大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中國 認知症1000万人 65歳以上では6%

2019年05月07日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



         




高齢化政策などが専門の大学教授の話では、

少子高齢化が急速に進む中国では、高齢者の

増加に伴う認知症患者のケアが喫緊の課題と

なって来ており、対応に備えて日本のシス

テムを参考にした制度が検討されている。

2018年末現在、60歳以上の高齢者は2億5000

万人いて、人口の17・9%になる。

65歳以上では、1億6700万人で12・0%になる。

2050年での推計では、60歳以上の人口は

5億人に達し、人口の35%を占める。

これは、世界一の高齢化率の日本の43%や

韓国の41%に比べれば、決して中国は最も

ハイスピードで高齢化する国という訳でもなく、

将来的に最も高齢化した国になる訳でもない。

しかし、人数で見れば世界一の高齢者の多い

国になることは間違いなく、高齢化に伴う

認知症患者の増加が大きな課題となる。

中国では、認知症の高齢者は1000万人で、

65歳以上では6%が認知症であることから、

高齢者数が5億人に達する2050年には、認知症

患者数は3000万人規模に達する可能性がある。

中国では、年金と医療保険は既に国民皆制度と

なっており、高齢者が定年退職すると年金を

平均月額で3000元(約5万円)~4000元ぐらい

受取れ、金額的には十分といえる。

しかし、現在、在宅で認知症ケアをする場合、

月に1万元以上必要となり、年金では足りない。

そこで、日本が制度化している高齢化に備え

社会保障と長期の介護保険が参考になるとする。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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