震が来たことも知りませんでした。
そして、斜め向かいにあったカードカルト神戸三宮東店へ。
そこの客にも、片っ端からいたら、みんな、知らないと言います。
ただ、そこの店長は大学生のアルバイトだったので、ちっちゃいころ、阪神大震災に遭遇して、恐かったのをおぼえているって。
その一人が、20名中唯一、阪神大震災という名称を知っていたわけです。
阪神大震災・・・神戸や大阪。被災地での言い方。
阪神淡路大震災・・・近畿圏以外の地域での言い方。公式行事での言い方。
そして、そのことをフリーライターの福原さんに伝えると、福原さんは、神戸新聞の知人記者に言うと、その記者は、三宮のなんという店か教えてくれ、その店に行くと怒っていたといいます。
神戸三宮に来る若者が、阪神大震災という名称も、そんな地震があったということも誰も知らないという事実は、マスコミ業界タブーとなっていると知りました。
当ブログの読者の6割は、関東地方の人ですが、神戸の子供の感覚も東京の子供の感覚とかと同じ。阪神大震災って、何?です。
阪神大震災って。完全に風化していますが、テレビなどのマスコミは、必死になって、風化させてはいけないと言っています。
そういう真実をお伝えできるのは、当ブログの特徴だと思われます。