水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

虹始めて見る(15/72)

2010-04-15 11:36:11 | 72候
 今日は、72候の「虹始めて見る」だ。

昨年11/22の、「虹隠れて見えず」と対。


 イザナギとイザナミが天上の神様方の指示で、国造りのために立った場所、すなわち「天の浮橋」は虹のことだそうだ。

 wikipedia(英文、rainbow in mithology)を見ると、さまざまな国の神話での虹のあつかいが書かれていて面白い。

 最も興味を引かれたのは、国によって、虹を全く反対の予兆ととらえる場合があることだ。例えば、キリスト教では、ノアの大洪水の後、虹が出現した。これは、今後の平安を予兆させる。これに対して、虹を悪い知らせ、と見る話もある。ニカラグアでは、「悪魔が腹を立てている」そうだし、ビルマでは「子供を食べる悪魔」だそうだ。

 そして、古代日本では、虹を蛇に見立て、不幸の予兆としていた(In ancestral time in Japan, rainbow were often viewed as omens of bad luck because they represented snakes.)。
 
 こいつは、にわかには信じられないので、出典らしきモノを物色した。
が、まだ正否の判断をつけるための証拠に行き着けていない。

 天孫降臨神話の前、つまり、日本書紀が書かれた時代の前(と理解したが~~~)、本当に虹をこんなふうに見ていたのだろうか?


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