大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

「虫歯菌」も認知症発症の原因に

2019年05月06日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        





虫歯菌のミュータンス菌は、バイオフィルムと

いうネバネバの膜を作り、他の細菌と集合体を

作り、歯垢となる。

虫歯の原因菌の代表であるミュータンス菌は、

コラーゲンに結合する特殊なタンパク質を

備えており、この菌が血管に入って血液と

共に脳に到達すると、脳血管のコラーゲンと

結合して、微小出血を引起す。

この出血自体が脳血管性認知症の原因となる。

また、ジンジバリス菌が影響するのが、

アルツハイマー型認知症だという。

アルツハイマー型認知症患者の脳を調べると、

細胞壁に付着していたジンジバリス菌の内

毒素が検出される。

この内毒素が脳に侵入すると、炎症が引き

起こされて、脳神経細胞外のアミロイドβの

沈着量が増えることなどが分かった。

アミロイドβが蓄積されると、アルツハイ

マー型認知症の発症につながる。

虫歯の放置は、認知症発症に密接に結び

ついているため、発症予防に備えて早期に

治療することが重要だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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