大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

日向灘で震度5弱 M6・3 R元・5・10.

2019年05月13日 | Weblog
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2019年5月10日午前8時48分ごろ、日向灘

震源とする震度5弱、M6・3の地震が発生した。

震源の深さは約20㎞、津波の発生はなかった。

今回の震源の日向灘では過去、繰返しM7

程度の規模の大きな地震が発生しているため、

気象庁は今後の地震活動に注意を呼び掛けた。

九州の陸側の大陸プレートの下に、東方から

フィリピン海プレートが沈み込んでいる境界

付近を震源とする海溝型の地震。

過去に、この付近を震源として発生した地震には、

*1931年(昭和6年)   M7・1

*1941年(昭和16年)  M7・2

*1961年(昭和36年)  M7・0

*1968年(昭和43年)  M7・5 (日向灘地震)

*1984年(昭和59年)  M7・1

*1996年(平成8年)   M6・9

また、今年の3月27日にも、M5・4の地震が

発生して、宮崎県で最大震度4の揺れを観測。

震源となっている日向灘は、国が想定している

南海トラフ巨大地震の震源域の西の端にあり、

日向灘のプレート境界で今後30年以内に発生

する地震の確率について,地震調査委員会は

M7・6前後が10%程度、M7・1前後が70%から

80%としている。

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韓国ウオン安進む 株式も下落 米中決裂

2019年05月11日 | Weblog
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米中の貿易摩擦を巡る土壇場の閣僚級交渉は

予測通り、折り合いが付けられず5月10日午後

1時(日本時間)をもって、米政府は中国からの

2000億ドルの輸入品に対する関税を、現行の

10%から25%への引上げが実行されることに。

米中の貿易摩擦は一段と深刻な事態に陥り、

日本や世界経済への影響も懸念される。

この影響をまともに受けるのが韓国経済。

貿易立国の韓国の対中貿易額は、国全体の

貿易額の1/4を占めている。

韓国経済は、文在寅の失政で経済指標は軒並み

悪化するばかりで、イザという時に備えて、

海外資本の資本の逃げ出しも加速。

5月9日には、韓国総合株価指数(KOSPI)は

3・04%急落し、2102.01で取引を終えた。

1月15日以来の約4カ月ぶりの最低水準だ。

ウォン・ドル為替レートも10.4ウォン急騰、

韓国ウォンの下落で、1ドル1179.8ウォンと

2017年1月16日の1182.1ウォン以来の2年

4ヶ月ぶりの安値に下落した。

過去の事例では、1ドル=1200ウオンを超え

ると一気に下落が加速し、ウオン危機が表面化

する可能性を備えるされる。

G20の場が、文在寅が日本に直接泣きつける

唯一の場になるやもしれない土壇場だ。

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WHO 国際保健への10の脅威を発表

2019年05月10日 | Weblog
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世界保健機関(WHO)は、2019年に特に注意を

要する国際保健への10の脅威を発表した。

筆頭は「大気汚染と気候変動」。

人類の健康に対する最大のリスクとしている

のは、「大気汚染と気候変動」。

2番目には、世界の死亡原因の7割以上を

占めている糖尿病やがんなどの慢性疾患。

こうした慢性疾患にかかるリスクを高める

要因として、たばこやアルコールの摂取、

運動不足などが挙げられている。

10項目の脅威の内、感染症関連が6つを占めて

おり、主なものとして、時期も規模も予測

困難な次の新型インフルエンザの流行や抗生

物質が効かない薬剤耐性菌の拡大、アフリカで

流行が続くエボラ出血熱などが挙げられている。

注目すべきは、10項目の中に、ワクチン忌避が

入っていることで、非科学的な根拠から子供に

ワクチンを接種させない状況が世界各地で

起きていることを懸念している。

WHOは、これら10項目の脅威の対応に備え

「第13次一般作業プログラム」という5か年計画を

策定し,「3つの10億」達成を目指すとしている。

3つの10億とは、ユニバーサル・ヘルスケア

(国民皆保険)で医療が受けられる人の数を10億

人増やす、健康に関する緊急事態を心配せずに

暮らせる人の数を10億人増やす、3つ目は

よりよい暮らしやより健康な暮らしを送れる

人の数を10億人増やす、というもの。

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高血圧から腎機能低下も 定期的検査を

2019年05月09日 | Weblog
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一般的に、腎臓は血液をろ過して、血中の

