3-340 古の七の賢しき人たちも欲りせしものは酒にしあるらし
大伴旅人
酒賛歌13首の第三
昔、七賢人と呼ばれた人々がいたというが、その人達も酒に目がなかったようだ
三世紀ごろの中国で作られた故事。
その話が、八世紀初頭の日本の上流階級で広く知られていた、ということを証明する歌だ。
当時、日本の公文書は漢文であったから、高級官僚にとって、漢文は習得必須の学問であった。
遣唐使船で訪中した使節団は、とにかく書籍を爆買いしたそうで、日本人の探求心のおおせいさが、古代から、レンメンと培われてきていたのだ。
大伴旅人
酒賛歌13首の第三
昔、七賢人と呼ばれた人々がいたというが、その人達も酒に目がなかったようだ
三世紀ごろの中国で作られた故事。
その話が、八世紀初頭の日本の上流階級で広く知られていた、ということを証明する歌だ。
当時、日本の公文書は漢文であったから、高級官僚にとって、漢文は習得必須の学問であった。
遣唐使船で訪中した使節団は、とにかく書籍を爆買いしたそうで、日本人の探求心のおおせいさが、古代から、レンメンと培われてきていたのだ。