大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国シェアリング企業「ほぼ全滅」

2018年04月23日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        




最近の中国では、シェアリングエコノミーが

急速に拡大して自転車シェアリングのみならず、

カーシェアリングのほか、携帯充電器シェア

リング、雨傘シェアリング、更には内容が

不明なトイレットペーパーシェアリング

までが誕生しているとされる。

中国国内の研究機関の発表では、2017年末

現在で、全国シェアリング企業190社が集めた

投資資金増額は約1160億元(約1兆9720億円)に。

各種のシェアリング事業への、新規参入者は

事業拡大に備えて資金集めに狂奔し、肝心の

地に着いたサービス拡充や事業計画は後回し。

結果は、既に経営破綻の嵐が吹き荒れている。

アナリストは、この状況から、シェアリング

エコノミーに3つの大きな欠点があると指摘。

1つ目は、業界の同質化現象が深刻で創造性を

備えていないこと。2つ目は、ビジネスモデルが

明確でないこと。3つ目は資源の支配・管理力に

欠けてることを挙げている。

爆発的に、急拡大した自転車のシェアリング

事業では、200社以上が参入したものの、

残されたのは利用されなくなった自転車の山で、

各都市で約200万台の自転車がごみに。

業界最大手の摩拝単車(モバイク)と2位の北京

拝克洛克科技(ofo)の市場シェアと95%と一気に

寡占化が進み、昨年8月には更なる市場拡大に

備えて日本にも進出し、今年4月奈良市内にも

10ヶ所ほどに赤い自転車が並ぶ拠点が。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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