水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

四国

2009-05-19 09:20:43 | 雑感(1)日常
 先週は、我が家恒例の旅行をした。今年は四国。新神戸から新幹線で帰ってきた。ちょっとかすめただけとはいえ、例のインフルエンザに感染しているかもしれぬ。昨日のクラス会出席が心配。今週は出歩かぬよう用心する。

 旅行での印象をいくつか書く。

・鳴門の渦潮
 鳴門大橋の上から渦潮を見た(写真がそれ)。入場料500円。大潮期の引き潮時であったので、見ごたえがあった。ただし、風が強く震え上がった。入場時に暑かったので油断したこちらが悪いのだが、切符売り場で現場の体感温度を知らせてくれるとありがたい。

・大塚国際美術館
 「すごい」とは聞いていたが、これほどとは思っていなかった。午後だけの半日ではとても見切れない。最短でも一日かかる。再度行く機会ができたら、二日は見ていたい。
 世界の歴史的名画1000点以上を、陶板画に複製し、展示している。本物を見ることも大切であるが、素人にとっては、この複製品を静かな環境で見れば十分満足。圧倒される迫力だ。
 美術館の名を「国際」というより「西洋」とするべきかもしれぬ。キリスト教関係の宗教画が多すぎる、と感じた。もっとも、東洋のものも、そのうち展示するつもりなのかもしれぬ。もしそうなれば、国際的な観光名所になることうけあいだ。
 
 ・高速道路
 松山から徳島まで高速道路を使った。「僕の前に見通す限り車はいない。僕の後ろにもずーっと車はいない」状態が何度もあった。がしかし、その夜のニュースで、徳島県知事が、「渋滞発生の可能性があるので、全線二車線にしてほしい」と国土交通省に陳情していた。よくわからん。生活物資の物流に渋滞が発生しては大変だ。が、観光目的の車が高速道路上で渋滞しても、どうってことない。もしソレが心配なら、在来の道路ネットワークシステムを充実させるべきではないの?

 ・お遍路さん
 歩き遍路をなさっている方を大勢見た。徳島あたりでは、まだ初々しい姿だが、松山あたりでは、いかにもくたびれた姿に変わっている。特に持ち物が劇的に少なくなっているのが印象的であった。歩いているうちに、持ち物をどんどん削っていくのだと思う。

 ・砥部焼
 これもなかなかのものだ。なにごとにおいても全国一律化が進み、地域性が薄れていく時代、どこの陶器作りも地域性にこだわっている。今回、砥部焼が船乗りに密接に関係していることを教えていただいた。大収穫。

 ・水車
 淡路島で、一箇所、朽ち果てかけた水車を見た。が、写真を撮るのを忘れ、悔いを残している。

 

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