骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

天竜峡・弘法堂ポットホールを骨で聴く

2013-08-05 03:25:33 | 骨で聴く巡礼旅
昨年も取り上げた天竜峡へ、再び骨伝導機器とともに訪れます。

信州・伊那谷の名勝・天竜峡は、天竜川の激流により川底の岩を浸食した跡が各所に残されています。しかも川底だった場所が、はるかに見上げるような位置になっているから驚きです。

これは地殻変動で隆起したことが原因で、天竜峡では有名な龍角峯の上にあるポットホール(甌穴)も、峡谷のはるか上方に存在します。

ポットホールとして有名なのといえば、木曽の寝覚の床や埼玉の長瀞渓谷の岩畳が挙げられるでしょう。どちらも「骨で聴く異世界」では骨伝導機器とともに訪れたことがあります。

     → 天竜峡を骨で聴く
     → 寝覚の床を骨で聴く
     → 上長瀞駅を骨で聴く
     → 地質学を骨で聴く

天竜峡には水ぼれ岩というポットホールがあります。
今回はその岩のすぐ近くにある弘法堂へと向かいました。



水ぼれ岩のある場所に小さな弘法堂があり、読んで字のごとし、弘法大師・空海が祀られています。水や地質関係から、弘法大師の名が出てくるのは頷ける話です。

弘法様のお祭りが古くからあったそうですが、長らく途絶えていて、平成13年に復活したそうです。

弘法大師といえば、骨伝導ヘッドセットとともに多くの寺院・伝説地を巡りました。こちらもしばらく途絶えていたので、ここで復活です。
米軍採用の特許技術を駆使した骨伝導機器は、当時、最先端の密教だけでなく、土木や様々な産業にも関係した技術を持ち込んだ弘法大師・空海との相似に注目です。

     → 米軍採用の骨伝導機器


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