老廃物を除去して、尿造り出し、体外に

排泄する機能を備えた臓器としか理解して

いないが、腎機能が損なわれると様々な

形で、身体に異常が現われる。

腎臓が備えている機能の中には、体内の水分

調節や、塩分やカリウムなどの電解質の

濃度調節、酸性物質の排泄、血圧などに

関係するホルモンの分泌、更にはビタミン

D3の活性化で骨代謝にも関わるなど、

多くの働きをしていると指摘されている。

腎機能が低下しても、自覚症状としては

現われにくく、また、むくみや倦怠感などで、

身体の異変に気付いた時には、既に腎不全の

一歩手前のことが多いので厄介だ。

加齢とともに、腎機能も衰えを見せるが、

一方で高齢者で、突然に原因不明の腎不全が

判明する人も増加しているとされる。

こうした人の中には、少なからず長年に亘り、

高血圧の管理が不十分であったために、腎

機能が低下した人が含まれるとされる。

腎臓は、塩分やカリウムなどの調節や血圧に

関わるホルモン産生などの機能を備えるため、

高血圧で腎臓がダメージを受けると血圧を

さらに上昇させる悪循環に陥ることとなる。

提唱されている腎機能維持のまとめとして、

*10年後を見越して早めに機能低下を止めよ

*腎臓は機能が落ちても自覚症状がない

*むくみ、倦怠感の異変は腎不全の一歩手前

*健診のタンパク尿は原因究明が重要

*予防に塩分制限、高血圧の管理が不可欠

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中國 鉄道負債87兆円 利益の2580年分

2019年05月08日 | Weblog
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中国の鉄道事業を運営する鉄路総公司の3月末

時点の負債残高が、過去最高の5兆2683億元

(約87兆2400億円)に達し、2018年通年の事業

純利益の2580分に相当する金額だった。

2018年の運輸収入は7569億元(約12兆5500

億円)で、うち客運収入は3570億元(約5兆

9200億円)、貨物輸送収入は3522億元(約5兆

8400億円)、純利益は20億4500万元(約339

億円)で前年の18億1900万元(約302億円)を

12・2%余上回り、過去最高だった。

経済の底上げに備えた相次ぐ鉄道建設投資の

増加で、2018年末の負債残高は5兆2134億元

(約86兆4300億円)だったが、年初からの投資

増で2019年3月末にはさらに増えて5兆2683

億元に達し、過去最高になった。

中国鉄路総公司の巨額の負債は、中央政府に

よる地方開発、経済発展策などの政策による

ほか、いざというときに備えた軍の迅速な

移動を目的としていることもあり、高速鉄道

網の急速かつ大規模な建設事業を続けている。

時速250㎞以上で走る中国の高速鉄道網は、

2018年末で2万9000キロを超えた。

この内、利益が出ているのは大都市エリアを

結ぶ北京と上海間の京滬高速鉄道、北京と

広東間の京広高速鉄道のみだとされる。

西南交通大学の教授は、鉄路総公司の資産

負債比率は65%前後で、資産は優良な国有

資産であり、債務は鉄道体制・メカニズムの

改革の深化といった措置により形成される

厳格なリスクコントロール制度を備えている

ので、完全に、適切に対処ができる。

リスクを適切にコントロールすれば、中国は

高速鉄道発展の新たな黄金の十年を再び迎え

ることが完全に可能だと自信をのぞかせている。

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中國 認知症1000万人 65歳以上では6%

2019年05月07日 | Weblog
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高齢化政策などが専門の大学教授の話では、

少子高齢化が急速に進む中国では、高齢者の

増加に伴う認知症患者のケアが喫緊の課題と

なって来ており、対応に備えて日本のシス

テムを参考にした制度が検討されている。

2018年末現在、60歳以上の高齢者は2億5000

万人いて、人口の17・9%になる。

65歳以上では、1億6700万人で12・0%になる。

2050年での推計では、60歳以上の人口は

5億人に達し、人口の35%を占める。

これは、世界一の高齢化率の日本の43%や

韓国の41%に比べれば、決して中国は最も

ハイスピードで高齢化する国という訳でもなく、

将来的に最も高齢化した国になる訳でもない。

しかし、人数で見れば世界一の高齢者の多い

国になることは間違いなく、高齢化に伴う

認知症患者の増加が大きな課題となる。

中国では、認知症の高齢者は1000万人で、

65歳以上では6%が認知症であることから、

高齢者数が5億人に達する2050年には、認知症

患者数は3000万人規模に達する可能性がある。

中国では、年金と医療保険は既に国民皆制度と

なっており、高齢者が定年退職すると年金を

平均月額で3000元(約5万円)~4000元ぐらい

受取れ、金額的には十分といえる。

しかし、現在、在宅で認知症ケアをする場合、

月に1万元以上必要となり、年金では足りない。

そこで、日本が制度化している高齢化に備え

社会保障と長期の介護保険が参考になるとする。

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「虫歯菌」も認知症発症の原因に

2019年05月06日 | Weblog
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虫歯菌のミュータンス菌は、バイオフィルムと

