いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

東京決定。 tokyo metropolis open the '20th year olympic games

2013-09-08 19:45:52 | 日記
 (1)その時、東京の夜明け空には大きな美しい虹(rainbow)のかけ橋が出ていた。2020年夏季オリンピック開催地に東京が決まった。(tokyo metropolis open the '20th year olympic games)

 東京は1回目の投票で他候補地とダブルスコアに近い1位で通過したが過半数には届かず(報道)に、同点2,3位で再投票の結果マドリードに勝ったイスタンブールとの2回目の決選投票の結果、60票を獲得(報道)して完勝した東京だった。マドリードがイスタンブールとの2位決定再投票で敗れたのも東京を後押ししたのではないのか。

 (2)3候補地ともにリスク・フェノメノン(risk phenomenon)を抱えての安全、安心の精度の争いとなった20年夏季オリンピック開催地決定であったが、財政、運営、実現、実行力と高い総合力の東京が今回のコンペ(olympic competition)の背景を反映してIOC委員の支持を集めたのではないのか。

 海外がよりシビアに対峙する原発事故、放射性物質影響度についても懸念は残ったが、日本の先進的科学技術力(福島第一原発事故ではいまだ発揮できていないが)に裏付けられた高い総合力が最後はIOC委員の判断の決め手になったのではないのかと考える。

 (3)日本時間の7日午後9時すぎから始まった開催候補地(candidate city)3都市の最終プレゼンで、東京は2番目の同10時30分から登場した。
 東京のプレゼン冒頭に落ち着いた風情、たたずまい、表情の高円宮妃の流ちょうな仏、英語の被災地支援のお礼と自らのスポーツとのかかわりのスピーチが、東京プレゼンのプロローグとしていい流れをつくったのは間違いない。

 同スピーチの中で自ら「ここで私がお話することに驚いている方も見えるでしょう」趣旨発言もあり、スポーツ最大イベントでの印象づける皇室皇族参加の違和感(政治利用ということではなく、スポーツの独立性、純粋性から)は残り、それは政治的な安倍首相の登場でも同じ感慨を覚えるものであった。

 (4)それとは別に、高円宮妃は日本の皇室の気品、知性、優雅の存在感を十分に示して、皇室外交(royal diplomacy)の役割は見事に果たされた。

 (5)2020年東京オリンピック開催(open city of '20th year olympic games)は決定したが、首都高速の手詰まり、老朽化、過密渋滞、猛暑(開催期間7/24~8/9 パラリンピック8/25~9/6)、アスリート育成対策など7年後の克服課題もあり、なにより安倍首相が同プレゼンで責任を果たすと約束した道筋の見えない震災復興、福島第一原発事故対応でのはっきりとした進展がはかられなければならない使命、責任がある。

 (6)深刻な汚染水漏れ問題の説明や75億円の招致費用(報道)投資など、20年東京オリンピック招致には東日本大震災被災地、住民には複雑な反応も見られて、開催地は東京とはいえ日本一体となった2020年に向けた政治、経済、社会、震災、オリンピック開催への取り組みが求められている。

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