上海交通大学医学院付属瑞金医院の医師らが
実施した９万８６５８人のサンプル調査結果では、
糖尿病患者数は約１億１３９０万人で、成人人口の
約１２％に当ると発表。
内訳では成人男性が１２．１％、女性が１１％。
また、糖尿病予備軍は４億９３４０万人に達し
成人人口の５０．１％にも上る。
１９８０年の推計では１％以下であったものが、
２００１年には５．５％、２００７年では９．７％に。
近年の著しい経済成長に伴う食生活の西洋化や
飽食が一般化し、糖分や肉類の多食で血糖値が
高い人が急増している。
糖尿病は、白内障や網膜症を引き起こし、失明に
至ることがある。
また、血液が粥状になり血栓を起して、心疾患や
脳梗塞に繋がる。
既に、国民病とさえ呼べるほどにまで広がった
糖尿病に対して国は早急に手を打たないと、医療
コストの増大だけに止まらず、国力の維持にも
影響を及ぼす危険性を備えていると警鐘を鳴らす。
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