日本国内では、豚コレラが国内の一大産地で
ある埼玉県に感染が拡大し、政府は苦渋。
感染拡大阻止に備えたワクチンを接種するか
どうかの選択に決断を迫られるからだ。
だが、感染力や致死率の各段に高いアフリカ
豚コレラウィルスに占領された中国では深刻だ。
8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2・8%の
大幅上昇となった。
政府は物価上昇目標値を3%以下に設定。
CPI指数のうち豚肉が占めるウェイトは2・5%
だったが中国国家統計局は今年に入ってから、
2・35%に縮小したが、更に現在は2・15%に
引き下げられている。
理由は、豚肉価格の高騰が止まらないからだ。
便利な手法だが、元々統計数値が備える信頼
度の低い国だから、日常の業務の内だ。
アフリカ豚コレラの影響で、豚肉価格は上昇
し続けており、生産工場の出荷平均価格は
7月26日までの週で前年比43・1%高となって
おり、繁殖可能な雌豚の頭数が減少している
こともあり、今後共値上がりは続くとされる。
CPIへの算入率を限りなく引き下げたとしても
世界の豚肉消費量の半分以上を消費する中国で
豚肉不足と価格上昇は習近平にとっては、
香港問題より厳しい課題だと専門家。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?