大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

日向灘で最大級の地震 外所地震(1662年)

2019年05月15日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




1662年(寛文2年)10月31日、日向灘で有史以来

最大級の地震が発生した。

震源は日向灘沖の北緯 31・6度、東経132度、

地震の規模はM7・6とされ、現在の宮崎市の 

加江田川の河口付近にあった外所(とんどころ)

村が1mほどの地盤の陥没により水没した。

海没した村の名前に因んで外所地震と呼ばれる。

宮崎県内の大部分で震度 5 以上の揺れがあり、

現・宮崎市佐土原町(佐土原藩領)で6強、現・

延岡市(延岡藩領)で5強とされている。

地震によって発生した津波は、延岡から大隅

半島(特に宮崎市木花地区)を襲い、高さは

宮崎市付近で4 ~ 5m、延岡市付近で3~- 4m、

志布志湾付近で2~- 3mと推定されている。

推定では、死者が約200人、家屋損害が約

3,800世帯で、7つの村が水没した。

その後も、20~30年ごとにM6~7級の地震が

日向灘を震源として発生しており、南海トラフ

地震に備えた重点監視地域でもある。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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