習近平の新体制の発足に備えた主要課題を
決める「中央経済工作会議」が開かれた。
6項目の主要課題が決定されたが、1~3番は
昨年と同じで「マクロコントロール強化」、「農業
重視」、「産業構造調整」だった。
だが、4番目に新たに「都市化の推進」という
項目が挙げられている。
昨年、都市住民数が約6億9000万人となり
都市化率(都市人口率)が51.27%になった。
農村部から都市部への人口移動や農村部の
都市化が急速に進んでいること明らかになった。
沿岸部を中心に主要都市とされている110都市
では、急速な人口膨張で都市として備えている
べきインフラの整備が非常に遅れている。
このインフラ整備に備えた開発・整備の投資は
景気回復への大きな起爆剤となるだろう。
だが、一方で大きな問題は都市住民の内、都市
戸籍を持っているのは約4億2000万人のみ。
残りの約2億7000万人は農村戸籍であるため
賃金差別だけでなく、社会保障や教育、就職など
幾多の面で差別を受けている。
戸籍問題を放置したままで、いくら都市化推進の
名の下に資金投入をしても、内需拡大には結び
付かないだろうと早くも批判が高まっている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?
マンチェスターU MF香川真司選手