本日、午後9時ごろ、誰かが、階段上がってきます。
大きなカバンを3つ。ひびき君20歳でした。
母親から家から出て行けと言われ、家出してきたといいます。
彼は、昨年の事務所の引っ越しで手伝ってくれた子です。
高校卒業と同時に、阪急オアシスの正社員になり、おととし年末で退社。
昨年、佐川急便で仕分けのバイトをしていました。
12月までで、次は、2月からという契約になっていたそうで、休みであった1月。パチンコにはまり、大損。
2月になって、職場に戻らず、パチンコ。母親が怒って、家から出て行けと言われ、出てきたそうです。
カードカルト時代から、雇っているバイトで家出というやつは、結構いました。
誰か泊まらせてくる人を紹介したりしていました。
今回も、所持金が5000円。スパワールドに泊まると、2泊しかできないということで、事務所に泊まらせてくれと言いますが、賃貸契約上、泊まることはできないので、
私が、ホームページを作ったゲストハウス EZSTAY OSAKA へ電話して、雑用をさせる代わり、タダで泊めさせてもらうように交渉しました。
この辺は、徹底しておかないと、カードカルト経営時代、店に泊まって生活している奴が、大阪や三宮や数名いたので。
昔から、クレジットカードをつくりたいとか、さら金から金を借りたいとか。雇っているバイトからのいろいろな要望にすべて答えてきました。
給料明細書とかいろいろな書類を作らされました。
うちをやめて何か月もたつのに、アパートを借りるのに在職証明書がいるので発行してもらいたいとか。今、働いているローソンで作ってもらったらと言うと、働いている期間が短いので発行してもらえないとか。
あと、うちの店をやめたあとでも、無料法律相談所のようにいろいろな相談や教えてという問い合わせを受けます。
カードカルトだけで、独立してカードゲームショップを経営したものが7名もいます。うち5名は無断独立。
今まで、パソコンショップケーブル、ゲームカルト、カードカルトやメイドエステ萌で1000名近くのバイトを雇った身でありながら、現在、お金に四苦八苦しているものの健康であるのは、バイトたちから恨まれていないからだと思っています。
先日、テレビで100業種100店舗の経営者でありながら、若年性パーキンソン病にむしばれていく松村厚久という人のドキュメントを見ました。気を抜いている従業員を猛烈な剣幕で叱り飛ばしているシーンを見ました。この難病になったのは、これが原因だとすぐにわかりました。叱り飛ばされた従業員からの恨みが蓄積され、難病に。わかりやすいパターンだと思われました。
うちが、以前入っていたビル。出るときに厳しいところで有名でした。いっぱい、修復費名目でお金を請求されます。
普通は、敷引きと言う制度があるので多くの大家さんは、その中で修復費用が出たらよいという考えです。
今まで、私は、累計で、40か所借りて、家主が30数名いますが、退出時に、修復費を請求してきたものは4名しかいません。
うち1名は、1代でビルやマンションを何か所も持ったと業界で有名な大家さんですが、病気になっています。退出時のあのきつい取り立てでは、入居者の恨みを買っていることは容易に想像できます。その恨みの蓄積が病気へと仕向けるのです。
従業員をきつく縛って、教育して、利益を上げるのは、元来の企業の姿かもしれませんが、それをすると、経営者は、従業員からの恨みを買います。
すると、経営者は、金銭的成功をおさめますが、自身の体が病でむしばまれます。特に、従業員からの恨みがきついと、難病・奇病にかかります。
その逆を行くと、経営者は、金銭的失敗を引き起こしますが、自身の体は、健康でいられます。
私は、富より健康を選んでいます。