いうネバネバの膜を作り、他の細菌と集合体を

作り、歯垢となる。

虫歯の原因菌の代表であるミュータンス菌は、

コラーゲンに結合する特殊なタンパク質を

備えており、この菌が血管に入って血液と

共に脳に到達すると、脳血管のコラーゲンと

結合して、微小出血を引起す。

この出血自体が脳血管性認知症の原因となる。

また、ジンジバリス菌が影響するのが、

アルツハイマー型認知症だという。

アルツハイマー型認知症患者の脳を調べると、

細胞壁に付着していたジンジバリス菌の内

毒素が検出される。

この内毒素が脳に侵入すると、炎症が引き

起こされて、脳神経細胞外のアミロイドβの

沈着量が増えることなどが分かった。

アミロイドβが蓄積されると、アルツハイ

マー型認知症の発症につながる。

虫歯の放置は、認知症発症に密接に結び

ついているため、発症予防に備えて早期に

治療することが重要だ。

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韓国 白頭山の再噴火の研究が盛んに

2019年05月05日 | Weblog
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最近、韓国内では白頭山が再び噴火した場合、

韓国が受ける影響についての研究が活発化。

韓国など国際共同研究チームが、白頭山付近の

岩石を調査した結果、946年の白頭山の噴火が

有史以来最も強力な火山噴火だったとの研究

結果を報告している。

噴火では、約45メガトンの硫黄ガスが噴出し、

火山灰は、日本の北海道から本州北部、

グリーンランドの氷河にも達したという。

研究チームは、これを根拠にして、これまで

最も強力とされていた1815年のインドネシアの

タンボラ火山噴火よりはるかに多い量だとし、

白頭山噴火が有史以来最も大きい規模の火山

噴火だったと推定したとする。

報告では、白頭山が再び噴火し946年の噴火の

約半分(20メガトン)の硫黄ガスを噴出した

状況をシュミレーションした結果、火山の

噴出物が空を覆い、約3ヶ月で北半球の平均

気温が最大で0・5度下がることが分かった。

過去約100年間の人間の活動により、地球の

平均気温が0・85度上がったことを考えると、

非常に大きな気候変動といえる。

また、噴火時に北から強い風が吹いた場合は

韓国でも大規模な航空機の欠航や、灰による

水質汚染などの被害発生の可能性を警告。

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中朝国境の「白頭山」に噴火の兆候

2019年05月04日 | Weblog
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中朝国境に、山頂のカルデラ湖に神秘的な

青い水を湛える標高2744mの白頭山がある。

北朝鮮の金一族が聖なる山と崇める火山だ。

日本の東北大が、長年この山の調査研究を

進めてきているが、過去に何度か噴火の

兆候が報告されている。

2002~3年ごろに、火山性ガスの噴出が激しく

なったほか、2010年にはM6・9の地震も発生。

最近では、度重なる金正恩による核実験

度に、振動により噴火誘発が懸念された。

4月15日、韓国で白頭山噴火に関する検討会が

開かれ、研究者から昨年から山頂の湖を中心に

火山性地震の発生回数が増加しており、噴火の

兆候が認められると報告。

噴火すれば、一時被害は北朝鮮が被るが、

韓国と日本も降灰による被害は避けられない。

最近、韓国内でも白頭山の噴火に関する研究が

盛んになっているようで、964年の大噴火

調査報告も発表されている。

これに対し、韓国内では「また政府が北朝鮮に

カネをあげる口実を探しているようだね」

などと、ネット上では書き込みが激しい。

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北朝鮮との密貿易や瀬取りに精を出す韓国

2019年05月03日 | Weblog
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韓国で最大の発行部数を誇る国内紙が、韓国は

