いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

財津ワークスとチューリップ復活記念と復興。 works & anniversary & renaissance

2012-03-18 19:31:32 | 日記
 今年6月で本格的(professional)に音楽活動を始めて40年を迎える財津和夫さん。ミュージシャンとしてはもちろん、コンポーザー(composer)としてこれまで800余りの楽曲をつくり出し、日本のニューミュージックシーン、ポップスを初期からけん引してきました。

 その財津和夫さんの40年のフロンティア(frontier)な音楽活動の軌跡を辿(たど)ることなど大事業なことだが、その業績、仕事(works)の一端、流れをリスペクト(respect)するアルバム「財津ワークス」が近々発売されます。チューリップとしての定番曲、有名曲を中心にソロアーティストとして発表した自身の音楽と映画とのかかわりの自伝的作品の「12才」など、財津さんの「仕事」、「名曲」の歴史的「表現」としてまとめた記念(tribute)のアルバムです。

 これまでの財津さんがつくり出した800曲余りの楽曲の中でヒット曲、有名曲以外の中にこそ数多くの心に響く「名曲」がある。「渚に佇んで」、「まるで子供のように」、「someday somewhere」、「丘に吹く風」、「冬のメインストリート」、「アルバトロス」、「生まれる星」、「2222年ピクニック」、「星空の伝言」、「人生ゲーム」、「I am the editor」、「永遠の日々」、デビュー曲前のデビュー曲と言われる「私の小さな人生」など、など、など・・・と満天の星空に燦(さん)然と光り輝く星の数ほどに次から次の多様で多作な財津さんの定番曲、有名曲以外の名曲群たちだ。
 財津ワークス(works)と言うなら、これらの「名曲群たち」にこそスポットを当てるべきでありますが、それはまたいづれかの機会にということでしょう。

 財津さんはポール・マッカートニーさんを強く意識して音楽活動を続けてきました。ポール・マッカートニーさんは今年69才でジャズほかのスタンダード・ナンバーをカバーしたアルバムを発表し、昨年は南米ツアーも開催しています。
 財津さんはこれまで40年間途切れることなく音楽活動を続け、64才の今も年間を通しての精力的なライブコンサートを展開中です。当然まずは70才に向けてまだまだこれからという音楽活動ですから、何も40年をリスペクトしての記念アルバムでもないでしょうが、ここに同じくチューリップとしての6度ほぼオリジナルメンバー集結しての音楽活動40年アニバーサリー(anniversary)全国コンサートツアーを今年9月から開催することになってのトリビュート企画(tribute planning)のひとつとして企画されたものです。

 6度ほぼオリジナルメンバーが集結してのチューリップ40年アニバーサリー全国コンサートツアーが9月から始まります。97年から始まったチューリップ集結の全国コンサートツアーですが、これまでの何度目かでは他のメンバーから「もうこれが最後」と言い(関係者談)、08年の5度目のチューリップ集結コンサートツアーでは財津さんが「今後はイベント単発でチューリップコンサートはあっても、全国ツアースタイルではもうない」と発言していました。

 昨年3月6日、大震災の直前でしたが九州新幹線全線開通を記念して福岡(マリンメッセ)で財津さんがプロデュースした記念音楽イベントでチーリップの一夜限りの集結コンサートが開催されました。
 この時のチューリップはライブバンドとして高いスキル、音感、音域、声、ハーモニーを披露しまして、この時の確かな手ごたえにメンバーも自信を深めたのではないでしょうか。
 安部俊幸さんもこのステージで「今度はみなさんの故郷に行って演奏します。」とメッセージしています。

 その直後の東日本大震災の発生、被害、影響の大きさから企画は多分変更にはなったのではないのかと思われますが、パラドックス(paradox)として今年9月からの6度目の集結したチューリップ全国アニバーサリーコンサートツアーとして実現しました。

 チューリップにも震災復興への強い思いがあったと考えます。何より、40年前にすでに復興の「今」にこそ必要なフロンティアな「生き方」を実践してきた財津さんです。その思いも強くチューリップ全国コンサートツァーを後押ししたのではないでしょうか。

 今年9月から年末にかけてまずは東北被災地を除く全国に及ぶ第1段階の連続コンサートツアーを開催し、来年にかけても(6月5日までがアニバーサリー)スポットスケジュールとして第2段階の多分東北地方も含めたチューリップ全国コンサートツアーが開催される予定となるでしょう。

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