水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(196)

2016-05-30 08:15:54 | 古今和歌集
138 五月こば鳴きもふりなん 郭公 まだしき程のこえをきかばや
題しらず
伊勢

ほととぎすは、五月になると鳴き声の幼稚さがなくなります。最初の頃の鳴き声がみょうになつかしいものです。


あと一週間ぐらいで、旧暦の五月になります。
ほととぎすの声が聴ける土地に住めたら、私だってこのくらいの歌は詠めそうに思えるのですが。

溢れるマスコミ情報から隔絶した生活を、ときどき体験せねば、この世の中、おかしな人間ばかりになるような気がします。