名古屋大学の地震火山研究センターでは、南海
トラフでの地震観測に備えて、三重県沖の南海
トラフの陸地側プレート上に4ヶ所の海底観測器を
設置して観測を続けている。
フィリピン海プレートンの潜り込みによって、熊野
灘直下の海底は年に約4cm、西北西方向に移動
していることが突き止められており、歪みが蓄積
されていることが判る。
研究センターでは、新たに超音波を送受信できる
機器を備えた円筒形の「海底局」を、尾鷲市沖
南東約120km、深さ33mのプレート境界より
陸側と、同南東170km、深さ42kmの大洋側の
2ヶ所にそれぞれ3基の海底局を設置した。
GPSで位置を確認した船上から超音波を発信し
返って来るまでの時間を測定して位置を確認する。
この位置確認により1cm単位で地殻変動の速さと
距離を把握して、データーを集積する。
年に2回ほど位置確認をして、2年後を目途に
南海トラフに蓄積されている歪み調査に役立てる。
南海トラフ全体の歪み調査と精度を上げるために
観測個所を増やすことが今後は必要となる。
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