何故韓国籍の船で北朝鮮に原油を違法に輸送

するのか、とする論説で韓国政府の国連決議を

無視する卑劣な行為を非難している。

国の経済の存亡の危機に面している北朝鮮は

使用しうる船舶を総動員して、瀬取りや密輸に

従事させているが、生きてゆくには当然だろう。

国連決議に基づいて、朝鮮半島海域には、現在

瀬取りや密輸阻止に備えて、米国や日本だけで

なく、英、仏、加、豪、新など各国が海軍を

派遣して24時間体制で監視活動に当たっている。

だが、北朝鮮の侵犯に備えて、日常的に海上

境界線NLLの警戒に当り、多くの情報や取締り

用の船舶を保有する韓国が参加していないのか。

2018年夏、数十万トンの北朝鮮産石炭を密かに

韓国が密輸したが、もしこれが米国が問題化

していたら、石炭を使用した企業、電力会社や

鉄鋼会社、更には銀行までが制裁を受けた筈

だと指摘している。

国連対北制裁委員会と米政府の最近の報告では、

韓国製の精製油が韓国の船舶まで動員され、

相当量が北朝鮮に違法搬出されたという。

外国船籍の船舶が、韓国の石油基地が存在する

麗水や釜山、光陽などの港に幾度となく密輸

船が出入りしている事実が把握されている。

国内紙は、驚くべきことは、韓国港湾で密輸

行為が行われ、さらには韓国国籍の船舶までが

動員されているというのに、これまで韓国は

1件も摘発していないということだ、と指摘。

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山菜の季節 誤食に注意 群馬で男性死亡

2019年05月02日 | Weblog
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群馬県の72歳の男性が、4月20日に誤って

有毒植物のイヌサフランをギョウジャニン

ニクと誤って食べて、救急搬送されたと

発表されていたが、4月24日に死亡。

妻は、軽症だったという。

イヌサフランは葉の形がギョウジャニンニクに

似ているが、誤って食べるとおう吐や呼吸

困難を引き起こし、死亡することがある。

イヌサフランは植物全体、特に球根や種子に、

アルカロイドのコルヒチンを含有しており、

誤食すると嘔吐、下痢、呼吸麻痺などの

中毒症状を起こす有毒成分を備える。

3月下旬には、秋田市内のスーパー3店で、

有毒のスイセンが「ニラ」として販売され、

これを食べた60代の女性の購入客が、吐き

気や嘔吐の症状を訴え、治療を受けている。

ニラと葉の形状が似ているスイセンも、植物

全体、特に鱗茎にリコリンなどのアルカロイ

ドを含有し、誤食すると嘔吐や下痢を起こす。

このほか、誤食し易い山菜類には、セリと

有毒性を備えたドクゼリがある。

ドクゼリは、全草にシクトキシンを含有し、

誤食すると、嘔吐や下痢、けいれん、呼吸

困難などの中毒症状を起こす。

フキノトウに似たハシリドコロも危険で、

ハシリドコロは、植物全体、特にその芽、

葉にもスコポラミン、ヒヨスチアミンなどの

副交感神経を麻痺させるアルカロイドを含み、

誤食すると嘔吐、けいれん、昏睡、呼吸停止

などの中毒症状を起こす。

ヤマイモにに似たグロリオサの球根も危険で、

特に球根にアルカロイドのコルヒチンを含有

しており、誤食すると嘔吐、下痢、呼吸麻痺

などの中毒症状が起きる。

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奉祝 令和元年 時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、

2019年05月01日 | Weblog
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梅花(うめのはな)の歌三十二首并せて序



天平二年正月十三日に、師(そち)の老(おきな)の宅(いへ)に萃(あつ)まりて、

宴会を申(ひら)く。

時に、初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、

気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、

蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。

加之(しかのみにあらず)、

曙(あけぼの)の嶺に雲移り、松は羅(うすもの)を掛けて蓋(きにがさ)を傾け、

夕の岫(くき)に霧結び、鳥はうすものに封(こ)めらえて林に迷(まと)ふ。

庭には新蝶(しんてふ)舞ひ、空には故雁(こがん)帰る。

ここに天を蓋(きにがさ)とし、地を座(しきゐ)とし、

膝を促(ちかづ)け觴(かづき)を飛ばす。

言(こと)を一室の裏(うら)に忘れ、衿(えり)を煙霞の外に開く。

淡然(たんぜん)と自(みづか)ら放(ひしきまま)にし、快然と自(みづか)ら足る。

若し翰苑(かんゑん)にあらずは、何を以(も)ちてか情(こころ)を述(の)べむ。

詩に落梅の篇を紀(しる)す。

古(いにしへ)と今(いま)とそれ何そ異(こと)ならむ。

宜(よろ)しく園の梅を賦(ふ)して聊(いささ)かに短詠を成すべし。