中朝国境に、山頂のカルデラ湖に神秘的な
青い水を湛える標高2744mの白頭山がある。
北朝鮮の金一族が聖なる山と崇める火山だ。
日本の東北大が、長年この山の調査研究を
進めてきているが、過去に何度か噴火の
兆候が報告されている。
2002~3年ごろに、火山性ガスの噴出が激しく
なったほか、2010年にはM6・9の地震も発生。
最近では、度重なる金正恩による核実験の
度に、振動により噴火誘発が懸念された。
4月15日、韓国で白頭山噴火に関する検討会が
開かれ、研究者から昨年から山頂の湖を中心に
火山性地震の発生回数が増加しており、噴火の
兆候が認められると報告。
噴火すれば、一時被害は北朝鮮が被るが、
韓国と日本も降灰による被害は避けられない。
最近、韓国内でも白頭山の噴火に関する研究が
盛んになっているようで、964年の大噴火の
調査報告も発表されている。
これに対し、韓国内では「また政府が北朝鮮に
カネをあげる口実を探しているようだね」
などと、ネット上では書き込みが激しい。
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