骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

花山曼荼羅を骨で聴く

2007-10-18 12:03:31 | 骨で聴く巡礼旅

 京急線三崎口駅から丘陵の谷間へと降りていくと、綺麗に区画された住宅街へと出ます。新興住宅地の落ち着いた佇まいです。その中を抜け、谷間のような場所に出ると、右側斜面の頂上に大日如来が現れてきます。

  妙音寺です。「三浦のお大師さま」といわれ、三浦七福神の福禄寿でも有名なお寺です。
 境内に足を踏み入れる前に、丘陵の斜面を見上げると、まず改めて目に飛び込んでくるのが山頂の大日如来像。穏やかな姿で座している姿は、実にみごとの一言につきます。
 
 この大日如来のある斜面は通称「花山」といい、1,234坪もの広さがあります。
 昭和51年から58年までの期間、檀信徒延べ1,250名の奉仕により整備されたものだそうです。
 一面の雑木が伐採され、新たに桜、つつじ、寒つばき等の木々が植樹された。おりから自生の山ゆりが生育を始め、平成2年には1,000本を数えるに到ったようです。
 これらの木々の間をぬうように築かれた散策道には、山頂の大日如来を中心にした100種174体の石仏が勧請されました。

 これが「花山曼荼羅」です。

 まさに花浄土です。

 世俗の世界を超えたプレゼンテーションのようです。

 ⇒ プレゼンテーションテクニックとは
 
 さらに耳から聞こえる音だけでなく、骨からも感じ取ることで、この曼荼羅をより堪能することができそうです。

 ⇒ 骨で聴くとはどういうこと?

 三浦市へ行った際はぜひ立ち寄りたいポイントです。


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