OECDは、11月21日に韓国の経済成長率の
見通しを、9月に行った予測値の2・1%から
0.1ポイント下方修正し、2・0%とした。
9月の予測値でも0・3ポイントの下方修正を
しており、わずか2ヶ月の間に再び下方修正。
OECDは、韓国経済が備える現在の問題点に
ついて、世界景気の低迷や米中の貿易摩擦に
よる不確実性、半導体価格の下落などで
輸出と投資が減少していると指摘している。
加えて、日本にも通じる問題点だが、包容
的で持続可能な成長のためには労働移動率と
生産性を高めて、急速な高齢化に備える
必要があると指摘している。
また、労働市場の規制緩和やデジタル技術
教育などで女性や若者の雇用を促進し、
高齢者の雇用の質を向上させるなど労働
市場の改善に期待しているとしたという。
OECDは、韓国の今年の経済成長率見通しを
2・0%に引き下げた一方で、日本の成長率
見通しを5月時点の0・7%から1・0%に引き
上げており、その理由として日本の雇用
環境が備える好調さを挙げている。
また、今年の世界経済の成長率の見通しは、
米中貿易戦争を背景に2・9%と、2008~
09年の金融危機以降で最低となる見通し。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?