大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

パリ協定(Paris Agreement)とは

2019年12月23日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



パリ協定は、2015年11月30日から12月13日まで

フランスのパリで開催された第21回国連気候

変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)

採択された気候変動に関する国際条約で、

2016年11月4日に発効した。

内容は、①協定全体の目的とし、世界の平均

気温上昇を産業革命前と比較して[2℃よりも

十分に低く]抑えること。(2℃目標)

更に、[1.5℃に抑えるための努力を追求する]

こと。(1.5℃目標)

②長期目標として、今世紀後半に世界全体の

人為的温室効果ガス排出量を、人為的な吸収

量の範囲に収める。

これは人間活動による温室効果ガスの排出量を

実質的にゼロにする目標。

更に、継続的・段階的に国別目標を引き上げる

仕組みとして、5年ごとの見直しを規定。

各国は、既に国連に提出している2025年~

2030年に向けての排出量削減目標を含め、

2020年以降、5年毎に目標を見直して提出する。

5年ごとの目標の提出の際には、原則として、

それまでの目標よりも高い目標を掲げること。

各国は、気候変動の悪影響に対する適応能力と

体制を強化し、長期目標達成を念頭に置いた

温室効果ガスの排出の少ない発展戦略を策定し

2020年までに提出することが求められている。

各国の削減目標に向けた取り組みや他国への

支援については、定期的に計測・報告し、

国際的な検証を行うための仕組みが作られて

おり、これは実質的に各国の取り組みを促す

仕掛が備えられている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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