本日、神戸市立王子プールに3日ぶりに行くと、エントランス部分に先日消えていたイルカのフロートが復活している以外に、各種浮き輪やフロートがぎっしり並んでいるのに驚きました。
建物内でも入場券を回収するところの天井には、ビーチボールがいっぱい吊るされていました。
公営とはいえ、さすが神戸にあるプールです。感心する理由は二つあります。
①エントランスにフロートや浮き輪を吊るすなんて、オシャレです。センスがあります。大阪の公営プールにはこういう発想・センスはありません。
②吊るされているフロート、浮き輪、ビーチボールが盗まれません。いくらでもはずして持ち帰れるのに神戸市民はなぜかこういうことをしません。
大阪生まれの大阪育ちの私には、神戸の王子プールについては、大阪との違和感を感じます。
このプールの入場者の大半は、50メートルプールのプールサイドへの登り口にビーチサンダルを脱ぎ捨てたままプールサイドへ行きます。
サンダルが盗まれるという発想はないのでしょうか。と言いたくいつも思っています。私は、プールサイドへははいていけないので、サンダルを持ってベンチに行き、カバンと一緒に置きます。もちろん、サンダルの盗難を恐れてです。ちなみにプールサイドの登り口に無造作に脱がれた無数のサンダル。無くなったという騒ぎは聞いたことがありません。神戸市の子供たちには、自分がはいてきたサンダルよりもっと上等な高価なサンダルを履いて帰るという発想はないのでしょうか。
真田山プールでは、更衣ロッカーの中が2段になっていて、下段に靴を入れることになっています。もし、大阪市天王寺区にある真田山プールで、王子プールと同じやり方をしていたなら、毎日、履物がパクられたという騒ぎが発生していることでしょう。
昔、扇町にあった大阪プールで、10分間のプール休憩時間に、ゴーグルをはずして、ベンチにおいていて、休憩時間が終了して、ゴーグルをつけようとしたらパクられていたという苦い経験があります。それ以降は、プール休憩時間にゴーグルをはずした際には、ケースに入れて、プールカバンに入れるようになりました。
大阪プールでは、プールサイドにおいていた水泳帽子をバクられて嘆いていたおじいさんを見たこともあります。
プールのエントランスにいっぱいフロートや浮き輪が並べられることは、ある意味、王子プール利用者の客層が良いということを誇示しているようにも思えました。